時短セミナー書き起こし 物販ビジネスマインド

欧米輸入(交渉系)で結果(100万)を出すための2ルート

2020/01/29

 

 

 

先日、新しい企画として『時短セミナー』の動画をアップしました。

 


今後もこういった動画をぼちぼち上げていこうと思いますので、
ご興味のある方はチャンネル登録などぜひ宜しくお願いいたします^^

 

ってなわけで今回は動画のテキスト版!

 

 

『欧米輸入(交渉系)で結果(100万)を出すための2ルート』
と題して、僕の経験上、多くの方が100万達成の際に通るルートを
まとめたいと思います。

 

便宜上、あえて極端に二つに分けて解説していますので、
実際のところはもう少し濃淡あるのですが、
理解としてはこんな感じで極端に受け取って問題ないですし
むしろその方がわかりやすいと思います。

 

ぜひ参考にされてください。

 

 

 

欧米輸入(交渉系)は単純である

 

 

まず前提として覚えておきたいのは

『欧米輸入(交渉系)のビジネスモデルは単純である』

ということです。

 

交渉系というと、転売の上位モデルと思われがちですが
(実際その要素もあるのですが)
冷静に考えてみると、実際はものすごくシンプルなビジネスモデルだということがわかります。

 

まず、大前提として売る力が必要ないのが大きいです。
もちろん、交渉系でもAmazonで新規ページを作成したりすることもあるのですが
それなしでも100万達成は普通に可能ですし、
そもそもAmazonで新規ページ作成と言っても
仰々しいセールススキルは必要ないレベルですので
いわゆる一般に言われる売る力は必要ありません。

 

もちろん、長期的に見たら売る力は非常に重要な技術なのですが
100万を達成するためには実際のところ必要ありません。

 

完全な相乗り出品オンリーでも結果は出ますし、
事実相乗りオンリーで100万達成した方を何名も知っています。

 

 

また、作業フローも非常に簡素です。

 

細かいものを除けば

リサーチ→交渉

の繰り返しが交渉系物販の本質です。

 

しかも、通常の流れとしては交渉は営業代行に任せますから
交渉すらも自分ではやらなくて良かったりします。

 

当然、外注化に際して多少の労力はかかるのですが、
そもそもその外注化もいわゆる『育てる』必要がない外注化なので
(営業代行の場合、営業経験がある方を優先して雇うため)
普通にやれば募集後、すぐに外注化が完了します。

リサーチも外注化することができますが、
こちらは若干『育てる』必要がありますので
必須ではありません。

 

つまり、営業の外注化をしてしまえば、
あとはリサーチだけが必要な仕事になります。
(すごい極論ですけどね)

 

 

何が言いたいのかというと、
交渉ってビジネスモデルは思っている以上にシンプルで、
力を入れる場所は一点もしくは二点ぐらいしかないよと。

 

だからこそ、どのような道筋を辿っていくのかが重要で、
その道筋すらも実は大きく分けると2つしかないよ。
ってことですね。

 

それではその2つの道筋を解説します。

 

 

 

欧米輸入(交渉系)の成功ルートはざっくり言うと2つ

 

 

欧米輸入(交渉系)の成功ルートは大まかに分けると
以下の2つに集約されます。

 

メーカー大量交渉ルート
問屋大量リサーチルート

 

メーカーにめちゃくちゃ交渉するか、
卸問屋でめちゃくちゃリサーチするか。
のどちらかだってことですね。

 

 

一応補足しておきますが、
総代理店契約などを結んで商品を取り扱うビジネスモデルも
交渉系といえば交渉系なのですが、
前述した売る力が必要ですし、規模も大きいので
今回の話では除外しております。

 

また、ネットショップ仕入れも広義では交渉系に含まれますが、
こちらも少し転売よりすぎるので今回の話からは除外しています。

 

もちろん、どちらも素晴らしいビジネスモデルですし、
これらの方法で100万を達成することも可能です。
しかし今回のネタの上ではノイズなので省いている次第です。
予めご了承ください。

 

 

それでは

 

メーカー大量交渉ルート
問屋大量リサーチルート

 

のざっくりとして形について解説します。

 

 

 

メーカー大量交渉ルート

 

 

先ほど書いた通り、メーカーに交渉しまくる。ルートです。

 

僕の記憶が正しければ、欧米交渉が最高に流行っていたのは、
今から3、4年ほど前の2016~2017年付近です。

それから流行り廃りはあれど、多くのセラーが参入している市場なので、
有名どころのメーカーや、規模の大きいメーカーなどは、
すでに食い尽くされてしまっています。

 

あえてそこを狙う手法もないことはないのですが、
通常はそこを避けて、中規模以下のメーカーを選定し、交渉するのが基本になります。

 

