輸入ビジネス小ネタ

duckduckgoで交渉先のネットショップを探すと見つかりやすい件

2016/11/18

duckduckgo

 

以前にある方から

『交渉先のネットショップはGoogle検索で探すより
duckduckgoで探したほうが見つかりやすいですよ』

という情報提供をいただき、
検証をしていたのですが、
どうやら本当にそのほうが効率が良さそうなので
今日はその情報をシェアしてみようと思います。

ぜひ参考にしてくださいね!

 

 

duckduckgoとは??

 

ahiru

 

duckduckgoとは、GoogleやYahooなどと同じような
検索エンジンのサービス名です

 

検索エンジンって、実は色々と面白いものがあって、
例えば珍しいものでいうと、ガンプラの検索結果しか表示されない『gungle』
近くにあるトイレを見つけることに特化した検索エンジン『Diaroogle』など。

検索コンセプトを微妙に変えて、
Google一強の今の状況を打破しようと
様々な企業が新たな検索エンジンをリリースし続けています。

 

duckduckgoもそんな検索エンジンの一つで、
コンセプトは

『個人情報を収集しない検索エンジン』

です。

 

現在検索エンジンのシェアは、全世界でGoogleが90%を占めている。
という異常な状態なのですが、
Googleはむしろ個人情報をこれでもかと集めまくるスタイルなので
中にはそれがすごく嫌だという方も多いのではないでしょうか?

 

リマーケティング広告なんてまさにその真髄で、
過去に自分が見たサイトの情報を全部記憶されていて
自分が一番反応しやすい広告がGoogleによって
あらゆるサイトで表示されることになっています。

個人情報を集めることにより、そういった広告の精度や
より効果の高い検索アナグラムの作成などに役立つわけですが
そこまで個人情報を一企業が収集して良いのか?
ということは今でも議論されている問題です。

 

で、duckduckgoに関しては、そういった個人情報の
収集を一切しない。というコンセプトで
2008年にリリースされました。
(2008年時点でそこに目をつけた製作者の
ガブリエル・ワインバーグはすごいと思います)

 

その後、iOSの検索エンジンに採用されるなどして
今では1日に1000万検索があるサービスまで成長しています。

今後、もっと有名になる可能性を秘めた
検索エンジンの一つと言えると思います。

 

 

検索精度はどうなのか?

 

 

Googleに比べると、duckduckgoの検索精度は
なかなかにお粗末なものです。

 

特に、日本語の検索精度に関しては
お世辞にも良いとは言えないものになっており
正直人に薦められるものではありません。

が、英語の検索精度はGoogleと比べても
遜色ないレベルにはなっており、
英語圏での検索であればduckduckgoを使って
特別困ることはない。という印象です。

 

検証の結果、これはあくまでも
僕の主観になってしまいますが、
Googleと比べて

『サイトタイトルの一致率を重視する検索アナグラム』

を採用しているなと感じました。

 

Googleの場合は、サイトタイトルだけではなく、
そのサイトの質や、コンテンツに含まれる文字列や
リンク構成など、様々なポイントを総合して
検索結果を表示させていますが、

duckduckgoの場合は、もちろんそういう判断もしているんですが
何よりもサイトタイトルの一致率を重視しているように見えます。

 

なので、Googleで『輸入ビジネス』と検索すると
5番目に『としぞーの部屋』が表示されるのですが、
duckduckgoで『輸入ビジネス』と検索しても
一向に『としぞーの部屋』が現れません。

 

この原因は『としぞーの部屋』と、サイトタイトルに
『輸入ビジネス』の文字が含まれないことによるもので

Googleの場合はコンテンツの内容などから
『このサイトは輸入ビジネスというワードに
近い内容を公開しているな』
と判断してくれるのですが

duckduckgoの場合はそこまではおそらく見ていなくて
サイトタイトルに輸入ビジネスと付いていないから
このサイトは関係ないな。ぐらいの判断をしている
可能性があるということです。

 

 

交渉に有利な理由

 

ahiru2

 

となると、普通の検索においては少し使いづらいイメージですが
こと交渉先のリサーチにおいては、
このアナグラムの違いがかなり活きてきます。

 

基本的に、ネットショップを探す際などには
Amazonのアカウント名などからショップ名を
直接検索することが多いと思うのですが、

Googleで検索をすると、
色々な要素を総合して検索結果を出されてしまうので
ノイズが入ることも多々あると思います。

 

一方、duckduckgoの場合は
純粋にサイトタイトルにその文字列が入っているパターンを
優先しているわけですから、
ダイレクトにそのショップにたどり着く可能性が
かなり高くなるのです。

 

商品名からネットショップを探す際には
Googleを使用した方が良いと思いますが、
直接ネットショップ名で検索をする場合は
おそらくduckduckgoを利用した方が
効率が良くなると思います。

 

実際、数名の方に使っていただいたところ、
見つかりやすくなった。というお声をかなりいただいていますので
一定の効果はあるはずです。

 

 

特徴を押さえておけば、他の方法にも
duckduckgoは使えそうな気がしますね。

ぜひ参考にしてください( '-' )

 

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