仕組み化・外注化

ビジネスを拡大できる人できない人 個人編

2016/09/05

空き缶を集めて、指定の業者に持っていくと
1つあたり1円が貰えるビジネスがあるとします。
(あるんですけどね)

とても単純なビジネスモデルですが
取り組む人によって成果は様々です。

今日はそんな簡単なビジネスモデルを通して
ビジネスを拡大できる人とできない人の
差はなんだろう。と言うところを考えていきたいと思います。

これはあらゆるビジネスを成長させていくときに
当てはまる話ですので、ぜひご自分がどの程度の
思考を持ってビジネスに取り組んでいるのか。
今、どの位置にいるのかをイメージして読んでみてください。

まず、単純に空き缶を集めればそれだけ
収益が増えますので、頑張れば頑張るだけ
収益を増やすことができるようになるのは
誰でも分かります。

つまり、ある程度のラインまでは
『誰でも』収益をあげることが可能だということです。

そして、ここで第一の分かれ道が現れます。

それは『もっと早く空き缶を集めるにはどうするか』ということ。

一日あたりに使える時間は限られていますので
スピードが速ければ速いほど集められる空き缶の数は
多くなります。

超当たり前です。

そのために

・手で拾うんじゃなくてトングみたいなもので拾う
・たくさんの空き缶を入れられる入れ物を用意する
・空き缶は潰してから回収する

などの工夫をしていきますよね。普通。

それにより、工夫している人としていない人のでは
集める空き缶の数、つまり収益に差が生まれます。

ビジネス初心者の失敗はこの『工夫』が
うまくできていない事によるものが
多いと感じます。

工夫がうまいことはまったら、
収益が上がります。
ここで二つ目の分かれ道が現れます。

それは『どこで空き缶を集めるか』ということ。

何も考えずに空き缶を集めている人は
そこそこの収益で成長が止まってしまい
次第にそのビジネスからは撤退することになります。

・空き缶が集まる場所はどこか?
・競合が少ない場所はどこか?
・今のままの場所で空き缶を集めていて
 果たして将来も同じ量を確保できるのか。

この辺りは当然のように考えますよね。

そして、日々考えていればだんだん
効率のいい空き缶集めの場所を
探し当てることができるはずです。

それによって、今までの倍以上の
収益を上げられるようになることも
珍しくありません。

その後、三つ目の分かれ道が現れます。

それは『どこに空き缶を持っていくと効率がいいのか』です。

今度は『販売』に関する問題ですね。

空き缶を回収している業者はいくつかあって
業者ごとに報酬や決まり事が微妙に違うと。
そんな中で、どの業者を選んでいけば良いのか。

これも収益を増やす上では非常に大事な項目ですが
実際のビジネスではやっていない人が多いです。

ここをクリアして、最大限に効率のいい取引先を
見つけることができれば収益は更に増加します。

ここまで来ているとおそらくビジネスに
取り組んでいる人の上位10%ぐらいには
入っている状態でしょう。

ここまでが基本的に『個人』で達成できる
最大レベルの成果を得る流れです。

この後は『組織』を作っていくことで
更に収益を増加させることができます。

ちょっと長くなりましたので
『組織編』は次回に書きます。

多くの人は空き缶を集め出して数日で

「これは効率悪いわー。無理無理」

と、投げ出してしまうことでしょう。

しかし、作業効率を最大限に求め
仕入れ先(空き缶を拾う場所)を開拓し
販売先(空き缶を持っていく場所)を厳選した人は
諦めてしまった人が『無理』と言っていたような
収入を得ることができます。

非常に、個人のビジネスの世界と似ています。

もし、まだ三つ目のポイントまでできていない人は
逆にチャンスです。

個人の規模でも、そこまではグングン収益を伸ばせます。
どうせやるなら、高みまで行ってみたいですよね。

ということで、参考になると思いますので
ぜひご自身と照らし合わせて考えてみてください^^

 

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