PayPalが一部決済事業から撤退
2016/08/22
輸入ビジネスをやっていたら
絶対に使ったことがあるPayPal。
かの有名なイーロンマスクが立ち上げた
決済代行の世界有数企業であり、
一旦ebayに買収されましたが、
去年の夏に、また独立を果たしています。
で、僕らが使うのはオンライン決済なので
今回のPayPalの発表による
影響はないのですが、
撤退するのはカード決済事業からですね。
実は、クレジットカードに関する
業界全体のポリシーが変わりまして、
全てのカードを最終的に『IC読み取りできる』
ようにしなければいけない流れになっているんです。
あの、カードの下の方にある黒い磁気シートみたいな
端末に『シュッ』ってやるやつが、
最終的には絶滅する。ということですね。
で、IC対応にするためには
それ相応の先行投資が必要になります。
単に磁気カードを作るよりもコストがかかりますからね。
そして、今はクレカ決済の業界は
『超価格競争』にさらされています。
如何に手数料が安いかを各社競い合っているんですね。
PayPalもその流れの中にいましたので、
そういった安い手数料で運営をしながら、
ICへの先行投資をすることに旨味がなくなったのでしょう。
結論、撤退することにした。
そういうことかと思います。
これっておそらくどの会社も同じ悩みを
持っていると思いますので、
今後のクレジット決済周りの状況は
著しく変化していくと思います。
株式投資をしている僕としては、
逆に狙いやすい業種だと思っていますが^^
まぁ、先ほど書いた通り、
ネット仕入れをしている僕らには
直ちに影響があるものではありません。
が、数年もすれば、ネット決済の形も
すこしずつ変わっていくと思われます。
そうなれば、何かしらの対応も
視野に入れる必要があるわけです。
全く関係のないと思えるニュースでも、
よく考えてみるとビジネスのヒントになります。
この辺りの勉強は続けないといけないですね^^
あ、あと、もしクレジットカード決済で
『決済してもらう側』の方がいらっしゃいましたら
(お店側ですね。実店舗でも、ネットでもです)
知り合いにめちゃくちゃ手数料の安い
クレジット決済代行システムを運営している人がいるので
連絡をもらえれば紹介できます。
ネットで独自商品を販売していて、
規模的にクレカ決済の審査が通らない。
という方も連絡いただければ高確率で
導入することができます^^
興味のある方はメニューバーの
『お問い合わせ』からご連絡ください^^