物販ビジネスマインド

Yahoo!ショッピングと楽天の情報やコンサルがあんまりない理由から考える、それらの攻略に関する考え方

 

こんにちは。
としぞーです。

 

今回は

 

『Yahoo!ショッピングと楽天のコンサルがあんまりない理由から考える、
それらの攻略に関する考え方』

 

について書いていこうと思います。

 

これからAmazonなどを卒業して(もしくは併用して)
他プラットフォームの物販に取り組む方にぜひ見て欲しい内容です^^

 

 

 

2020年は確実にAmazon以外のプラットフォームが熱い

 

 

僕が個人で物販を始めた7年ぐらい前は、
販路といえば、Amazon、ヤフオクが主流でした。

 

その後、バイマなどの無在庫系販路が流行ったり、
メルカリなどの個人売買ブラットフォームが流行ったりしつつ
4年ほど前からYahoo!ショッピング、少し後から楽天にも
参入する人が増え出した印象があります。
(もちろん、ネットビジネス発じゃない方はとっくの昔から
これらに参入しています。←ここ大事)

 

しかしながらYahoo!ショッピングと楽天に関しては
特別大きく盛り上がることもせず、
徐々に参入者が増えている印象を持っています。

 

これが2020年からは大きく変わると思います。

 

 

理由としてはAmazonの各種手数料の値上げ、
セラーのレベルの底上げ、ロジスティクスサービスの多様化、
などなど色々とあるのですが、
それらが絡み合って、来年からかAmazonと同じぐらい
Yahoo!ショッピングと楽天が選択肢に入ってくるのだろうと予想できます。

 

当然、読者の方々もその辺りを検討中でしょう。

 

しかし。ここで問題が一つあります。
他プラットフォームを検討したことがある方なら
わかると思いますが、そのプラットフォームでのノウハウが
Amazonなどに比べると極端に少ないんですよね。

 

これはなぜなのでしょうか?

 

 

 

 

なぜYahoo!ショッピングと楽天の情報やコンサルは少ないのか

 

 

考えられる理由は3つです。

 

 

1つ目は

『セラーが発信の環境にいない』

ことです。

 

どうしてAmazonの情報がネット上にたくさんあって、
Amazonに関連するコンサルタントが多いのかを考えてみてください。

それは『Amazonの発信をすることにメリットがあるから』に他なりません。

 

完全に慈善行為で落ちている情報はネット上にはほとんどないわけで、
そこにある情報には何らかの意図(相手方のメリット)があります。

 

Amazonを例にとってみると、Amazonでできる物販って、
せどり、交渉系、輸入系、OEM系、無在庫系・・・と
様々な種類がありますよね。

それだけに、それぞれのジャンルでコンサルタントなどをしている人が
重なって存在するために情報の量が爆発的に増えるのです。

 

一方、Yahoo!ショッピングと楽天などはどうでしょうか?
僕個人的な経験でいうと、少し語弊がありますが、
Amazonセラーに比べてYahoo!ショッピングと楽天プレイヤーの方が
『物販をゴリゴリにやっている人』の割合が多いです。

 

対比するとAmazonに関しての発信をしている発信者は
『ゴリゴリの物販プレイヤー』ではないケースも多いのです。

(メインの収益がどっちかと考えるとわかりやすい)

 

この理論でいくと、Yahoo!ショッピングと楽天の情報が少ないのは、
実践している人が多いが、その中で情報を公開して収益を得ようと
考える人が極端に少ないから。
と仮定することができるわけですね。

 

 

 

2つ目は『儲かりづらいから』です。

 

1つ目の理由と若干かぶるのですが、
Yahoo!ショッピングと楽天の発信はAmazonほど儲かりません。

理由はいくつかありますが、大きな要因は『対象のレベル』でしょう。

 

Amazonの発信の場合は、対象が初心者から中級者です。
そのため、多くの人が指導を必要とするだろうし、
その辺りのリテラシーも高くないのです。

あえてこう表現しますが
『騙しやすい』
と言うこともできるわけですね。

 

一方Yahoo!ショッピングと楽天の発信の対象は
『中級者から上級者』になります。

多くの場合、Amazonをすでに攻略していて、
そこから参入するわけですし、
ビジネスモデルも転売から交渉、独占や自社系に
なっているケースが多いですよね。

そこまでくるとそもそも指導を必要としない人が一定数いるし
指導者を見る目も肥えてきているでしょうから、
そこで高利益率の商品を販売していくのは至難の技なんですよね。

 

発信者自身のレベルが相当高くないと成り立たないわけです。
そして発信者自体のレベルが高い場合、多くは発信をしている暇なんて
ないわけです。

 

単純に母数が少ないのも相待って、
旨味を感じづらいってのは理論的にわかります。

 

 

 

3つ目の理由は

『そもそも教えることが大してないから』

です。

 

ここが一番でかい理由かつ、ほとんど全てです。

 

『教えることがない』と言うとかなり誤解を生みそうですが、
言い換えると『Amazonみたいに形式化できない』んですよね。

 

Yahoo!ショッピングと楽天で一番重要なスキルって何でしょう?
と考えたときに

・出品方法
・広告の使い方
・売れ行きの確認の仕方
・セラーリサーチ

とかの答えは出てこないと思うんですよ。

 

シンプルに答えは

『商材選定』と『売り方』

なのです。

 

で、じゃあこの辺りをしっかりとインストールするには
何を知れば良いのか?

