ビジネスマインド

目標の作業をこなせないのは気合いが足りないせい?

2016/08/22

個人のビジネスは非常にシンプルなので
基本的には作業量がそのまま
利益に直結します。

もう少し大きなビジネスになると、
作業すればいいというものではなくて
しっかりと方向性を定めないと
やればやるだけ損をするみたいなことが起こりますが

個人のビジネスは文字通り『個人』で
やるものですから固定コストが小さく
やったらやっただけ利益が上乗せされるような
モデルとなっています。

だから、やれば稼げる。のです。

にもかかわらず、稼げないほとがいるわけですが
その理由は上記のことを考えると明白ですよね。

『作業量が足りない』

それだけです。

もちろん、利益を得る方法はたくさんあり、
その中には効率の良い悪いもあるのですが
時間をかけて効率の良いモデルを探すよりも
とりあえず何か見つけたビジネスを
とにかくやりまくる方が早く成果が出ます。

で、じゃあ稼げていない人=作業が足りない人
はなんで作業ができないのか?

気合いが足りていないと言ったらそれまでですが
思った以上に人間の気合いって欠陥品ですし
気合い頼みで作業量を増やせればそもそも
苦労をすることはないのです。

というか、気合いというものは

『よし!今から気合いだすぞ!』

と自然発生するものではなく、
その背景に『動機』があって初めて
体の中に満ちあふれます。

つまり

何か達成したい目標がある

そこに向けての気合いが出る

作業量が増える

目標を達成する

という構図になっているんですよね。

で、ビジネスを始める人のほとんどは
当たり前のように『目標』を持っているはずです。

・3ヶ月後までに10万稼ぎたい
・1年後に100万稼ぎたい

などなど。
その人の状況に合わせてあらゆる目標が存在します。

そして実は目標の作業をこなせない理由がそこにあるのです。

目標というのは立てればいいというものではなく
そこに具体性や明確な欲望がないといけません。

例えば3ヶ月後に10万円稼ぎたいとしたら、
それを達成すると何ができるのか?
なんのためにそれを達成する必要があるのか?
それを達成するとその先にどんな発展性があるのか?

それらをしっかりと認識していないと、
目標を立てても意味がありません。

目標が形骸化してしまい意味をなくしてしまうのです。
意味をなくすということは目標は一応あるけど

『達成しなくても別に良い』

目標になってしまいますよね。

こうなるとそこに向けての作業も当然こなせません。

目標は常に必達であるべきです。
しかし『必達だ!』と思い込むだけでは
相当意志の強い人じゃない限り
かなりの確率で反故にします。

ですから、なるべく目標に欲望や具体性を絡ませて
『その目標を達成しないと困る』レベルまで
突き詰めることが求められます。

もし、今作業に身が入らなくて困っている方がいらっしゃいましたら
『目標設定』という部分をもう一度
考え直してみると状況が改善されるかもしれません^^

 

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