プライスターの赤字ストッパーはどこに設定するか問題
2016/08/25
以前より、Amazonで販売をするなら
必ず導入しましょう。
とごり押ししているプライスター。
もちろん、僕も使用していますし、
使用した人の中には、導入後、
一気に売り上げが倍増した人もいます。
で、そのプライスターで自動価格設定ができるのですが、
そのまま自動価格設定をしていると、
ありえない金額まで該当商品の値段が下がってしまった時に、
もちろんそこまで付いていってしまうので、
大きな赤字になる。ということもありえます。
そこで、『赤字ストッパー』という機能があり、
この機能を使用することによって、
設定した金額以上に価格が下がらないようにすることができます。
なので、この『赤字ストッパー』を
どのぐらいの金額に設定するか悩んでいる人が
結構多いんですよね。
ということで、そこに関する考え方を
今日は解説しようと思います。
一番基本的なのは『赤字ストッパー』という名の通り、
損益分岐点付近に価格を設定する方法です。
そうすれば、赤字で売れることは事実上なくなり、
平均で高い利益率が見込めるようになります。
しかし、損益分岐点いかに値下がりした商品に関しては
まずカートを取れなくなりますので、
売れる可能性が限りなく0になります。
それによって、回転が悪くなることもあります。
逆に全く設定をしない方法
(ぼくはこれです)
どんな金額にも付いていくわけで、
理論上最大の回転が期待できます。
しかし当然ながら、赤字で売れる商品もあるため
おそらく前者の方法よりはトータルの
利益率が悪くなります。
上記2つを比べると
『利益率』をとるか
『回転』をとるか
という比較になっていますが、
実は他にも比較したい要素はあります。
それが『時間』ですね。
商品が手元に残り続ける限り、
多少なりとも労力はかかりますし、
現金化されない分、投資に回すお金のペースが
ゆっくりになるわけでそこに機会損失があります。
そういう意味では
前者は『利益率重視』
後者は『回転・時間重視』
と比較することができ、
時間効率がいい分、後者の方がいいのでは。
と僕は考えています。
もちろん、キャッシュがどの程度あるかで
大きく判断は変わってきますが、
キャッシュを大量に持っている人の方が少ないはずですので
基本的には後者のやり方の方がいいと思います。
もちろん、事故が起きないように
(例えば他の出品者が間違えて1円で値付けをしてしまうとか)
ある程度のところにストッパーを設定しておくのは
ありだと思います。
ですが、損を全くしないところに設定するのは
ちょっともったいかな。と思います。
赤字ストッパーで赤字をなくすのではなく、
赤字はしっかりと受け入れて、
リサーチで赤字を減らしていくのが
本来のやり方ですからね^^