利益率に対する感覚はできるだけ厳しく持とう
2016/08/29
良くこのブログで、
コンサル生さんとかの成果報告をします。
で、人によりけりですが、
利益率が30%とかの人も多いですし
50%以上の人もいるわけです。
そうすると、メールとかで
『本当にそんな利益率出るんですか?』
と聞かれるんですよね。
まず、ここで言う利益率は投下資本利益率ですので
50%ぐらいだとしたら売上高利益率に直すと
大体35〜40%ぐらいになると思います。
個人でやる物販に関しては、
仕入れ値とその他ちょっとしか経費がかからないので
当然利益率は高くなります。
仕入れ値→売上だけの利益率でいったら
企業の方が圧倒的に高いのですが、
そこに広告費や人件費、場所代などがかかりますので
それを見込んだ利益率はかなり低くなります。
そういう意味で、個人の規模の物販には
企業が参入できないんです。
黙っててもかかる経費がありますので
そんなことをちまちまやってる暇はないと。
話を戻しますが、
ですので個人の物販は意外と利益率を
高くすることができるのです。
で、その上でですが、
コンサルをしている人がなんで高めの利益率を
出せるのかの一つの要素をお伝えします。
ただ、聞いてもぱっとしないと言うか、
「何だよそれ。」となると思いますが、
まぁ、聞いてください。
その要素は
「利益率はもっと高くできると思ってもらってるから」
です。
良くコンサル生さんとやり取りをしていて思うのですが
利益率30%ぐらいだとおそらくみなさん
「まだまだ低いなぁ・・・」
と思ってると思います。
これは、もっと利益率は高くできますよ。
と常にお伝えしているからですし、
仕入れの際にもっと高い基準でやってもらっているからです。
実はここが大きな違いになるのです。
例えば利益率30%とか無理でしょ。
と思っている人がいたとして、
当然仕入れの際には利益率15%とかで基準を設けて
仕入れをしますよね。
で、目標の仕入れ値が50万だったとしましょう。
そのまま仕入れをすれば、仕入れたものの平均の利益率は
やっぱり15%〜20%になります。
一方、利益率はもっと上げられるんだ!!
と思っている人がいたとします。
すると、仕入れ時の基準を利益率30%とかで
設定してリサーチをするわけです。
目標の仕入額が50万円だとしたら
当然、前者の人よりもなかなかクリアできません。
前者の人が仕入れた商品は
『基準以下』になってしまいますので
スルーするわけですからね。
しかし、50万は仕入れないといけない。
だから、リサーチに工夫をするし、
色々と試行錯誤をするわけです。
その積み重ねが利益率の高さになります。
この利益率に対する感覚と、
基準値の違いだけで結果が恐ろしく変わります。
保障しても良いですが、
利益率30%ぐらいであれば
どんな人でも必ず実現できる数字です。
もしできていないなら、何かが間違っているのです。
それはやり方が違うのかもしれませんし、
作業量が足りないだけかもしれません。
それらを改善するためには
まず「利益率はもっと高くできる」
ということを認めないといけません。
それがないと、そこに向けて努力することも
できないですからね。
とりあえず「できる」と信じてみてください。
すべてはそこからです。