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個人ビジネス モチベーションが上がらない・量をこなせない本当の理由

2017/08/02

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せどりや輸入、輸出などの物販、
アフィリエイトなどの情報系ビジネス。
不動産投資などの投資系ビジネス。

 

今や個人でできるビジネスは多岐に渡ります。

 

そして、各ビジネスにおいて
『稼げる人・稼げない人』は必ずどちらも存在していて
両者には明確な『違い』があります。

 

今回はそんな『違い』のうちのひとつ

 

『やる気』『モチベーション』

 

について解説しようと思います!

 

僕の考えでは、成功するために一番大事なのは
今回説明する部分だと思っています。
ぜひ、参考にしてみてください!

 

 

個人ビジネス成功の鍵は作業量だ

 

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わかりきったことなのですが、
個人規模のビジネスで成功するために
何よりも重要なのが『作業量』です。

 

一般の会社立ち上げなどとは違い、
劇的に新しいアイディアがあるわけでもないですし、
特別な戦略があるわけでもない。

だからこそ、誰でもチャレンジができる個人ビジネスですが
その分、競合に勝つためには純粋に作業量で差をつけるしかありません。

 

ビジネスを始める多くの人が、
特筆すべき能力を持たない状態で始めるわけですから
構造的に、量をこなした人が勝つようになっています。

そして、量をこなすことにより成長の速度が上がり
その先で『特別な能力』を身につけられる可能性があります。

こうして、作業をたくさんこなす人と、そうでない人の間に
時間経過に伴って大きな開きが出来上がるのです。

 

理論の伴わない根性論は好きではないのですが、
(練習中は水を飲むなとか)
理論が伴っている根性論は、もはや根性論ではなく
純粋なノウハウです。

 

初心者であればあるほど、とにかく作業を死ぬほどこなして
時間を惜しみなく投資することが求められますし、
逆に言えばそれができればかなり高い確率で
成果を上げることができます。

 

 

しかし、実際は・・・

 

 

そんな理論はわかっちゃいるんだけど、
実際やらなければいけない状態で、
なかなか身が入らない、継続できない。
そんな状況に陥ってしまう方が多いと思います。

本当はここまでやりたいのに、
今日も全然その目標を達成できずに終わってしまった。

そういう経験がある方の方が、
むしろ多いのではないでしょうか?

 

ノルマを決めるけれども、毎回それを守れない。
昨日決心したことが、今日もう薄れてしまっている。
始めたときは『死ぬほど努力する!』と決めていたけれども
実際始めるとなぁなぁになってしまっている。

なんか、自分のことを書いている気分になってきました笑

 

最終的には、その『ちゃんとできない自分』に対して
自己嫌悪に陥り、さらに負のスパイラルに・・・

そして、その状態で新しいビジネスの情報を見ると
「これなら!」と思って飛びつくんだけど、
そこでも全く同じことを・・・

これを繰り返すことで、
ノウハウコレクターが出来上がってしまうのです。

 

ではこのように、どうしてもモチベーションが続かない、
やる気が下降線をたどってしまう。

このような方は、性格に問題があるのでしょうか?
自制心のなさが仇になってしまっているのでしょうか?
僕はそうではないと思っています。

 

 

『できない』理由は何か?

 

 

モチベーションにムラがあったり、
目標を毎回達成できなかったり。

その状況に陥ってしまう原因はいくつも考えられます。

 

例えば、環境が悪いという原因

仕事環境や、生活スタイルが作業に集中できるものではないと
当然作業効率は落ちるし、無駄な体力を使うことになります。
無駄が多いと、同じ作業をしても余計に疲れるわけで
作業量は気づかないうちに少なくなっていきます。

 

また、ビジネスモデルを理解していないという原因などもありますね。

ビジネスの全体像をある程度把握していないと、
今やっている作業が将来何につながるのかが認識できません。
すると、作業に意味を見出せなくなりますので
『こんなことしていて本当に良いのか?』という
間違えた不安を抱えてしまいます。
不安を抱えながらの作業は、著しくやる気を削ります。

 

他には、隣の芝を身過ぎてしまうパターンもあります。

自身が取り組んでいるビジネスよりも、
情報発信者が発信している他のビジネスの情報の方が
魅力的に見えることが多々有ります。
やっているビジネスはリアルで、発信者の情報は
ある意味バーチャルですから、そう見えるのは当然です。
そこで道草を食ってばかりいると、作業量は絶対に増えませんよね。

 

と、このように『できない』理由はいくつもあるわけですが
これらは全て、表層的な要因でしかないと思っています。
一番重要な原因は他にあります。

 

 

やる気を左右するのは『動機』である。

 

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結論から書くと、やる気があるもないも、

 

『動機』

 

次第、と言ってしまって良いでしょう。

 

 

例えば、夏休みの宿題を残り数日で焦りながらやるタイプの
人間っていますよね。(僕はまさにそうでした)

最初のうちからコツコツやっていれば、
そんなに大変じゃないのに、
目を背け続けて、最後に大変な思いをすると。

毎日の3行日記なども、
最終日に全部書くとなると苦行でしかありません笑

 

