物販ビジネスマインド

個人物販で行き詰まったときに考えるべきたった5個の要素

2018/06/25

 

 

個人で物販をしていると、
なぜか数字が悪くなったり、資金の回収が悪くなったり、
『よくわからないけど』状況が悪くなることってあると思います。

 

そういうときはなるべくシンプルに。
できるだけクリアに問題点を見つけることが大事です。

 

ということで、本当はもっと複雑なんだけども、
あえて個人物販を構成する要素をシンプルにして
解説しようと思います。

ぜひ困ったときの参考にしてみてください^^

 

 

 

要素1 安く仕入れる

 

 

まず一つ目の要素は『安く仕入れること』です。

 

物販の基本の基本ですね。
同じ商品でもいかに安く仕入れるか?が大事です。

 

独占系の商品や、自社製品などでも
当然コストを抑え、仕入れ値を安くすることが求められますが、
転売や相乗り交渉などにおいてはもっとそれが重要になります。

 

というのも、後述しますが、
個人物販の相乗り系のモデルの場合、
商品を高く販売したり、自分だけ集客力をつけて
大量に商品を販売したりすることが非常に難しいです。
(できないとは言っていない)

その為、より『安く仕入れる』ことが大事になるわけですね。

 

Amazon輸入転売系であれば、
ASINで検索してヒットするような商品は
誰でも見つけられる商品ですから
そこに価格の優位性はないでしょう。

もう少し深く踏み込んでみてeBayで同じ商品を探すとか、
オークションで購入するとか、
ネットショップを探してそこで購入するとか。
他の多数の人がそこまでやっていないであろう場所で
商品を仕入れることによって、仕入れ値を抑えることができます。

 

交渉でも同じです。

簡単に見つかって、簡単に成約するメーカーなどですと
当然ながら競合も同じ条件で取引しているケースがほとんどです。
それではどうやっても価格の優位性は保てません。

であれば、場合によっては競合が手をつけないような
問屋さんから購入した方が安い場合もありますし、
同じ交渉でも、メールよりも電話をした方が条件が良くなったりします。
もちろん、取引を継続すればさらに好条件を提示してもらえることもあります。

 

このように『安く仕入れができているか?』は
常に考えるべき大事な要素です。

 

売上などの数字が悪くなっている場合、
いの一番に『果たして今の仕入れは本当に最安なのか?』
を疑っても良いぐらいですね。

多くの場合、もっと工夫できるところが見つかるはずです。

 

 

 

要素2 高く売れているか?

 

 

『安く仕入れて高く売る』

 

物販の基本原則ですね。
その片割れです。

 

前述した通り、特に単純転売や相乗り交渉の場合
その選択肢がそんなに多くない為、見逃しがちですが
それでもここに工夫の余地はたくさんあったりします。

無駄に価格競争に参加するよりも、
多少待っても在庫切れを狙った方が得なケースもあるでしょうし、
Amazonで売る以外にヤフオクやメルカリで
販売した方が高く売れることもあるでしょう。

転売などの場合でも
その辺りに原因がないか確認することはとても重要です。

 

 

また、OEMや独占商品などにおいては
さらにこの要素が重要になります。

 

競合他社の存在は無視できないですが、
Amazonでも基本的には商品ページを独占して販売するはずです。
仮に同機能の商品が自社商品よりも安く売られていたとしても、
それを迎合して安売りする必要はありません。

世の中には同じような商品なのに、
1000円で売れらる商品と5000円でも売れる商品があります。

ライブで購入するタオルとかがまさにそれですよね。
付加価値がつくことによって商品の値段は
大きく跳ね上がります。

同じような考え方で、商品ページの作り込み、ブランディングなどで
商品価値を上げて、高く売ることは可能です。

 

特に、OEMや代理店系の独占商品の場合は、
安売りは命取りです。
一度そこに手をつけてしまうと後戻りできません。

『本当に限界まで高値で売る努力をしているか?』

ここを意識することも大変重要ですね。

 

 

 

要素3 集客

 

 

3つ目の要素は『集客』です。

 

相乗り系の物販においてはあまり関係ないですね。
基本、集客ができている状態で販売しますので。

 

Amazonの中でも新規ページを作って販売する場合や
ショップ系のプラットフォームで販売する場合。
これらのケースでは『集客』が大きなポイントになります。

転売がなぜ簡単なのか?
それは集客しなくて良いからですね。

 

一方、集客が必要な物販は、難易度こそ高くなりますが、
うまくいけばそれなりのリターンが期待できます。

どんなに安く仕入れていても、商品が売れなければアウトです。
商品が売れるためには、商品を見てもらわないといけません。

そのための『集客』ができているか?
ここをしっかりと確認するようにしましょう。

 

仮に集客が足りないならば、
SEOに力を入れるとか、広告費をもっと投入するとか、
やらなければいけないことが明確になるはずです。

 

また、逆に考えると転売のようなビジネスモデルは
仕入れ時に『集客』ができているか?
を調べた上で仕入れをするモデルと言えますね。

ですから、商品が売れない場合、
その『集客に対する判断基準』が間違っている可能性があります。
そこに原因を求めてみるのも良い方法かと思います。

 

 

 

要素4 資金と在庫のバランス(キャッシュフロー)

