今日の出来事

喉をやるたびに思うこと

2016/08/15

少し前まで扁桃腺が腫れに腫れていまして、
一番ひどいときはしゃべれない状態でした。

声を発することはできるのですが、
腫れた部位がリンパを圧迫するので
口がうまく開かないので滑舌が最悪。

もともと、この病気で入院したことが、
会社を辞めるきっかけになったのですが
(肺にも穴が空いていましたが笑)
それからのお付き合いなんで5年ぐらい
こいつと戦っていることになります。

もう癖になってしまっているので、
根本的にこいつに勝つためには
手術で扁桃腺を取るしかありません。

今回の発症でさすがに手術することを
固く決心いたしました。
6月頭に手術しよう。

さらば!扁桃腺腫れるやつ!!

ということで、
当社の収益の一つの軸である『情報発信』
その一部分を担っている『音声系コンテンツ』

音声ブログとかニコ生とかですね。

喉の調子が悪いときは、
お休みせざるを得ないわけです。

擬似的に

『体を壊してビジネスが止まる状態』

を体験できたとも言えます。

もちろん、社員もいますので僕が寝込んでいても
物販などの作業は進みますし、
声がダメでもこうやって文字で訴求することもできるので
そんなに困るわけでもないのですが、
改めて『体に頼るビジネス』のリスクを感じました。

特に、こう言った情報発信ってブランドが命ですので
今の僕のやり方だと、仮に僕が死んでしまって、
社員がかわりに発信して成り立つかというと、
もはやそれは別物になってしまい、成り立ちません。

極めて脆いビジネスモデルだなぁと思います。

が、だからこそオリジナリティーがそこに感じられますし、
僕も僕で、かわりの効かないという承認欲求を満たすことができます。

なので、今のこの仕組みを変えるつもりは全くないですし
その分他の部分でその弱さを補填しないといけないと思っています。

かなり合理主義な自分ですが、
ビジネス全体の戦略というか方向性に関しては
合理的だとつまらないと思っています。

ビジネス自体は自分の好みややりたいことを重視して、
その中の細部に合理的な仕組みを求める。
これが僕の信念です。

という意味で、今回体調を崩したことによって、
色々と考えることができました。

でも、一番に思ったのが文字の強さですね。

どんなに体調が悪くても、悲しい思いをしていても、
文字が強ければそれを感じさせずに読んでもらえます。

音だと難しいですよね。
どうしてもトーンやリズムに感情が乗ってしまいます。

そう考えると『テキスト』の安定性というか、
ある意味デメリットでもある『動かなさ』が僕は好きです。

話は戻りますが、
目をキラキラさせて働いているかっこいい人って
だいたい『かわりの利かない仕事』をしている人なんですよね。

効率化を求めた先にそれがあるかというと疑問な部分もあり、
効率化とやりがいのバランスを個々にしっかりと
考え、作っていくことがもしかしたらとても重要なのかもしれません^^

 

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