物販ビジネスマインド

実力とともに多くなっていく在庫数。初心者はミニマムでいきましょう。

2016/08/14

物販は基本的に在庫商売です。

 

無在庫販売は例外として、有在庫の場合は
常に在庫リスクとバランスをとりながら
仕入れ販売をしていく必要があります。

この辺りについてのご質問はすごく多くて

 

『初心者のうちは在庫ってどのぐらい持つべきですか?』
『こういう条件の商品があるのですが、
どのぐらい仕入れていいと思いますか?』

 

などなど。皆さん在庫に関しては不安があると思います。

 

僕の持論として、在庫量は実力と比例すると思っています。

ここでいう在庫量とは、倉庫に納品している在庫の総数ではなく
1商品あたりの在庫量のことですね。

 

例えば、10種類の商品を10個ずつ計100個在庫を持つのと
100種類の商品を1個ずつ計100個在庫を持つのとでは
圧倒的に後者のほうが売上効率が高いです。

ただ、1種類あたりの在庫数が少なければ少ないほど、
売り切れの可能性が高まり、機会損失のリスクも増します。

 

ですので、このバランスを取るのが大事なのです。

 

商品あたりの在庫をたくさん持つ
→販売機会が増加、回収スピードの低下

商品あたりの在庫を少なく持つ
→販売機会の減少、回収スピードの上昇

 

という特性になっていますので、
これを、今の自身の状況に合わせて判断していく必要があります。

 

ここからは僕の考えなので、参考程度にしていただきたいのですが
僕はまず、初心者の頃は在庫は1つしか持たなくて良い。
と思っています。

 

第一にまずリサーチがまだまだ未熟です。
売れると思っていたほど商品が売れないことなんて
ざらにありますので、できるだけリスク重視で取り組みたい。

 

また、最初のうちは資金が少ない方もいらっしゃいます。
そんな時に10種類100商品仕入れて資金がいっぱいになったら
単純に100種類仕入れる場合よりも
リサーチが1/10しかできていないことになります。

 

これは経験の上でも損だと思います。

 

ですから、始めたばかりであればあるほど
在庫は持たないようにするべきだと思っています。

 

で、ある程度経験と実力がついてきたら。

売れ行きなども正確に判断できるようになると思いますので
少しずつ種類あたりの在庫数を増やしてもいいと思います。

 

そして、さらに上級者になると交渉などで
ネットショップやメーカーと直取りをするようになります。

こうなってくると自然と在庫を大量に持つことになりますね。
ここまでくれば判断を間違えることもそうそうないでしょう。

 

そういう意味で、種類あたりの在庫数を平均でどのぐらい持っているのか?
という問いが、その人のプレイヤーとしての実力を測る
ものさしになると言えそうです。

初心者のうちはリサーチが大変なんで、
見つけた商品はできるだけたくさん買いたくなると思います。

 

ですが、そこはぐっとこらえてリスク重視で
仕入れをしていきましょう( '-' )

 

しばらくすれば嫌でも大量に仕入れるようになりますので
それを夢見て今は我慢です!

それが一番あなたのためになりますので!!

 

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