なぜ、毎日コンスタントに宿題がこなせないのか?
これが『動機の強さ』の違いです。

 

夏休みが始まったばかりの頃は、
まだ締め切りが先の方にありますので
『やっても良いし、やらなくても良い』
状態になります。

つまり、例えば夏休み初日に宿題をやる『動機』はかなり薄いのです。

そうなると、自制心の高い人でないと、
まずその日から宿題をやることはありません。

しかし、夏休みが終わりに近づくと、
締め切りが目の前にやってきますので
宿題をしなければいけない『動機』が強くなります。
ですから、そこで焦って作業をし出すわけです。

で、『動機』の使い方が上手い子は、
『8月までに1/3の量が終わっていないと、後で大変になる』
という自分の中での締め切りを作って、
『動機』を擬似的に強くしたりします。
こういう子は夏休み最終日にはのんびり出来る子です。

 

 

ビジネスにおいても、全く同じことが言えます。
もっとざっくりと言うと

『本当にやらなければいけないことなのか?』

気持ちの上で、この質問にどう回答できるのか?
が重要なのです。

 

お金がなくてなくて、半年後になんとか収入の軸を作らないと
家族が路頭に迷ってしまう。
こういう方はまず間違いなく作業量がとても多くこなせます。

だって、やらないともう道はないんだから、
やる。しか選択肢がないのです。
そこには逃げ道も、周りを見る余裕もない。
だから、この状態から劇的に大きな成果を出される方が出てくるのです。

 

一方、『収入の足しになれば良いなぁ』ぐらいの気持ちですと
まず作業量はこなせないし、やる気もすぐになくなります。

仮にそのビジネスで結果が出なくても特に困らないわけですから
いつでも逃げ道があるわけですよね。

これ自体は余裕があるという意味でとても良いことなのですが、
こと『作業量を確保する』という意味においてはデメリットになります。

 

 

つまり、如何にやる気が出る動機づけをして、
それによって切迫感や、緊張感を作り出すか?
これがモチベーションを継続する一番の方法なのです。

 

 

動機とは最深部に宿るもの

 

 

じゃあ、動機を最大のものにするために、
1億円借金しましょう。

というのは現実的ではないですよね。
(僕的には一つの方法だと思いますが・・・)

 

自身の状況を、わざと崖っぷちにする必要はないです。

 

でもそうじゃないと動機が弱くて、
なかなか前向きに作業をこなしていけない。
だいたいここがみなさんが悩むところなのです。

 

そういうときは、もっと動機を掘り下げてみてください。

 

例えば先ほどの『収入の足しになればいいかなぁ』
ビジネスに興味を持ったとしましょう。

 

そのままではまず成果が出るところまでは達しないでしょう。
もっと動機が強くないといけません。

じゃあ、収入の足しになればいいかなぁ。
と思った理由はなんなのか?と考えてみます。

 

実は老後の貯蓄に不安がある。
今は独身で、結婚したら収入が足りないと思っている。
本当は勤めではなく、自分で会社を経営したい欲望がある。
最近、会社内でのリストラが増えてきた。
もっと贅沢をしたい。
欲しいものがある。

 

などなど、『収入の足しになればいいかなぁ』の奥には
必ず何かしらの欲望や希望があるはずです。

 

仮にそこにあった希望が

『実は老後の貯蓄に不安がある。』

だったとしましょう。

 

『老後の貯蓄がこのままだと足りないから、
今のうちに収入を増やす必要がある』

この動機の方が先ほどよりも強くなりましたよね?

 

でも、まだまだ弱いです。

 

じゃあ今度は、実際にいくら足りないのか?
それを埋めるためにはどのぐらい収入を増やさないといけないのか?
と考えていきます。

夏休み最終日を想像するように、
老後になって貯蓄が足りない自分を想像するのです。

 

すると、

 

・このままだと5000万以上足りない。
・今からそれを貯めるとすると、最低でも毎月10万の
収入アップが必要。
・これを年内に達成しないといけない。

 

というような具体的な目標が見えてきます。

 

 

入り口の動機は『収入の足しになればいいかなぁ』だったのが
ここまで掘り下げると

「あれ?結構ヤバイ状態じゃないか??」

というところまで強めることができるのです。

 

そして、それを繰り返していると動機も強くなるし、
それが実現しなかったときのマイナスな状況も
リアルに想像できるようになります。

だから、焦るし、緊張感を持ってビジネスをするようになります。

 

ここまでくれば、やる気やモチベーションの継続率は
相当上がることでしょう。

 

 

 

このように、ビジネスをする上での動機づけがどれだけ重要か
少し分かっていただけたと思います。

なかなか作業ができない。
いつも怠けてしまう。

 

そういう方は今回の内容を参考にしてみてください。

 

今、ビジネスをしている『動機』はなんですか?
もしかしたらその動機が弱すぎないですか?

 

本当の動機を見つけたときに、
ビジネスで結果が出る可能性が初めて開かれる。
と言っても良いかもしれません。

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