ビジネスマインド

欲しい情報しか得ようとしない弊害

2016/08/19

最近すごく思うのですが、
情報の吸収の仕方がすごく狭くなっているような気がします。

幸か不幸か、インターネットというものがあり、
欲しい情報をそのままダイレクトに
得ることのできる時代になりました。

それはそれで素晴らしいんですけど、
その一方で『欲しくない情報』に触れる機会が
すごく減ってしまっている気がします。

例えば、僕は小さい頃に
辞書を先頭からずっと読んだりしていました。
特に何を調べるでもなくとにかく先頭から
読んでみるんです。

そうしているうちに無意識に
語彙が増えたりしたはずです。

インターネットだけじゃなくて、
今や雑誌とかも専門誌が増えてきて
例えば昔だったら『釣り』の雑誌!!
とひとくくりになっていたものが

川釣りの雑誌
海釣りの雑誌

のように細分化されてきていて
もっと言えば海釣りにしても

磯釣りの雑誌
投げ釣りの雑誌
波止釣りの雑誌

みたいな超細いジャンルのものまで出る始末です。

もちろん、専門性が深まれば深まるほど
そのものに対しての知識は増えるでしょうけど
その文、周辺知識というか、
広い好奇心みたいなものが薄れてしまっているような気がします。

で、ビジネスにおいては
自分が必要ないと思っていた知識が
急にアイディアとして結びついたり
全く関係のないビジネスの本を読んでいたら
とてつもないヒントを見つけたり。

ということがよくあります。

『欲しい情報』

だけを追い求めるとそのような
『偶然の出会い』がなくなってしまうんじゃないか?
という危機感を感じています。

ですので、
普段から興味のない範囲までできるだけ視野を広げるようにし
少しずつでも広い知識を持つ努力を
怠ったらいけないな。とさっき勝手に考えてました。

特に、こういう情報発信なんて、
発信に面白さがなくなったら終わりですから
絶えず情報を集め続けなくてはいけません。

しかも、その情報があまりにも偏ったものになると
これまた終わってしまいます。

情報を吸収し続けよう。

というのはビジネスマンである以上当然のことですが
それプラス

『広く』情報を吸収しよう

というのもこれからの時代は
ポイントになってきそうですね^^

 

-ビジネスマインド