投資と利益率 〜ROIの話〜
2016/09/06
輸入をしている、というか物販をしている以上
『利益率』
とは永遠に付き合っていかないといけません。
僕は常々、
『輸入ビジネスを投資として捉えてください』
と言っていますが、
その為には『利益率』をしっかりと
理解しないといけません。
大きくわけると2種類の利益率があります。
1つが『売上高利益率』
利益÷売り上げ×100
で表される利益率の事です。
これは
『売り上げのうちどの程度の割合が利益なのか』
を表す数字で、
一般的に利益率というとこの売上高利益率の事です。
で、もう一つが『投下資本利益率」というもの。
利益÷仕入れ値×100
で表します。
一般にROIと呼ばれるものですが、
こちらの方が比較的マイナーです。
ですが、個人で物販やっている人には是非
後者を利用してもらいたいです。
もともとROIは投資の世界で使われる指標ですので
輸入ビジネスを投資と捉えて進めていくにあたって
非常にマッチした数字だという事が言えるからです。
例えばROIが30%だとしたら
(1000円で商品を仕入れたら1300円になって帰ってくる。
という事です)
後は、資金がいくら使えるかで、
大体の稼げる金額が判明しますよね。
100万円投資したら30万円が帰ってくるという事です。
帰ってきた金額も含めて毎月運用すれば
初月 130万
2ヶ月後 169万
3ヶ月後 210万
4ヶ月後 270万
と言ったように、ROIの分だけ資金が
ふくれあがっていく事になります。
現実はこんなにうまくいきませんけどね(笑)
ただ、こういう風に輸入を捉えていただけると
きっと成長が早いはずです。
要は、資金か利益率。
このどちらかを向上させれば
勝手に利益が増えるという事ですから。
資金は一気に増えるという事はなかなかありませんから
言ってしまえば利益率をどうするか。
って言うのが唯一の課題と言っていいでしょう。
だから、利益率を向上させる行動をしていれば
どんどん成果は良くなっていくはずです。
しかし、その他にも要素はあります。
それが『回転率』と『在庫リスク』と『労力』です。
利益率を基軸に、上記の部分までケアできれば
確実に利益は出ます。
確実に。です。
次回は『回転率』に関して分析していきたいと思います。
お楽しみに^^