ビジネスマインド

結局は人

2018/02/16

hito

 

 

ネットビジネスの触れ込みの一つに
『誰にも会わずに稼げる!』
的なものがあります。

 

僕もそれがいいなぁと思って始めたわけですが
確かにその要素がある一方、
あるラインを超えると一人ではどうしようもなくなります。

どうだろうな。
利益で50万ぐらい?
(人によっては100万ぐらい?)

 

結局は、人と人との繋がりが重要なのだなって
思うことが多々あるし、
それで助けられていることがなんと多いことか。

しかし、ビジネスの性質上、
PC越しに仕事をすることが多いため
それが見えづらくなっています。

 

ということで、今回は
『人』
に焦点を当てて記事を書きたいと思うでござるの助。

 

参考になると幸いです( '-' )

 

 

 

交渉などの話

 

 

国内交渉は会うのが前提なところがありますので
とりあえず置いておくとして。

輸入においての交渉では基本的に担当者と会うことはありませんから
ネット上でのやり取りが主になります。

 

ほとんどの場合はメールで契約まで済みますよね。
当然、英語が堪能な方は電話を使えば成約率が上がりますし
僕も通訳さんを雇って電話やSkypeをしたことが何度もあります。
しかし、それでも顔を合わせて話すわけではないですから
なかなか相手の温度って感じづらいです。

 

物販に限った話ではないのですが、
どんなビジネスでも人と人とのつながりで
そこに利益が発生しています。

 

例えば飲食店を運営していて、
自身も店頭に立っていたら
お客様の顔を見て接客をしますから
喜んでくれたりとか、ときには満足してくれなかったりとかが
ダイレクトに伝わりますよね。

Amazonで商品を販売していても
価値の提供という意味では同じことをしているにも関わらず
その『相手の温度』ってかなり薄まっているじゃないですか?
だから感謝も伝わりづらいし、クレームも響きにくい。
ネットビジネスの弊害ってここにあると思います。

 

交渉に話を戻しますが、
交渉で大きな結果を出している方って
『交渉先と仲良くなっている』ことが多いです。

 

仲良くなりすぎて日本の観光案内をしたり
現地で接待してもらったり、そういう話をよく聞きます。

そこまでいかなくても担当の方と仲良くなるのは重要で
相手も人ですからビジネスの要素以外の部分(ここでは親密度)
で条件を考慮してくれることが多々あります。

 

普通に考えれば相手も人だから当然なんだけど
ノウハウ先行なこの業界、どうしてもそこがおざなりになりやすいのです。

 

交渉をする際に『相手は自分と同じ人間だ』って意識して
取り組むと結果が違うと思います。
当たり前すぎて何言ってるんだって話ですが、
これができていない人が多いと思います。

 

昔の話ですが、
ebayで日本でいうせどりをやっていた現地の人がいて
その方に最初は一商品の交渉をして安く販売してもらっていたのですが
段々とビジネス以外の話をしたりして仲良くなり、
最後は現地でせどりをしたものを全部リストで送ってもらい
欲しいものを買って良い仕組みが出来上がったこともあります。
仲良くなると、普通の形ではない方法で
お願いをすることができるようになったりします。

 

大きなメーカーでは難しいかもしれませんが
意外と人って中の良い人には贔屓をしてくれるものです。

 

 

 

外注の話

 

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交渉と同じなのですが、外注ってダイレクトに人と繋がっているのに
ネット上でのやり取りで完結するもんだから、
そこに対しての温度が低くなりがちです。

 

過去に外注さんを数十名単位で組織して運営している方に
お話を伺ったことがあるのですが、
その方は仕事を3ヶ月以上継続してやってくれた外注さんと
必ず会うようにしていたとおっしゃっていました。
会うことで、その方に対する印象や距離感が変わるから
その後の仕事がかなり振りやすくなるようです。

確かにこれはもっともな考え方で
相手にとってもこちらとの距離感が縮まれば
絶対に仕事がしやすくなりますし、
こちらとしても信頼度が増しますので良いことづくめです。

 

外注あるあるに
『本当にお願いしたい仕事は外注しづらい』
ってのがあります。

 

