在庫補充・リピート仕入れの際の自分ルール
2016/12/09
物販をしていて、結構悩みどころなのが
『どのぐらい在庫を持つべきなのか?』
というところだと思います。
一商品あたりの在庫を多く持ちすぎてしまえば
その分不良在庫になるリスクが高くなりますし、
在庫が少なすぎればその分販売機会を逃します。
各自、そのバランスを考えつつ
在庫量を調整していると思うのですが
今回はその参考になるかなと思いまして
僕が物販開始当初から採用している
在庫量の調整のための自分ルールを記事にします。
あくまでも一つの考え方なので
参考までに見ていただければと思います。
最初の仕入れは必ず1つ
先ほど『不良在庫になるリスク』『販売機会の損失』
ということを書きましたが
僕は完全に『不良在庫になるリスク』を最大限減らし
『販売機会の損失』は厭わない、
というスタイルで物販を行っています。
つまり、超慎重派ということですね。
そのため、初めて仕入れる商品は特別なことがない限り
必ず1つしか仕入れをしません。
イメージとしては、最初の仕入れで利益を出すつもりはそんなになく
その後も扱えるリピート商品を見つけるためのテストという感じです。
そこで10個中3個でも良い数字で売れ、
リピート仕入れができるラインナップになってくれたら万々歳。
そうやってストック分を増やしていく。
ということを起業当初から延々と行っています。
慣れてきたとはいえ、今でも仕入れ時には気づかなかったけど
日本に届いたときに売れない商品と気づいたとか、
出品者が悪質だったとか、訳あり商品だったとか、
そういうトラブルに巻き込まれることが普通にあります。
そんな時に、売れるからといって最初から大量に仕入れていると
ダメージが大きいですからね。
そこのところ、在庫が一個であれば赤字になろうが売れなかろうが
大したダメージにならないのでおおらかに構えられて
冷静な判断ができます。
まずは最初は一個仕入れ、これが一つ目の自分ルールです。
商品が売れたときの補充ルール
そうして、最初に仕入れた一個の商品が売れ、
しっかりと利益を出してくれた場合、リピート仕入れをします。
ここで、その商品を何個分補充するかが悩みどころなんですよね。
まず、ここでのルールから説明しますと、
文字では説明しづらいところがあるのですが、
・商品が売れ、商品の在庫が0になったら2個仕入れをする
・商品が売れたが在庫がまだある場合は1個仕入れをする
この二つのルールで在庫補充をしています。
ですから、初回仕入れの商品が売れた場合、
確実に商品の在庫は0になりますから2個仕入れるということです。
そして、その2個の商品を納品し、
そのうちの片方が売れた場合はまだ在庫がありますから
1個だけ仕入れをすることになります。
その際、補充した商品の納品が終わる前に
もう一つ商品が売れた場合は在庫が0になりますから2個補充します。
このような流れでルールを決めてリピート仕入れをしています。
このルールのメリット
このルールを採用しているのには2つの理由があります。
1つは在庫量適正化のため。
上記方法で補充をしていると、
実は適正在庫で在庫量がストップするようになっています。
在庫がなくなったときには2個仕入れるので在庫が増えますが、
在庫があるときは1つしか仕入れないので、
在庫量は増えずに同じ量をキープすることになります。
商品によって、適正在庫量が2個だったり5個だったり10個だったりしますが
このルールですとその適正量でピタッと在庫量がストップします。
ですから、余計に在庫を持つ確率が限りなく少なくなるわけです。
その分、適正在庫量になるまでに多少の時間がかかりますから
その間に販売機会の損失が起きているわけですが、
それよりもリスク回避できることが大きいと考えているわけです。
2つ目の理由は時間短縮。
このルールで在庫補充を行なう場合、
判断に必要な要素は商品が売れたときに在庫が残っているかどうか?
だけですので、機会的に仕入れをすることができます。
商品が売れるたびに
「この商品はいくつ仕入れよう?」
と考えていたら、時間がもったいないです。
商品数が増えてくればなおさら、そこまで考えていられなくなります。
ですから、ルールを作って機会的に強制的に仕入れてしまう方が
大きな時間短縮になるわけですね。
少し、イメージしづらかったかもしれませんが
僕はこんな感じで商品補充をしています。
今は外注さんとかにお願いしているのですが、
指示も楽です。ルールに従うだけですので。
これが全てではないので、これが良いですよ。とは言いませんが、
商品補充には何かしらのルールを決めた方が良いと思います。
先ほども書いた通り、ルールを決めると時間短縮と
脳の無駄遣いを減らせますからね。
ぜひ参考にしてみてください!