仕組み化・外注化

外注で雇うべき適正な人材の見極め方

2016/09/18

 

ビジネスってあるレベルまで行き着くと
必ず『人を使う』ということが必要になります。

もしかしたら、将来的にはそこを
AIなどに任せられるのかもしれないけど
今はまだ、人の手が絶対に必要です。

それは外注かもしれないし、
アルバイトという形かもしれないですが
どちらにせよ『人を使う技術』は
かなり重要なポイントになるわけです。

外注をすることによって
この技術を身につけながら
仕事を効率化することができます。

今回の記事では、
そんな外注さんの選び方、
というか基準について解説します( '-' )

 

 

 

性別について

 

まず、大事になってくるのが性別ですね。

男女雇用機会均等が叫ばれて久しい現在ですが
どうしたって男女間に『違い』は存在するわけです。

そもそも違いがあるのに、全く同じ環境で。
という理論に無理があるというか、
むしろそれでお互いの首を絞めることになるような
気がしているのは僕だけでしょうか?
まぁ、ここを詳しく書くと叩かれそうだからこのぐらいにしときますが。

 

男性と女性にはまだまだ違いがあります。

 

例えば主婦(夫)はまだほとんどが女性だろうし、
会社で役職を持っているのは男性が大半だろうし
親の介護は女性がすることが多いだろうし。

社会の中での役割がそもそも違うケースが
この世の中でもたくさんあるわけです。

 

で、それに当てはめて考えてみると
外注さんは女性の方の方が優秀なことが多いです。

 

これもまた語弊を生みそうな理論なのですが、
男性と女性では外注サイトに登録している理由が
少し違う事が多いんですよね。

正直、相当優秀な人じゃない限り、
外注での収入は下手したらアルバイトよりも劣ります。

それでも外注で頑張って仕事をするのは
『アルバイトすらできない事情があるから』
だったりするわけです。

それは、

 

・子育てをしていて外にでられない
・介護があって忙しい
・病気などで外出が難しい
・海外に住んでいて日本の仕事がしたい
・専業主婦で夫に内緒で
・会社を首になってしまいそのつなぎで

 

などなど、様々な理由があるわけです。

 

そして、これはあくまでも『統計的に』ですが
男性が外注サイトに登録している場合の理由には
『その人自身の能力に問題があるケース』
が結構多いのです。

 

何かしらの問題があってアルバイトすらできない、
というか、気持ち的に面接とか行きたくない。

極端に言うとこんな感じ。

内的要因で、外注の仕事をしている。
というケースが非常に多く見受けられます。

 

一方、女性の場合は外的要因で外注の仕事をしている方が多いです。

家事や育児で外に出られないから、
隙間時間で少しでも仕事がしたい。

のような方が大多数ですので、
内的な問題ではなく、外的ないわゆる不可抗力な問題で
外注をしている方が多いわけで、
その分、実は超優秀だった。というケースが少なくありません。

 

外注の仕事をしている男性をdisっているわけではありません。
僕も企業当初、少しでも仕事を。と思って、
外注サイトに登録していた事もありますし。

 

ただ、統計的には男性の方の

『ばっくれ率』

が女性の4倍以上なのも事実なんですよね・・・

 

能力について

 

外注さんの中にはあるジャンルの仕事に特化した
プロフェッショナルもたくさんいらっしゃいます。

確かにそういう方に仕事を依頼すると
クオリティの高い仕事をしていただけます。

ですが、その分報酬は高くなります。
当たり前ですよね。

 

能力が高いということは、
需要がそこにはあるはずです。

需要に対して、仕事ができる人間の時間は決まっていますので
時間以上の依頼があれば単価が高い方から
仕事をこなしていくはずです。

ですから、個人規模で外注をする際には
『能力』だけで人を選ぶのはあまり良くありません。

 

それに、外注に慣れていたり、
スキルが高い人をまだ自分の外注スキルが少ないうちに
雇ってしまうと関係性が逆転してしまいます。

なぜか、相手方から要求を数多くされて
いつの間にかそれを飲まないといけなくなっている。
なんてことも往々にして起こります。

 

ですから、本当に優秀な方を見つけようとは
しなくていい。というのが僕の考えです。

 

ある程度仕事ができるレベルの方であれば
僕たちが頼む仕事レベル的には十分ですし、
いくら能力が高くても性格が悪ければ
長くお付き合いはできませんからね。

能力よりも人柄の方が大事なことって多いです。

 

年齢について

 

年齢によって差別をするのは良くありませんが
その方の歳により得意なものの傾向が違うのは事実です。

 

当然ながら、WEB関係の仕事に関しては
若い人の方が理解が早いです。
インターネットが世の中に出てきたのが
まだ最近のことですからね。

Googleもできてまだ20年ぐらいですから。

 

例えば20歳の子ですと、生まれてからずっと
インターネットに触れて生活をしています。

一方40歳の方は約人生の半分を
インターネットと過ごしてきているわけです。

違って当たり前ですね^^

 

同時に、やはり年齢が若い方が、
仕事を覚えるのが早い傾向にあります。

 

ですから、仕事をしてもらう。
特にネットを使った仕事をしてもらう場合は
年齢が若ければ若いほど効率的だと言えるでしょう。

 

