利益の計算方法、どこまでが経費でどこからが粗利益か@輸入転売ビジネス
2016/08/26
ブログなどで、
コンサル生さんの成果報告などをしていると
『あの計算は何を基準に出しているものですか?』
と質問をいただくことが良くあります。
ということで、ある程度こんな感じ!
と言うことを記事にしたいと思います。
まず、基本的な考え方としては
『純利益は計算する必要がない』
と言うことです。
物販において数字を出す『意義』としては
1円単位で利益を管理するためではなく
今やっていることが正しいかどうか判断するため。
だと思っています。
そもそも1円単位のお金の増減は
銀行口座を見るのが一番確実なわけで
わざわざ細かく計算して算出するのは
ただの自己満足の範囲でしかないと思います。
その数字を見ることによって、
今やっていることは正しいのか
正しくないのか
正しくないのならどこが悪いところなのか
と言うことが判断できれば
数字としての役割を活かせている
と言う判断になるわけですね。
ここまでは問題ないと思います。
ですので、基本的には『粗利益』で
数字を管理していきます。
ではその『粗利益』をどういう基準で算出しているかというと
単純に
入金額ー仕入れ値
です。
入金額はそのままですよね。
Amazonで売るなら、手数料を引かれたお金が
入金されますが、それを見るわけです。
問題はどこからどこまでを『仕入れ値』
とするか。
と言う話ですが、
ぼくは商品が日本に届くまでのコスト
を仕入れ値として定めています。
つまり・・・
商品代金
アメリカ国内送料
転送料
通関手数料
関税
上記のものはすべて『仕入れ値』として捉え
納品にかかる送料
ラベルや印刷代
Amazon契約料
保管手数料
などは『その他経費』として
捉えると言うことです。
後者のその他経費は、
どれも1商品に分配して考えると
些細な金額となります。
ですので、先ほどお伝えしたような
『そこまで計算する必要のない部類』
にはいるという考えですね。
上記のように数字を算出してもらっているイメージです。
(もちろん、人によって微妙に違います)
当然、経理上はこんなどんぶりじゃダメですよ。
あくまでも『ビジネスを改善していくための数字』
としての扱いですからね。
物販がうまくいっていないケースで
この辺りの数字の捉え方が定まっていないという
パターンが結構あります。
余計に細かく数字を管理しすぎていたり
全く数字に無頓着だったり。
この辺りのバランス感覚は非常に重要です。
今日の記事も、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです^^