欧米輸入マニュアル

欧米輸入単純転売の仕組み・全体像

2017/09/26

 

それでは、欧米輸入単純転売の仕組みを解説していきます。

まずは図にまとめましたので、それをご覧ください。

 

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上記のように商品が動くイメージを持ってください。

 

各項目について補足をします。

 

 

 

仕入先

 

 

まず、仕入先は大きく分けて3つ

 

・Amazon
・ebay
・ネットショップ

 

ですね。

 

 

これらのサイトで該当商品を一番安く仕入れられるところを探し
仕入れをします。

各サイトの仕入れ方、ノウハウに関しては後ほど解説しますが
イメージとしては見つけやすさは

Amazon>ebay>ネットショップ

で、安いものが眠っている可能性が高いのは

ネットショップ>ebay>Amazon

という順番になります。

 

これらのサイトを上手に使ってどんどん仕入れをしてくわけです。

全てのサイトに言えることですが、
クレジットカードかデビットカードがないと
商品は購入できないと思ってください。
(例外はあるのですが)

 

逆に言えば、クレジットカードさえ持っていれば
誰でも海外のECサイトで仕入れをすることができます。

個人の方でも、海外のショップから商品を買って
輸入している人がいますよね。(個人輸入なんて呼ばれます)
しかし、海外の商品が欲しい人全員が、
そのようにアクティブに海外から直接商品を買うことはまずなくて
99%以上の方はその方法を知りません。

 

ですから、僕たちがそれを代行することに利益が発生するのです。

 

 

 

転送会社

 

 

いくら海外の商品が欲しくても、なかなか手が出ない理由がもう一つあります。
それが『送料が高すぎる』ことです。

 

海外で購入した商品を日本に届ける際に
国際郵便などを利用するわけですが、
この送料がすごく高いんですね。

商品代金が2000円で、送料が4000円。
なんてこともザラにあります。

 

ですので、欲しいものが海外にしかなかったとしても
なかなか個人で購入することはできないのです。

 

しかし、これがビジネスとなると話は変わります。
世の中便利なもので、今は『転送会社』という存在があります。

 

転送会社とはざっくり言えば
『現地に倉庫を持ち、そこに仕入れた商品をためて
一定量以上になったらまとめて発送してくれる業者』
です。

 

商品一つで国際郵便を使うとかなり高い送料も、
ある程度の量をまとめて(10キロぐらいが目安です)
発送してしまえばかなり安く済ませることができます。

個人利用で、商品を10キロ購入することはまずないですが
ビジネスであれば普通に仕入れをしていたら
簡単に10キロなんてたまります。

 

そうして日本に商品を輸入するので、
送料分も利益に乗せることができるんですね。

この転送業者ですが、一社だけではなくたくさん存在します。

 

一番有名かつ、僕がオススメしているのは
『MyUS』という業者さんです。

おそらく業界最大手で、料金も一番安いです。

 

しかし、アメリカ資本の会社だということもあり
少し商品の扱いは雑だったりします。

 

日本資本の転送会社であれば商品の扱いはすごく丁寧です。
しかし、その分コストは高めになってしまいます。

 

この辺りは人それぞれ好みと戦略があると思いますので
お好きなところを使うと良いと思います。
(オススメはあくまでMyUSです)

 

 

 

通関、関税支払い

 

 

転送業者より商品を発送する際には
ほとんどの場合

『DHL』
『フェデックス』

のどちらかを利用して発送をすることになります。

 

国家間を輸送することになりますので、
当然『関税』が発生します。
(通関消費税というやつです)

関税の意味合いや、税率などはここでは割愛しますが
大体商品価格の8%ほどが徴収されると思ってください。

 

DHLで転送を行なった場合は、
自宅到着時に現金で関税を請求されます。

フェデックスを利用した場合は、
到着後後日支払い伝票が届き、
それを金融機関やコンビニで支払います。

 

どちらも前もって連絡をしておけば
クレジットカード決済も可能ですし、
関税額が1万円を超えてくると、
通関時に連絡が来てクレジットカードの支払いを求められることもあります。

 

本来、国家間の輸送を商用利用で行う場合は
『通関手続き』というものを行わないといけないのですが
これらは転送業者が代理で行なってくれますので
こちらはその指示に従って関税を払うだけで良いです。

これも、転送業者の大きなメリットですね。

 

関税に関しては別項目でもう少し解説します。

 

 

 

Amazonへの納品

 

 

これも後ほど解説しますが、Amazonには
『FBA』というものすごく便利な仕組みがあります。
FBAを利用することで商品をAmazonの倉庫に納品しておけば
勝手に全ての作業を代行してくれるようになります。

 

ですから、商品を自宅に大量に保管しておく必要はなく、
一旦荷受したらすぐにまとめてAmazonの倉庫に
発送してしまえば良いのです。

その作業を『納品作業』と呼びます。

 

荷物が到着しましたらまず検品をして、
そのあとに梱包が必要な商品には梱包を施します。
次にAmazonに納品する商品を登録し、
専用のバーコードを出力します。
そのバーコードを各商品に貼り付け、まとめてAmazonに送ります。

 

簡単に言えば、本来売れるごとに一つの商品ずつやるべき作業を
まとめてやってしまえるよ。ということですね。

この仕組みがあるから、個人で物販をするにあたっての
プラットフォームの地位がここ数年Amazon一強なのです。

 

人によってはこの納品作業がしんどくてたまらない。
または都合により自宅で商品を荷受できない。
というケースがありますので、
その場合は『納品代行』を利用します。

 

有名どころですと

・福富サポート
・ランドクリエイト
・輸入コム
・アッシュマート

などの業者さんがありますので、
どこかにお願いすると良いと思います。

 

納品代行とは、その名の通り
本来自宅で荷受をしてやる納品作業を
全て代行してくれる会社です。

 

ですから、納品代行を利用していると
一回も仕入れた商品が手元に来ない形で
物販ビジネスを行うことができるのです。

これは、すごいですよね。

 

僕の考えとしては経験値を積むという意味でも
最初の数回は最低でも自身で納品すべきかなと思います。

その上で、代行に依頼するかはそのときに
決めると良いでしょう。

 

結構コストはかかりますので、
時間とお金との相談ですね。

 

 

 

販売

 

 

納品作業をしてAmazon倉庫に商品が納入されると
販売を開始することができます。

前述した通り、納品されてしまえば
あとはやることは価格改定ぐらいなもので
それさえしていれば商品は売れていきます。
(ちゃんとリサーチできていればです)

 

商品が販売されたあとは、梱包、発送、連絡と
全てAmazonが代行してくれますので
ここには時間は取られません。

そのため、リサーチ(仕入れ)に最大限集中できます。

 

 

これを繰り返すのが『欧米輸入単純転売』です。

 

 

 

あとは、中身のクオリティを上げていくことと、
作業効率を高めていくこと。
その成果如何で結果が大きく変わります。

 

細かいことは他にもたくさんありますが
全体的な流れはこのような感じです。

 

どうでしょうか?
イメージできましたか?

 

もちろんこれからさらに細部の解説を行いますが
まずは全体像をイメージすることが重要です。

 

一つずつ、確実に理解していってくださいね!

 

 

 

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