ちょっと変わっている人の方が結果を出しやすい理由を分析してみた
2018/06/19
失礼な言い方にはなりますが、
この業界、結果を出している人を見ると
だいたい何か変です。変わっている人が多いです。
僕が変な人間なので、周りにいる人もそう。
ってだけの話かもしれませんが、
それにしてもその傾向がありすぎる。
ということで、今回はちょっと変わっている人が
なんで結果を出している傾向があるのか?
について分析してみようと思います。
言葉遊びみたいなものなので、
息抜き感覚でご覧になってください^^
変わっているとは
変わっているとは言い換えれば
『世間一般と何かがずれている』
と言うことです。
ですから、そのずれ幅はマイナス方面にもプラス方面にも
伸びている可能性があるわけです。
そもそも、この業界ってのは、参入してくる時点で
すでに少数派です。
世間一般の方は『自分でお金を稼ごう』なんて
思わないのが普通ですからね。
なので、最初っからほとんどの人が変わっているのです。
そう書いてしまうと検証が終了しちゃうので、
さらにもう少し考えてみると
変わっている方の中でも、その度合いは様々です。
イメージとしては、変わっていない人ってのは
レーダーチャートだとこんな感じです。
勤めなどにおいては(特に管理職)
非常に重宝するバランスの持ち主です。
一方変わっている人ってのはこうです。
部下にいたら、ちょっと扱いに困りそうな人材です。
このようなグラフの場合、2つパターンがありまして
・何かの能力が突出している
・異常に欠如している能力がある
どちらかに当てはまると
このようなグラフになりやすいです。
能力の相関性に関してもトレードオフなので
両方に当てはまっていることが多いんですけどね。
変わっている。ってのはこう言うことかと思います。
ですから、グラフのイメージ同様、
いい意味でも悪い意味でも変わっている人は
他の人に刺さります。
時にはそれがマイナスに働くこともあるし、
驚くほどのプラスに働くこともあります。
逆にバランスが良いグラフの場合は、
これまた良い意味でも悪い意味でも
他の人に刺さりません。
ほとんどのことにおいてその方がプラスですが
稀にマイナスに繋がることもあります。
で、要は上記のグラフで考えると
鋭角があればあるほどこの業界で結果を出している方が
多いのかな?と言う印象を受けるんですね。
これは何故なのでしょうか?
潜在的に後戻りができない
まず思いつくのは
『潜在的に後戻りができない』
と言うことですね。
先ほど書いた通り、変わっている人はその多くが、
コミュニティーに属して仕事をすることを苦手にしています。
それができないわけではなく、
他の人よりもコミュニティーに属して仕事をすることにストレスを感じたり
余計に頑張らないと整合性を保てないケースが多いはずです。
起業する、または副業を始める目的は様々ですが、
特に変わっている方の場合は
『個人で仕事をしたい!』
と言う動機が人一倍強いと感じます。
その他の動機としては
・会社が怪しい。今のうちに収益を
・もっと収入がないとやりたいことができない
・起業しないと実現できない夢がある
などがあるわけですが、
比較的上記のような動機でビジネスを始める方は
そこまで変わっていない印象があります。
(変わっているとか変わっていないとか、
なんか失礼な物言いですが、どちらがどうって話じゃないです)
『個人で仕事をしたい!』
実際、僕もこのような動機が一番強かったのですが、
それって言い換えると逃げです。
もう会社員やだ!どうにかしなきゃ!!
的な感情がそれなりに含まれていますので、
良い悪いは置いておいて、それは逃げなんですね。
僕も、個人ビジネスに逃げてきた一人です。
そうすると、個人でビジネスを始めてしまうと、
後戻りがなかなか出来ないんですよ。
後戻り=嫌なところに帰る。
ですからね。
実際僕も、仮に今やっている仕事がダメになって、
自分の能力では個人で頑張っても1日フルに働いて
年中休みなくて食えるギリギリぐらいしか稼げない。
となったとしても、おそらく勤めには
戻らないと思います。
勤めに戻るのを想像するだけで汗が出てきます笑
(ちなみに、今でも夢で勤めている時のイヤーな場面を見ます)
まぁここまで強く思っている人は少ないと思いますが、
潜在的にそのような要素があるのは事実だと思います。
そのため、戻る場所がないんですね。
だから多少しんどいことがあっても
そこが自分の場所だから努力を続けられる。
これが戻っても全然OK、だとすると、
個人でビジネスをすることと、しないことを天秤にかけて
気持ちの良い方を選べるってことです。
どちらが、その場所で踏ん張り続けやすいかは
答えるまでもないと思います。
潜在的に個人ビジネスを辞める。と言う選択肢が取りづらいので
それだけにそこでうまくいかないといけない。
だから、継続性が増すし、許容できるリスクも大きくなります。
その結果、成果が出やすい。これはあると思います。
常識から外れることに抵抗がない
なんか、僕の話ばかりしている気がしますが、
自分が変わっている方の人間なのでしょうがないか。
僕は、自分でも自分のことを変わっていると思ってます。
客観的に自分を観察してもそう思うし、
何よりも周りにすごくそのような指摘をされます。
そのように、変わっている人って、
人生の中で他者から『変わり者』のレッテルを
貼られることが多いと思うんですよね。
そのせいで苦しい思いをする方も少なくないと思います。
僕も昔はもっとまともになろうと努力したものです。
そんで、そのような繰り返しの中で生きているので、
だんだんと『変わっていること』言い換えると『非常識なこと』
に慣れるんですよ。
キャラ設定というか、
実際僕も友人の集まりとかで多少変な行動をとっても
(例えば急に帰るとか言い出すとか)
『まぁ、あいつだから』で片付くと思います笑
そのような状態になっていると、
常識を踏み外すことに抵抗がなくなるんですよね。
もとより非常識、もはや怖いものはない!的な笑
そして、より非常識の世界に突き進んでいくと。
そういう理論でいくと、
ビジネスってのは非常識なことが多いわけです。
ビジネスの世界では常識になっていることも
世間一般では非常識だったりするのです。
わかりやすいところで言うと、融資。
融資って世間から見たら借金じゃないですか。
借金って常識的に考えると良くないものですよね?