リサーチとかの簡単で責任の少ない作業は
比較的外注しやすいのですが、
本当は納品とか経理のこととか輸入系の雑務とか
やってもらいたいじゃないですか。

でも、それ系の作業って責任が発生するものなので
薄い外注としてのつながりだと
なかなかお願いできないんですよ。
相手の立場としても同じだと思います。

 

しっかりと外注さんと信頼関係を構築すれば
最初頼みづらかった仕事も頼みやすくなります。
僕の知っている範囲ですと法人の経理を
月1万で全てやってもらっている人とかもいます笑
ここはネットビジネスの良いところで、
その人が出勤しなくても作業は問題なくできますからね。
納品や、細かいところだとMyUSの価格入力とか
信頼度が増せばガンガンお願いできるわけです。

 

外注の管理の外注とかも、
仲良くなれば実現できます。

 

日々外注さんとやりとりする中で
『信頼関係を構築していこう』
と意識して取り組んでいる方、
多分少ないんじゃないかな?

 

絶対意識すべきですね。

 

 

 

レビューの話

 

 

今、レビュー集めの方法を色々と模索しているのですが
細かい話は置いておいて、結局はこれも『人』だって結論に至りました。

 

レビューを集めるためのノウハウっていっぱいあるのですが
現状Amazonとのいたちごっこ状態で、
どんどん新しい方法を取り入れないと安定してレビューを
集めることができません。

僕は主にトップレビュアーさんにどのように依頼すれば
効果的にレビューを集められるかを検証しているのですが
それも日進月歩で、過去に有効だった手法はもはや使えなくなっています。

 

で、結局たどり着いたのは

『レビュアーさんと仲良くなる』

です。

 

結局問題となるのは、
どのように商品を購入してもらうか?
になるわけで
(変な購入方法を使うとレビューが反映されない)
ここが非常に難しいんですね。

 

ただ、一旦仲良くなってしまえば
かなり融通を効かせてくれるので
Amazonがどう取り締まろうが全く影響を受けない形で
レビュー依頼をすることができます。

レビューって大体10件ちょっと集まればOKですので
仲の良いレビュアーさんが100名ぐらいいれば
ハイペースで新商品開発しない限り困らないと思います。
(もちろん、知り合いでも良いです。
ただ、知り合いで100名固めるって難しいので。
特に僕友達少ないし・・・)

 

で『レビュアーさんと仲良くなる』って前提で
仕組みを作っていくとこれがまた結構スムーズにできるんですよ。
まだやり始めたばかりですが、
現状でいつでもレビューしてくれる方が
25名程度にはなっています。

 

ノウハウだけをみているとなかなかそのような思考には至りませんが
相手は人だという観点で取り組むと
簡単に解決することって少なくないんですよね。

 

 

 

ネットビジネス(スモールビジネス)こそ人が大事

 

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繰り返しになりますが、
ネットビジネスはその特性上、『人』を感じにくいビジネスです。

 

規模が大きくなってくると、
否が応でも人との繋がりができますから
意識しなくても人を感じるようになるのですが、
規模が小さいうちは意識しないとどんどんその感覚が薄れます。

 

確かに全く人と関わらなくても
そこそこの結果は出せるのですが
人と関わることを意識した方がもっと楽に結果が出るし
収入を安定させる仕組みが作りやすいです。

 

ブログとかを書いている方に記事の書き方を指導する際には
『PCの向こうに人がいることを超意識してください』
と必ず伝えます。

 

それと同じですね。

 

すごく当たり前の話なのですが、
PCが間に入ってしまうとその当たり前がわからなくなります。

ネットだと平気で人を叩く人が増えるのも
そういうことだと思うんですよね。

 

人間関係が嫌で個人ビジネスを始める方も多いと思うので
『せっかくの個人ビジネスで人と関わるのは・・・』
と思ったりするかもですが、
ストレスがたまる関係はどんどん切っていけば良いだけです。
(悩みのタネになる人間関係はその関係を簡単に解消できないから発生するわけで)

 

単純で簡単なことですが、とても重要です。
ぜひ何かの気づきになればと思います。

 

 

 

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