自分の価値観で図らない
2016/09/01
世の中には色んな価値観があります。
自分が知らない価値観と言うのは自分の世界にないわけで
意識していないと全くそれを想像することができません。
でも、それではビジネスやっていけないよ。
と言う話をします。
先日、あるコンサル生さんと話していたんですけど、
そのコンサル生さんが消しゴムサイズぐらいの
ある商品を仕入れていたんですね。
新規で出品するってことで、
価格に関して話していたのですが
２９８０円で出品するって言ってました。
僕にはそれがどう考えても売れる気がしなかったので
『それは売れないっすよー』
『僕だったら９８０円で買うか迷うレベルですから』
なんて会話をしていました。
しかし、仕入れ値がそんなに安かったわけでもなかったので
取りあえず２９８０円で出して、
様子を見て逐一値下をしていくことにしました。
で、なんとその商品が普通に売れたんですよね。
商品名を出さないとイメージ湧きづらいと思うのですが
さすがに独占商品なんでそれはできないので例えて言うと・・・
レタスを１５００円で売る感じです。（笑）
その商品ジャンル、クオリティ、ボリューム的に
どう考えても適正価格は４８０円〜９８０円だろうと。
それを２９８０円で売るなんて、正気の沙汰ではない・・・
そんな感じだったのに、売れました。
しかも複数個ぽぽーんと。
このときに、反省しましたね。
『頭が固いなぁ』
と。
２９８０円で買う人がいるということは
そう言う価値観が存在するということです。
それを想像できなかったのはビジネスマンとして
致命傷なんですよ。
なにがマーケティングかと。
猛省した僕はその夜は一睡もできませんでした。
それは嘘ですが。
物販って特に、そう言うことが多いですよね。
逆も然りで『これは絶対に売れる！』と思っていた商品が
全く売れず、１００円に値下しても売れないみたいなことが
よくありますし、僕も経験してます。
だから、データに頼るわけですが、
利益額が大きくなってくればデータから離れたところで
勝負する必要もあるわけですから、
固定観念を捨てて見渡さないといけないときも
多々あるわけです。
まずは、『自分が知らないことがある』ということを
『知りましょう』
それが、ビジネスマスターへの第一歩かもしれません。