中国輸入【ひがしの】

中国商品は品質が悪い?中国商品の品質への考え方と対策【中国輸入ビジネス】

2018/08/27

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こんにちは、ひがしのです。

前回は、中国輸入で仕入れてはいけない商品についてお話しました。

 

コピー商品(偽物)や危険物などの誰でも仕入れてはいけないと分かる商品や、
化粧品や電波法などのよく確認しておかなければ気付かない物まで
様々な商品があったと思います。

 

輸入ビジネスを始めたばかりの頃は誰しも仕入れ判断に迷うことがあると思います。

そんな時に自己流の判断で仕入れてしまうのでは無く、
必ず調べるクセを付けるようにしてみてください。

一度きちんと調べておけば、2回目以降の仕入れ判断に活かすことが出来ます。

面倒かもしれませんがビジネスを継続していく為には不可欠な事なので、
是非きちんと調べて正しい仕入れ判断に知識を活用してみてください。

 

さて、今回は“中国商品の品質”についてお話していこうと思います。

 

みなさんは“中国製品”と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか??

「なんとなく品質が悪そう。」

「安かろう悪かろうなイメージ」

などの意見が多いと思います。

 

実際に中国輸入を始められた方からも、
「品質がイマイチでした。」という意見を聞いたこともあります。

では全ての中国製品の品質が悪いのでしょうか?

 

僕は答えは“ノー”だと考えています。

 

実際に身の回りにある物の生産地を確認してみてください。
たくさんの中国製品があることに気づくと思います。

 

特にシャツなどの衣類は、洗濯ラベルを確認すると
中国産であることが多いと思います。

どうでしょうか?

中国産と書いてある製品でも、
特に品質が悪いとは感じていない方がほとんどだと思います。

中国製品には品質の良い物もたくさんあります。

 

もちろん中には品質の悪い粗悪な商品もあることは事実ですが、
全ての中国製品の品質が悪い訳ではありません。

ではなぜ中国製品は品質が悪いと感じるのでしょうか?

今日はそのあたりについてお話していこうと思います。

 

 

 

中国製品の品質が悪いと思われる理由

 

 

ここからは中国製品の品質が悪いと思われる理由についてお話していきます。

どのような商品が品質が悪く感じられるかを知っていれば
今後の仕入れにも活用することが出来ますので参考にしてみてください。

 

 

中国国内向け商品・日本向け商品の違い

 

中国製品の品質が悪く感じられる主な原因は、
“中国国内向け商品”を仕入れていることにあります。

 

中国製品を大きく分類すると“中国国内向け商品”“海外輸出向け商品”
に分けることが出来ます。

 

明確に分類されている訳では無いですが、
ザックリとこの2種類があると思って頂けたら良いと思います。

基本タオバオなどで流通している商品の多くは“中国国内向け商品”です。

 

この商品の特徴は、とにかく安くて使えたらOKというような商品が多い傾向にあります。

“海外輸出向け商品”は主にOEMなどで製造を指示して作成します。

そこには日本人の意見などが反映されていますので、こちらは高い品質を誇ります。

このように中国製品は物によって品質に差がある
ということを理解しておくと良いと思います。

 

 

パッケージの問題

 

中国製品の品質が悪く感じられる原因の一つに“パッケージ”の問題があります。

これは中国と日本の文化の違いが関係してきます。

 

日本は商品のパッケージを大切にします。

 

商品本体の品質はもちろんのこと、
パッケージを含めて全体で商品という認識を持っています。

 

それに比べて中国ではパッケージにあまり関心は無い文化です。

 

ようするに使えればOK、中身が良ければパッケージは飾りだという考え方です。

 

中国商品を仕入れたことがある方は分かって頂けるかと思いますが、
中国商品はパッケージが微妙な商品が多いと思います。

また、中国製品ですので中国語がたくさん書かれている商品も多いですね。

英語のパッケージだとOKですが、中国語はNGという方も多いと思います。

 

