物販ビジネスマインド

仕入れのプレッシャーによる病気@輸入転売ビジネス

2016/08/26

輸入をはじめて1ヵ月もすると、
ほとんどの人がかかる病気があります。

それが

『仕入れ値達成しなくちゃ病』

です。

この病気を発症すると、
何故かどんどん数字が悪くなっていき、
資金の回転もおぼつかなくなります。

ぼくもこの病気にかかった原因があります。

今日は、その病気の詳細と、
改善方法をお伝えしたいと思います。

皆さんの中にもこんな経験をしたことがある方がいらっしゃると思います。

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リサーチを始めて小1時間。

今日はどうもリサーチの調子が悪い。

1日の目標仕入額は2万円。
現状で2000円分しか仕入れられていない。

ちょっと気持ちが萎えかけてきたときに
売れ行きは良くないけれども
基準の利益率の商品を見つけられた。

『やった!コレで目標の仕入れ値に近づける!』

商品代金は1つ6000円。
売れ行き的にいつもであれば
1つか2つしか購入しないのだけれども
何となく3つ買ってなんとか目標を達成した。

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はい。

分かる人はものすごく共感してくれると思います。

上記出来事の一番の問題点って何か分かりますか?

無駄に在庫を持ってしまったこと?

ちょっと違います。

小1時間で気持ちが萎え始めていること?

まぁ、それはそうですが、違います。

一番問題なのは

目標がすり替わっていること

です。

あくまでもリサーチをする目標は

『稼ぐため』

なはずです。

ですが、そんなことは重々承知していても
いつの間にか

『目標の金額を仕入れること』

が目標にすり替わってしまうのです。

これが

『仕入れ値達成しなくちゃ病』

病の原理です。
(そのまんまですね笑)

目標が『仕入れ値の達成』になっていますので
ある意味仕入れた段階で目標が完遂されてしまいます。

本来の目標はそれが売れて初めて完遂されますので
大きくズレが生じているんですよね。

ですから、当然そのズレが数字として現れる。
単純な話ですね^^

これは投資とかで、
基準に達していないのに何となくエントリーしてしまったり
パチンコとかで出なさそうな台なのに座ってしまったりという
現象に近いですね。

資金が無限にあればそれでも良いですが、
ほとんどの場合は限られた資金の中で
仕入れをしていくはずです。

であれば、その中で最大限の利回りを
生んでいかないといけないですよね。

『仕入れない勇気』

も時には必要だと言うことです。

もしくは目標を仕入額に設定するのではなく
『利益額』に設定するのも効果有りです。

とにかく、意識しないといつの間にか
この病気に冒されてしまいます。

心当たりがある方は
意識して改善するようにしましょう^^

 

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