Amazon攻略

2019年2月 Amazon手数料の変更まとめ

2018/12/22

 

 

 

3ヶ月に一回ぐらいは何かしらの手数料変更が
ある気がしますが、
今回も手数料変更のアナウンスがありました。

 

若干わかりづらいところがありますので
ちょっとでも把握できるように
まとめをしたいと思います。

ぜひ参考にしてください^^

 

 

 

12月18日に告知

 

 

12月18日に、一部のセラーにはメールで、
それ以外にはセラーセントラルにて手数料変更のアナウンスがありました。
文面はこちら

 

Amazonでは、出品者様とお客様の双方に
より良いサービスを提供すべく取り組んでおります。

現在、Amazonは世界中で
フルフィルメントセンターを運営しており、
数十万を超えるスタッフおよびカスタマーサービスの努力により、
これまで以上に迅速かつ効率的にお客様に商品をお届けしております。

また、長期滞留在庫の改善に関する取り組みにおきましても、
出品者様の多大なるご協力に感謝申し上げます。

本年度はフルフィルメント、輸送、商品配送に係るコストが高騰しましたが、
革新的なサプライチェーンへの投資を継続することで、
2019年のFBA手数料の引き上げ幅を抑えるよう努めました。

今回の手数料改定では、人件費と輸送費の変動に伴い
FBA手数料を増額させていただく一方、在庫保管手数料を減額いたします。
これにより、出品者様には新たに幅広い商品の出品を
ご検討いただけましたら幸いです。
また、保管期間が365日以内の在庫については
長期在庫保管手数料を廃止します。

 

簡単に言うと、今年色々送料などの
値上げがあったけど、
そろそろ耐えられなくなったから
値上げするけど許してね。

ってことです。

 

うん、すごくわかる。
値上げが叩かれたりしているけど、
Amazonはまだまだ手数料十分に安いからね。(調教済み)

 

今回変更になったのは
大きく分けて

『配送代行手数料』
『在庫保管手数料』
『長期在庫保管手数料』

の3つです。

 

 

 

配送代行手数料

 

 

2019年の2月21日から変更になります。
配送代行手数料に関しては基本、値上がりになります。

 

まず、現行の手数料形態はこれ。

 

 

 

 

各区分のサイズは以下の決まりで判定されています。

 

 

 

 

結論から言うと、このサイズ分類がもっと細かくなって
その分類ごとに課金されるようになり、
そのため多くの場合値上げされた状態になりますよ。ってことですね。

 

 

その新料金、新サイズ区分が以下です。

 

 

 

 

小型商品に関しては

226円→252円

 

標準商品に関しては

1の区分のみ若干値下げになりますが、
その他の区分に関しては値上げになります。

特に、標準サイズと大型のギリギリのラインにある商品は
最大で80円程度値上げになりますので
なかなかのインパクトがありますね。

 

一方大型商品に関しては
標準とのギリギリの境界線にある商品は実質値下げになり
他の区分では概ね値上げになっております。

 

細かいサイズ内の区分ができたことで
商品の梱包の仕方、再計測の依頼などが
より重要になることは間違いありません。
(再計測に関してはまた別の記事にまとめようと思います)

 

また、小型納品プログラムの値上げのアナウンスはまだないので
よりそことの価格差が出たこともあって、
さらに小型納品プログラムは盛り上がるでしょう。

 

また、場合によってはFBAではなく
マケプレプライムなどで対応する人も若干増えるかも。

 

いずれにせよ、あと3ヶ月で変更されるわけですから
それまでに在庫の整理はして良いと思います。
まぁ、少しすれば価格に転嫁されるはずですから
そこまで怖いことではないです。

むしろ、まだこの価格で発送できるってことが
普通にすごいですからね。

 

ちなみに、45000円以上の商品に関しては
手数料が無料になります。
その価格帯の商品を扱っている人には超朗報ですね!

 

 

 

在庫保管手数料

 

 

一方、なぜか在庫保管手数料は安くなります。
(2019年2月1日より適用)

倉庫が増えたのが要因なのか、
配送手数料のアップの印象を軽減するためなのかはわかりませんが
かなりの値下がり率で、正直これはめちゃくちゃありがたいです。

 

具体的には

 

小型標準商品→1~9月は35%引き下げ
10~12月は据え置き
大型商品→1~9月は45%引き下げ
10~12月は15%引き下げ

 

となります。

 

 

 

 

35%~45%の引き下げは本当にデカイです。
年末商戦時期はしょうがないですが、
他の時期の在庫戦略にある程度影響があるレベルですね。

 

これを期に、しっかりと把握しておきましょう^^

 

 

 

長期在庫保管手数料

 

 

長期在庫保管手数料に関しても大幅に変更があります。
(2019年2月15日より適用)

今までの料金体系はこれですね。

 

 

 

 

ご存知のことと思いますが、
毎年2月と8月にのみ、課金されていました。

これが、毎月課金に変わるのがまず一点。
それと、最低長期在庫保管手数料という制度ができたのが
二点目の大きな変更です。

 

 

 

 

上記の通り、毎月15日にその時点で在庫期間が1年経っている商品に対し
手数料が課金されます。

 

つまり、今までは半年以上在庫している商品にも(2月は)
手数料がかかっていたけど、それはかからなくなったわけです。
ここはちょっと嬉しい。

 

一方、1年の在庫に対して課金されるのが面積当たり17.45円。
今までは同面積当たり174.857円でしたから、
課金額の割合でいうと、新料金体系の方が割高です。
(一年放置すると209.4円になります)

しかしながら、途中で在庫がなくなれば今までだったら取られていた
手数料を払う必要がないため、これは実質の値下げだと思います。
というか、より
『早く売れや』
ってAmazonのメッセージかと笑

 

もう一つは、仮に該当商品がかなり小さいもので、
計算した結果長期在庫保管手数料がその商品については5円でした。
となっても最低長期在庫保管手数料がありますので、
最低でも1商品当たり10円が課金されます。
(どちらか高い方が選ばれます)

 

まぁそもそもそこまでの在庫をFBA倉庫に置くことがもうダメなので
あんまり我々には関係ないですけどね。
一応押さえておきましょう。

 

 

 

以上です!

少しでも理解につながれば幸いです^^

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