ただし、逆に言うと年齢が若ければ若いほど
社会経験がない方が多くなります。

まぁ、これこそ個人差が大きな部分ですが、
統計的に見ればそういう傾向があります。

(なぜかこの傾向に矛盾して、
大学生の子は異常に礼儀正しいことが多いという
外注あるあるがあります笑)

 

僕が外注をずっとしていて
自分なりにベストだなぁ。とおもうのは

26歳〜34歳

ですね。

 

だいたいこのレンジの方ですと、
良い方がすごく多いです。

ただし、これはおそらく僕が30歳だからです。

やはり、自分の年齢に近い。
というのも重要な要素です。

 

特に自分よりもかなり年上になると
うまくいかないケースが多くなります。

まぁ、仕事を受ける側の方も
10歳以上下の人間に指示されるのは
あんまり快くないでしょうからね。
(それでも登録している以上、
そこは我慢してやりなさいよって思いますが笑)

ですから、自分の年齢も考慮した上で
各世代の傾向を見極め、チョイスしたいですね。

 

職業について

 

外注サイトには色々な方が登録をしています。

 

会社員の副業で登録している人
専業主婦の方
兼業主婦だけど登録している方
学生さん
海外在住の方
フリーランスが本業の方

 

などなど。

 

様々な職業の方がいる中で、
一番優秀な方が多い職業、それは

『主婦』

の方です。

次点で大学生でしょうか。

 

もちろん、これは能力だけを指したものではなく
性格や状況などをすべて考慮したときの
『優秀』と言う意味です。

外注は社員を雇うのとは違いますから、
普通に社員を選ぶときの基準などは
全く当てはまらないのです。

そういう意味では、外注だけの基準を
持つことが必要になるわけですね。

 

で、今までに数多くの外注さんを雇ってきて
また、数多くの体験談を聞いてきて

 

『今雇っている中で一番良い外注さんは
どんなひとですか?』

 

と聞いたときに、一番多い職業が

『主婦』

なんですよね。

 

なんとなくわかる気がします。

 

主婦って、タイミングとかで
その状況に置かれるようになるわけで、
仕事をバリバリやっていたけども
たまたま好きなひとができて、結婚して
子供を授かって。

だから仕事を辞めて家庭に入った。

そんな流れで主婦をやっている方も多いので
もともとはかなり実力をお持ちで、
だけどそれを発揮する場所が今はない。

という状況にいらっしゃることが多々あるのです。

 

一方で、大学生の子ですと、
まだ社会に出ていない。

本来は社会に出た途端、
会社に必要とされる能力を見出されて
その仕事に没頭していくはずが、
今はまだそうじゃないから優秀な方が残っている。

ということも言えそうです。

 

つまり、主婦の方と大学生の方には
『優秀な方がいる可能性が高い』
と言えるのです。

重ねて書きますが、ここでの優秀とは、
そのジャンルのスキルに特化している。
ではなくて、
総合的な頭の良さとかの能力が優秀。
という意味ですね。

 

仕事への姿勢について

 

最後の項目は『仕事への姿勢』です。

 

今まで、色々な判断基準を書きましたが
はっきり言って『仕事への姿勢』がダメならば
その方はダメです。

他の要素がどんなに優れていても
『仕事への姿勢』がダメなだけで全部ダメです。

 

一言で言うと

『責任感があるかどうか』

です。

 

よくある外注さんに不満を感じる出来事って

・連絡がなかなか返ってこない
・仕事を途中で投げ出す
・最初言っていたこととできたものが違う

などのようなものです。

 

・連絡がなかなか返ってこない

に関しては、責任感があれば普通、
できる範囲で連絡をするはずです。

しないということは、
無意識にその仕事を『どうでも良い』
と思っている証拠ですからね。

 

・仕事を途中で投げ出す

論外です笑
責任放棄です。

 

・最初言っていたこととできたものが違う

責任感がないから、最初に調子の良いことを言い
それを後で達成することが難しくなる。
頑張ってなんとか目標に近づけようとするでもなく
しれっと全然クオリティの低いものを提出する。
論外です。

 

なんかちょっと恨みがこもってますね。
実際にあったことですが、
書いていて思い出してイライラしてきました笑

 

3年ぐらい前の話ですが、

15万ぐらいの仕事を依頼して、
途中で連絡が取れなくなって、
ずっと催促しても連絡が来ず。

 

2週間後ぐらいにいきなり連絡が来て

 

『骨折で入院してました』

 

と。

 

 

骨折していても連絡できんだろ!

 

 

と。笑

 

僕がその人だったら、
何をおいても入院したことを伝えなきゃ。
と思うんですけどね。

仮に携帯がぶっ壊れて、
パソコンも壊れてしまっても
なんとかして連絡の手段を探すはずです。

責任感がないから、
そういうことが起きるわけです。

 

少し乱れてしまいましたので
話を戻しますが、

外注さんの質をジャッジする上で
一番重要な要素はこの『仕事への姿勢』です。

 

そして、それを簡単かつ確実に測る方法が
『レスポンスの早さを見る』ことです。

レスポンスが必要以上に遅い方は
基本的には雇わない方が良いです。

だいたいどこかでうまくいかなくなります。

経験上も、聞いた話でもだいたいそうですね( '-' )

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