 

 

どんなに安く仕入れても、
どんなに高く売っても、
どんなに集客ができていても。

資金が尽きたらゲームオーバーです。

 

物販は突き詰めるとお金とモノのシーソーゲームです。
自身の資産をお金にしたりモノにしたりしながら
そこに利回りを乗っけていくビジネスですね。

 

ですから当然在庫が多くなれば資金が減りますし、
資金が多い場合は相対的に在庫が少ないことになります。

 

多分、誰もが

『仕入れができていて、利益も出ているのに
なぜかお金が増えない』

という経験をしたことがあると思います。

 

そういう場合においても資金と在庫の関係を
よくよく理解していれば不安になることはありません。

 

が、それは実際かなり難しい考え方なので
基本的には『おかしいなぁ』と思いながら
仕入れを続けていく人が多いはずです。

 

それで結果ちゃんと資金が回って、
黒字化すれば問題はないのですが、
場合によっては不良在庫を抱えすぎて
次の仕入れができない。
なんてことになるケースもあります。

 

 

少なくとも、自身の扱っている在庫金額がどのぐらいで
それは現在の仕入れ規模の何ヶ月分なのか?
そして理想の在庫バランスはどのぐらいなのか?
ぐらいは把握しておくべきと思います。

理想を言えば、資金回収のペースの平均なども
算出しておくと、もっと仕入れ計画が立てやすくなります。

 

安く仕入れられているか?高く売れているか?
などに関しては利益率を見れば大体把握できますが、
在庫持ちすぎ?などの問題に関しては
少し見えづらいんですよね。
それだけに何か予兆があったらすぐに気づけるように
普段から管理をしておくことをオススメします。

 

 

 

要素5 労力

 

 

ちょっと毛色は違いますが、
最後の要素は『労力』です。

 

時間は有限ですから、使える労力にも限りがあります。
特に副業の場合はそもそも使える時間が少ないので
労力に対しての敏感さがより求められますね。

前述した『資金』に関しては
意識できる方が多いのですが、
『労力』に関しては意外と意識が向かなかったりします。

 

お金を投資するのと、時間を投資するのは
同じような行動なのにも関わらず、
どうしてもお金の方が見えやすいので
労力はおざなりになりがちですね。

 

目標数値に対してなかなか数字がついてこないときは
8割がた労力不足が原因です。

つまりは行動が足りていない。

 

すぐに行動を補充できる環境があれば良いですが
すでに現状がいっぱいいっぱいの場合は
何かしらの方法で労力を確保しないといけません。

外注さんなどを使って他の方の労力を買うか、
ツールなどで効率化を目指すか、
そもそも現環境で労力の無駄遣いがないかを見直すか。

こうやって書くと当たり前のことなのですが
これができていない人が多いです。

 

常に『行動は足りているか?』を
意識することが大事ですね。

 

 

 

問題解決、新しいチャレンジの精度をあげるのは『慣れ』

 

 

極端に書くと、ここまでの要素で全ての状況は説明できます。
(個人規模の物販ならばってこと)

 

うまくいっていない状況になった際には

・本当に安く仕入れられているか?
・もっと高く売れるのではないか?
・集客は十分か?
・キャッシュフローは問題ないか?(在庫量は適正か?)
・行動は足りているか?

の5つに照らし合わせて考えれば
大体それなりの仮説が立てられるはずです。

 

また、新しいビジネスにチャレンジするときも

・安く仕入れができるロジックはあるか?
・高値で売れるアイディアはあるか?
・集客方法は?
・どの程度の在庫を持つ必要があるか?
・労力はどれぐらい必要か?

に着目して構築していけば
大体うまくいきます。

 

なんとなく数字が悪い。
なんとなくいけそう。

みたいな感覚って本当に危ないですからね。

 

中にはそのなんとなくが大体当たっている
センスのある方もいますが、
そんなの一握りです。

ほとんどはなんとなくが外れます。

 

ですから、ちゃんと現状をシンプルに見据えて
理論立てて問題を見つけないといけません。

 

そして、それを意図して繰り返していれば
それこそ『なんとなく』の精度が上がります。

 

最初のうちはむしろ『今悪い状態にある』ことすら
気づけないことも少なくないと思います。
ですから理想を言えば悪くなったら今回書いたことを確認。
じゃなくて、
定期的に確認して悪いところがないか自問自答する。
ぐらいのテンションでやってほしいなと思います。

 

 

 

いつも書くことですけど、
100人ビジネス始めたら数年で半分以上は
消えてしまう世界です。

今ブログを読んでいる人も。
今仲良くしている人も。

もしかしたら来年にはこの世界にはいないかも。

 

それって超悲しいじゃないですか。

 

だからこそ、今だけじゃなくて
将来も稼ぎ続けられるようなスキルとか意識を
持つ必要があると思っています。

 

 

そういう意味では、
今回の内容のように、今やっていることを
色々な角度で検証してみて
間違った方向へ進んでいないか確かめる癖や能力は
ぜひ身につけていただきたいなと思います!

 

あくまでもその考え方の一つの形です。
他にも色々要素はあるのですが、
超簡易版として書いてみました。

 

ぜひ参考にしてください^^

 

 

 

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