 

ざっくり挙げてみると

 

・市場調査
・顧客層の限定(ペルソナ)
・商品コンセプト(ブランディング)
・店舗コンセプト
・店舗と商品のストーリー作り
・商品画像
・LPデザイン
・キャッチコピー
・リストマーケティング
・アフターフォロー(LTVのための)
・広告全般

 

などなど、数え切れないほどのスキルが必要とされます。

 

 

んで、確かにこれらの内容をパッケージしてコンサルティングみたいな
サービスにすることは可能だし、それはすごい良いサービスだと思いますが、
じゃあこれって『楽天のコンサルなの?』って考えると
ちょっと違うじゃないですか?

これって『物販一般』のコンサルですよね?
物を売るって言う根本的な能力を身につけるためのサービス。

 

つまりそう言うことなのです。

 

Amazonの場合は、Amazon内での特殊なテクニックやルールなどが
かなりたくさんあって、それを攻略することで利益がついてくるのですが、
Yahoo!ショッピングと楽天の場合はどちらかというと、
プラットフォーム内のテクニックではなくて、
物販一般のテクニックが求められるんですよね。

 

だから、そう考えるとYahoo!ショッピングと楽天で結果を出すための
情報はネットにいっぱい落ちているんですよ。
物を売るという情報として。
しかし、『Yahoo!ショッピングと楽天』の情報として出てきているわけではないので
それ目的で探そうとすると見つからないって状況なのです。

 

言い方を変えればYahoo!ショッピングと楽天での物販ってのは
ネットビジネスとそうじゃない物販の合流地点でもあって、
だから、ネットビジネス観点の目線で情報を探すとズレてるんですよね。
そこにはもうネットビジネス然とした発信者はあんまりいないですよと。

 

このような理由から、Yahoo!ショッピングと楽天の情報やコンサルは
あんまりないんです。(0ではないですよもちろん。)

 

 

 

それを受けての考え方

 

 

上記のことから、Yahoo!ショッピングと楽天に参入する際に
ぜひ意識して欲しいポイントは

 

『参入するからには物販一般の能力を勉強し、身につける』

 

ことです。

 

そのプラットフォームでしか通用しない細かいテクニックには
あまり執着しないで欲しい。

 

 

実はこれはAmazonでの販売でも言えることなんです。

実際、今Amazonで相乗り以外の物販をしている人の話を聞くと、
広告を回さない、SEOもそこまで意識しない。
商品自体と、ページ作りに命をかけている。
みたいな人がうまくいっているケースが増えてきました。

つまり『物販一般』で勝負しているわけです。

 

限定的なテクニックは、参入する人が増えれば増えるほど一般化していき、
差別化に繋がらなくなります。
一方『物販一般』のテクニックは答えがない分、差別化しやすいのです。

 

それでもAmazonの仕組みは特殊すぎるため、
まだまだテクニックで何とでもできます。

 

しかしYahoo!ショッピングと楽天に関しては
よりプラットフォーム内のテクニックではどうしようもない環境が
早くにやってきます。(ってかもう来ている)

ですから、Amazon→Yahoo!ショッピングや楽天に移行の際は
その覚悟を持って取り組んで欲しいなと思うわけです。
(とりあえず販路を増やすためにツール使って在庫を一斉に移行する。
ぐらいの参入の仕方なら、別にその限りではありません)

 

 

ネガティブなことを言っているのではなく、
これ、超ポジティブです。

 

だって『物販一般』の能力が身についちゃえば最強ですからね。
何でも売れるようになりますから。

その土俵に立てるってのはワクワク以外のなにものでもないはず。

 

 

少なくとも。

Yahoo!ショッピングと楽天に参入する際に、
色々と検索して情報が少ないのを見ると
若干躊躇しちゃうと思うんですよね。

でも大丈夫、情報は『物販一般の情報』として
大量に転がっていますから。
プラットフォーム内の何やかんやは公式のマニュアル見れば十分です。

 

で、そこでコンサルとか受けたかったら『物販一般』を
教えてくれるコンサルタントを探しましょう。

 

散らかりましたが、以上!!

 

 

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