ビジネスマインド

個人ビジネスに感じる可能性

2018/05/09

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なんか最近マニュアル的な記事を書き続けているせいか
だんだんとブログが堅ーい感じになって来ているので
たまにマニュアルじゃない記事も書いてバランスを取ろうと思います。
(今日のネタは堅いネタなのですが笑)

 

ちなみに、欧米輸入単純転売のマニュアルは
かなりできて来ていますので是非ご覧くださいね!

 

 

ということで、
今日は『個人ビジネスに感じる可能性』について
ドカンと記事を書きたいと思います。

長いですけど、よろしくです( '-' )3

 

 

 

こうして個人で頑張っているわけですが

 

 

なんだかんだ、起業してから5年ぐらいが経っています。

 

5年ったら中学3年生が成人しちゃう時間経過であり、
W杯が2回見れちゃう期間でもあります。
自分でもよく続いているなぁと感心してみたり。

 

もちろん、順風満帆だったわけではなくて
途中途中に色々な出来事があったし、
楽しいことばかりだったわけではありません。

性格的に、弱音を吐きたくないマンなので
ブログやメルマガを見ていると
特に何もなく順調に来ているように見えると思うのですが
こう見えて色々あったんだぜ!

 

まぁその辺りに関してはまたの機会のネタにするとして。

 

とはいえここまで個人ビジネスを続けることができました。
ちっぽけな個人事業主で始まった僕のビジネスは
いつしか法人となり、売上規模もそこそこになり
起業当初は想像もしなかったところまで来てしまいました。

よく考えたらその間に結婚もして、子供も生まれているんだな。
5年ってすごいや。

 

で、物販も頑張ったし、コンサルティングなども
させていただいたりして、
起業当初とはもはや性格すら変わっているというか
価値観などがびっくりするほど変化しました。

そんな中で、改めて『個人ビジネス』に
思いを馳せてみたいと思います。

 

 

 

起業する前に思っていたこと

 

 

あらゆるところで書いていますが、
僕が起業した理由は高尚なものでは一切なく、
単なる『逃げ』でした。

 

もう会社員は無理だ。
このままだと精神が崩壊してしまう。

実際、精神の前に体が崩壊して入院したわけですが。

 

それで、もういっそ仕事も辞めて
フリーターにでもなろうかって思っているときに
たまたま『個人でビジネスができる』ということを
知りました。

 

そのときの衝撃たるや凄まじいもので、
あれを『光明が差す』っていうんでしょうね。
ぱーっと視界がひらけた気がしました。

 

それで、そのときに『個人ビジネス』に抱いていたのは

『自分みたいな人間でも、食っていけるかもしれない』
『自分一人で食っていけるならば幸せかもしれない』

ぐらいなものでした。

 

大金持ちになりたいとか、
社会貢献をしたいとか、
海外に移住したいとか。

 

そんなことを考える余裕はなく
とにかく今の状況から逃げたかった。
そんなときにちょうどよい逃げ場所が見つかった。

僕の起業の理由はこれです。

 

なんて不純なんだ笑

 

なので、起業する時点で

『こういう会社を作りたい』
『こういうことで社会貢献をしたい』

とおっしゃる人を見ると、
眩しくて直視できないほどです。
すごいと素直に思います。

 

もちろん今では将来的なビジョンとか、
社会貢献とか考えるようにはなったのですが
最初はそんな感じだったのです。

 

そんな状態でビジネスを始めて
色々な壁にぶち当たりながら価値観が変わっていき
そして今に至るわけですが、
5年も経つと、個人ビジネスに対する考え方も
相当大きく変わります。

 

 

 

今思うこと

 

 

ということで、この記事の本題です。
今『個人ビジネス』に対して思うこと。
その可能性ってなんだろうかという話ですね。

 

 

身分制度的なものは実際あるよね

 

僕の勝手な解釈なのですが、
現代にも身分制度に近いものがある気がしていて。

 

例えば、東大生の親の年収は1000万を超えている。
というデータもあったりするように
自分がどのような家庭に生まれるか?
によって取れる選択肢が制限されたりします。

これは、お金だけの問題じゃないです。

 

例えば、年収の低い家庭に子供が生まれるとします。
年収が低い両親には年収が低い『原因』があります。
それは『未来思考』ができないことだったり
(今のお金よりも将来のお金、とか
今努力すると将来楽できる。のような考え方)
十分な教育を受けて来ていないことだったりします。

すると、そのような両親は子供にも
自分が受けたのと近い教育しかできないため
子供自身にも未来思考が根付かなかったりするのです。

 

まさに負のスパイラルです。
この辺りは社会全体でどうにかしていかないと
いけない本当に大きな問題なのですが。

 

もちろん、そんな中でも一生懸命頑張って
国立大学に合格して、高給取りになる人もいます。
でも、多くの場合はそれができないし、
やりたくないからできないんじゃなくて
やる方法を知らないからできないわけです。

 

子供にはなんの罪もなくて
そう育ったんだからしょうがないのです。

 

 

このように、育ちによって未来のルートが
『ある程度』決まってしまう。のは周知の事実で
綺麗事抜きで言うとこれってほとんど『身分制度』
に近いものだと思うんですよね。

 

 

かくいう僕自身も、育ちはあんまり良くなくて。
家は貧乏だったし、親はアル中だったし、
途中で片親になるし、借金とかあったみたいだし。
(念のため書いておくと、親にはめっちゃ感謝しているし
尊敬しています)

 

まぁそんな感じだったので漏れなく荒れるわけですよ。
僕は意外と良い子ちゃんでいけたんですけど
弟二人はそりゃもう荒れてましたね。

 