でも、ビジネス歴が長い人、その業界で成功されている人は
融資をそうは捉えていないことが多いです。
むしろ良いものだと捉えています。
これって明らかに多数派からしたら非常識ですよね。
で、常識がある人ほど、この障壁に阻まれて
融資などになかなか食指が向かないんですよね。
(融資が必ず必要ってことではないです。
でも必要なときに利用すれば大きなプラスになるのも事実)
また、仕事時間もそうです。
常識的なところでは
『仕事は長くやった方が偉い』
のような感覚が存在します。
多くの人はそれが心の奥に植え付けられています。
しかし、ビジネスで結果を出すためには
その考えを少し改める必要があったりします。
なるべく仕事(特に雑務)はしないようにして、
それよりも刺激があることを経験したり、
人と会ったりすることを優先する。
その方が結果に繋がることも少なくありません。
でも、常識がそれを縛るんですよね。
(ここは僕も苦労しました。
せっかく頑張って業務短縮化をしたのに
暇なことがストレスになって辛かった・・・)
ビジネスの世界では、あらゆるところで
一般常識とは真逆の感覚が求められることがあります。
そんなときに、スムーズに非常識の方に舵を切ることは
変わっている人の方が得意だと思うんですよね。
これも大きな要因かと思います。
総合力で勝負する必要はない
過去にこんな記事を書きました。
大体はこの記事に書いてあるのですが、
要点をまとめると、
・ビジネス周りのインフラが整ってきていて
・多くのことを機械に任せることができ始めている
・その流れは今後さらに加速して広がる
・すると、総合力が高い必要はなくなり
・突出した能力を持っている方が有利になる
的な話です。
主に、今後の話ではあるのですが、
もちろん現在もそのような要素は大いにあります。
例えば、物販だったら(特に転売系)
コミュニケーション能力なんていらないじゃないですか?
世の中にコミュニケーション能力がこれほどまでにいらない
仕事ってそうそうないですよ。
事務作業だとしても、社内に他の人間いるわけで
そこでのコミュニケーションが必要です。
また、自分ができないことは外注さんなどに
やってもらうことだって、
今はとても簡単にできますよね。
もちろん、事業としては
レーダーチャートで言うとなるべく円型に
近い形を目指す必要があるわけですが、
それは自分がそうならないといけないと言うことではなく
その他の要素で埋めちゃえば良いだけなんです。
言い換えると、それが結構簡単に埋められるようになってるってこと。
で、そう仮定した場合何が起きるかって話ですが
価値の逆転現象が起きるんですよ。
本来は円型に近い能力が求められていたはずが、
それは個人でやっている場合疑似的に作ることができる。
それもそこそこ簡単に。
となると、何が問題かって今度は『とんがっているところ』
これを如何に作るかになるんです。
円型に近い能力が比較的簡単に作れるとなると、
円型に近いビジネスをしている人が増えるってことです。
そこで差別化をするためには、ベースに円型があって
その上で何か飛び抜けたものが必要なんですよね。
となるとここで『変わっている』ことがメリットになる可能性があるわけです。
ただ、自然とそうなるわけではなくて、
自分が得意にしていることとビジネスの形を
一致させることができて初めて、跳ねます。
ですから、総合力が高い=成功しやすいとは
一概に言えなかったりするんですよね。
ここら辺はすごく面白いところです。
だから何って話でもないですが
ちょっと『変な人』よりで記事を書きすぎました。
最後にバランス取って終わりたいと思います。
当然ですが、だからと言って変な人じゃないと
結果が出ない世界ではないです。
なんなら、総合力高い人の方が結果が出る確率自体は
高いと思います。
でも、まず言いたいのは、変な人、特にそれによって
社会から『ダメ』のレッテルを貼られている人。
その『ダメ』と個人ビジネスでの『ダメ』とは
繋がっていないからね。ってことです。
そして、ハマれば総合力が高い人を
凌駕する結果を出すこともできる。
そんな素晴らしい世界だってこと。
それが可能な選択肢が世の中にはあるよ。
それってすごくない?ってこと。
仮に勤めるしか選択肢がない世の中だったら
僕はもうダメだったかもしれないです。
本当に逃げてよかった・・・笑
それと、前述した通り、非常識が散りばめられているのが
ビジネスの世界ですから、
その世界に触れているとだんだんと変わっている人に
変化していくってのもあります。
結構普通の人なのに、しばらく個人でビジネスをしていたら
周りと話が合わなくなってきた。ってことありますよね?
普通な人も変になっていくし、
元から変な人はもっとえぐみが増していく笑
いやぁ、なんて素晴らしい世界なんだ。
TMPとかでも、
周りからは変わっているってよく言われる人が入ってきて
集まりとかに参加すると、
他の人が引くほどより変な人でびっくりするとともに安心する。
みたいな意見も聞きます笑
(それは僕が変だから引き寄せているだけ説もある)
まぁ、そもそも『変わっている』ってもの
おかしな言葉ですけどね。
周りと比べないと変わっているって状況にはならないし
もとより比べる必要がどこにあるんだって話ですから。
だからこそ、せっかく個人でビジネスをするならば
自分の個性を思いっきり照らしてあげて
自信を持って活動すべきと思いますね!
僕はそのような方々が集まるビジネスの業界で、
一番変わっている人間でありたい・・・