そんな時は、ひと手間加えてキレイなOPP袋や別のパッケージに入れ替えて
販売すれば購入者の満足度が上昇します。

 

また、国際発送時にパッケージが潰れてしまうケースも良く見かけます。

こちらも日本国内で別のパッケージを用意して販売することで解決することが出来ます。

日本では商品は良いのにパッケージがダメなだけで全てがダメだと思われてしまいます。

この辺りを意識して販売していくことで顧客満足度はかなり上がりますので、
是非検品の際に意識してみてください。

 

 

 

品質が悪いと感じたことがある商品紹介

 

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ここからは実際に僕が仕入れてみて、
品質が悪いと感じた商品を紹介していきます。

全ての商品に当てはまる訳では無いですが参考にしてみてください。

 

 

アパレル関係の布製品

 

アパレル関係の商品は品質が悪いと感じることが多いような傾向にあります。

具体的には生地が悪いというよりは、縫製(縫い方)が荒い商品が多いように思います。

糸がほつれていたり、キレイに縫えていなかったりする商品を良く見かけます。

 

中国はアパレル関係の商品が豊富ですが、
全ての商品に品質管理が行き届いていないのが現状です。

もしアパレル関係の商品を仕入れる際はテスト仕入れをして
品質をチェックされることをオススメします。

また、本格的にアパレル商品を扱う際はOEM等で
しっかりと品質管理をされると良いでしょう。

 

 

プラスチック製品

 

プラスチックは様々な商品に使われています。

プラスチックの質にもレベルがあって、
中には品質の悪い物も存在します。

品質の悪いものは、なんと言うかザラザラしていて、
力を掛けると割れてしまったりします。

全体に粉っぽい感じがして、見るからに良くないと分かります。

 

プラスチック製品で激安で販売されている物は大体品質が良くない傾向にありますので
そのあたりもチェックして仕入れてみてください。

 

 

電子部品

 

少し専門的な知識が必要ですが、
中国輸入では電子部品なども扱うことが出来ます。

リレー・センサー・スイッチ類などがあります。

 

小さな電子部品は中国の得意分野ですが、
品質の悪い物が混ざっていることもあります。

見た目は大丈夫でも、実際に使用してみると動かないなどのケースもあります。

こちらも安く大量に売られている物は、
品質が悪い傾向にありますので注意して仕入れるようにしてください。

 

 

 

中国輸入で出来るだけ品質の良い物を仕入れる方法

 

 

ここまで品質の良くない中国商品について解説してきました。

 

では、中国輸入の基本であるタオバオ・アリババ仕入れでは
良い商品を仕入れることは出来ないのでしょうか?

 

タオバオ・アリババには品質の悪い商品もありますが、
中には低価格で品質の良い商品もたくさん存在します。

どうやって品質の良い商品を見分けるのかについて、
明確な答えは無いですが注意すべき点はあります。

 

・相場よりあきらかに安い商品は避ける

・仕入れ先セラーの評価をチェックする

・商品ページのレビューをチェックする

・最初は少数テスト仕入れをする

 

このあたりを抑えておけば、品質の悪い商品を回避することが出来ます。

 

もちろん全ての商品の品質を完璧にチェックすることは難しいので、
テスト仕入れを繰り返しながら良い商品を発掘していきましょう。

一度品質の良い商品を見つけておくと何度もリピート仕入れ可能です。

 

仮に良くない商品を仕入れてしまっても、
それは経験になりますし次回以降に活かせます。

経験を積むことで、ある程度の目利きが出来るようになってきますので
失敗は成功の元だと思い経験を積んでいってみてください。

 

また、中国輸入では将来的にはOEM等に移行していくことで、
品質の高い商品を作ることも可能です。

 

単純転売だけでは無く、商品の製造まで出来るようになると
かなりビジネスの幅が広がると思いますので、
将来的に品質の良い商品を取扱いたい方は是非チャレンジしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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