それで、やっぱりお金がないから
親は大学に行きなさいと言ってくれたのですが
そういうのって子供ながらに気を使うじゃないですか。
ですので、早く独り立ちしたいと思って
とにかく早く働けそうな調理師を目指しました。
(今では良い判断だったと思っている)

 

でも、やっぱりそんな流れできているから
まぁー自分自身も貧乏になるんですよ。
引くほど貧乏。

 

それが嫌で、その後営業職につくわけですが
そこでも育ちが足を引っ張る要素がありまして。

営業職に就いてからはなぜかちょっとだけ
才能があったみたいでお金は稼げたんですね。
良いときで月収100万を超えたこともあります。
でも、未来思考ができないから
貯金もしないわ、将来のための勉強もしないわで
日々浪費するだけの生活です。

中途で入った営業職なので、
出世もそこそこまでしかいかないだろうし
職種的にも10年後に存在しているかわからない
ものだったのに、それを考えようともしないのです。
(実際、いまそこの営業部は無くなりました)

あのまま営業職にしがみついていたら
どうなっていたんだろうと考えると
今でもちょっと怖いです。

 

それで、結局精神から体を壊して
先ほどの流れで起業することになるのですが
そこから思いっきり変わったんですよね。

 

もちろん、収入も安定しました。
それも大事なのですが、それ以上に
『考え方』が変わりました。

それまでの『その日暮らし』的な考え方から
未来思考への切り替えに成功したのです。
(家族ができたからってのも大きいですが)

 

僕自身がそのように、自分で勝手に思っているだけですが
ある程度定められてしまっていた枠を
ぶち壊すことができたと思っているので、
それが個人ビジネスの一つの可能性なのではないかって思うのです。

 

 

良い意味での実力の世界

 

都合、400名以上の方をコンサルさせていただいてきたのですが
本当に多種多様、様々な方がいます。

 

それこそ、育ちの良し悪しもあるし
収入も違うし、能力だって考え方だって違います。

 

先ほども書きましたが、上記のような『差』で
本来であれば人生がある程度決まってしまう。
ことが普通にあるわけです。

 

 

しかし、個人ビジネスだけで見るとそれがちょっと違って。
能力があるから、収入があるから、育ちが良いから、
必ずしも成功しやすいわけではなくて
成功する要素は意外にも他のところにあったりするのです。

 

よく言えば平等、悪く言えば弱肉強食。
個人ビジネスはそんな世界なのですが
だからこそ、本来裏に隠れている『身分制度』のような
見えない壁を打破することができる
素晴らしいものなのではないかと僕は思います。

 

そして、個人ビジネスを長く続ければ
『うまく行きていくためのコツ』ですとか
『幸せに生きるための考え方』のようなものが
自然と身について行きます。

 

もしかしたら語弊があるかもしれませんが
『後天的に身分を変えられる』
ようなことが起こり得るわけです。

 

江戸時代ならば、商人が武士になるように。
ヨーロッパなら農民が貴族になるように。

 

それができるのが個人ビジネスだと思うし
それが個人ビジネスの持つ、一つの魅力だと思っています。

 

 

 

差別はなくなり、平等という厳しい世界が待っている

 

 

最近ハマった動画でこんなのがあるんですけどね。

 

 

この動画で『落合陽一』さんがおっしゃっているように
今後、あらゆる場面において『差別』がなくなって
そこにあるのは単なる『区別』で違うことが当たり前の
平等な世界に向かっていくと僕も考えています。

 

で、それ自体はすごく良い世界だと思うのですが
違うことを許容するという世界は言い換えれば
弱者を特別視しない世界。でもあります。

 

おそらくですが、今世の中はそっち方面に走り出しています。
もちろん、最低限の生活の保障は続くのですが
社会的弱者には最低限の保障を施しておいて
後は知ーらないという感じになるはずです。
(ここを詳しく書くと長くなるので割愛します)

 

そしてさらに言えば、相対的な社会的弱者は
今よりも相当増えるはずです。

 

これからは今まで以上に富の集中が起こりますので
平等を唱えれば唱えるほど、社会的弱者が増える。
というパラドックスに陥ります。

 

難しい話になるので、一気に抽象度を落とすと、
要は『自分の身は自分で守らないといけない世の中になる』
のです。

 

そして、そのときに足かせになるのが
その人の育ちだったり、初期ステータスだったりします。

そこが一定量に足りていないと
そもそも上に行くためのチャレンジもまともにできない。
ということにもなりかねないのです。

 

そんなときに、一つの逆転方法として
『個人ビジネス』が輝くのだと信じています。

 

もちろん、それはお金のためだけじゃないですよ。
自己実現とか、社会貢献とか。(これも自己実現か)
要は『より幸せになる』ためのツールとして
個人ビジネスは有用なのではないか。
そう思っています。

 

そういう意味で、今後必ずどこかで
今よりも個人でのスモールビジネスが
脚光をあびるときがきます。

 

僕的には、そのときに少しでもそこに貢献したいなって
そう思って今諸々を頑張っている感じです。

 

少し大げさですかね?
確かに大げさに書きましたが笑

 

ざっくり言うと、

『どんな状況、どんな自分でも、人生を変えることができる。
個人ビジネスにはそんな可能性がありまっせ!』

ってことをこねくり回して書いただけです笑

 

 

久々にノウハウじゃないことをこれだけ書いたら
なんかスッキリしました。

 

自己満足にお付き合いいただき、
ありがとうございます!

 

 

 

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