そのため、1メーカーあたりの取引額はそこまで大きくありません。
開きが大きいのではっきりとはまとめられないですが、
5〜10万程度の取引額になることが多いと経験上感じています。

 

ということは、粗利100万達成時の利益率が20%だった場合、
仕入れが400万必要ですから、取引先の数は40〜80必要になります。
仮に交渉の成約率が少なく見積もって5%だった場合、
交渉の母数は800〜1600必要になるわけですね。

 

それなりの数ですが、要はこれをこなせるかどうかが全てだということです。

 

 

流石に、これらを全部一人きりでこなすのはしんどいので、
多くの方はまず交渉を外注化します。
(単にメール営業だけではなく、電話営業もした方が良いので、
単純作業を外注化するというよりも、
専門家に代行依頼をするイメージですね)

 

そして、コツコツと取引先を増やしていき、
徐々に100万に近づいていく。そんなイメージですね。

 

在庫モデルとしては100SKU以下で100万達成も可能です。

 

こちらのルートのメリットとしては、
メーカー直仕入のため、アカウントリスクがほとんどないこと。
その後の総代理店ビジネスに発展しやすいこと。
総代理店まで行かなくとも、独占販売などにも発展しやすいこと。
などが挙げられます。

 

一方デメリットとしては、積み上げ型なので多少時間がかかりがちなこと、
その間にモチベーションが落ちる要素がそれなりにあること。あたりですね。

 

 

 

問屋大量リサーチルート

 

 

こちらはメーカーではなく、問屋さんでめちゃくちゃリサーチをするルートです。

 

当たり前の話ですが、メーカーとの取引の場合は基本的には
そのメーカーの扱っている商品しか取り扱えないですが、
問屋の場合は複数のメーカーの商品を取り揃えているわけで、
メーカー単体と比べると取引できる商品数が10倍も100倍も違います。

 

そして、過去に解説したこともありますが、

 


問屋仕入れは交渉セラーに敬遠される要素が満載なので、
メーカー直取引に比べて、ライバルが少なく、
そのおかげで利益率もそれなりに高い傾向があります。

 

*やったことない人は
『メーカーから仕入れるよりも問屋から仕入れた方が利益率高いって
どういうことだよ』って疑問に思うはずです。
一応補足しておくと、問屋で扱うような商品は多くの場合
メーカー直取引ができない商品です。
つまり、仕入の最上流が問屋だということですね。
問屋をリサーチして利益が出る商品が見つかったというケースでは
必然的に上記の要素を満たした商品が炙り出されるわけです。

 

ですから、これも個体差がありますが、
取引する問屋の数は5つもあれば十分だったりします。
実際、僕も今ちょっとだけ問屋仕入れしていますが、
2つの取引先で月間150万ぐらいの仕入れができています。

 

メーカー交渉に慣れている方にとっては
問屋のリサーチってすごく違和感満載だと思います。
メーカー交渉の場合はまず大元になる商品があって、
その商品を辿ってメーカーを探し、交渉するわけですが、

問屋開拓の場合はそのフローを通らない方が効率が良いです。
具体的な商品のことは一切考えずに、
ジャンルごとに問屋を探すわけです。
例えばCASIOの時計を仕入れたかったらその商品で検索するのではなく、
時計を扱っている問屋をダイレクトに探して、
該当商品があるかどうかはリサーチしてみないとわからない。といった具合です。

 

これにはしっかりと理由があって、良い問屋さんって
そもそも取扱商品をネット検索に引っかかるように
公開していないんですよ。そりゃそうだよねって感じですけど。

 

なので、商品名で検索していると、そのような問屋さんとは
一生出会えないのです。

 

そして、しっかりとした問屋ほど、契約が難しいです。

メーカー仕入の場合は契約書なしで仕入れられることも多いのですが、
問屋取引の場合は基本的には契約書必須です。
そのため、そのようなジャンルに強い代行さんを見つけて、
最初からお願いしちゃうのが早いです。

*代行さんによっては『このジャンルの問屋さん開拓して』
とお願いすれば1から10まで全部やってくれる方もいます。
もちろん単価は高くなりますが、ありがたいですよね。まじで。

 

そして、はれて契約を結んだら、ここからが本番です。

 

問屋にあるリスト(もしくはサイト)をかたっぱしからリサーチするのです。
これが転売のリサーチよりも若干面倒なんです。
Amazonみたいに見やすいUIになっていませんからね。

 

ですから、ツールを使って絞り込みをしたり、
自動でAmazonのデータと照合してできるところは前もって比較して置いたり、
人力でチェックしてもらうために外注さんを雇ったり。

そのような工夫が求められます。

 

在庫モデルとしては300SKU以上で100万を狙うイメージですね。

 

このルートのメリットは
メーカー交渉に比べて短期間で100万達成が可能。
転売のマインドでも普通にうまくいく。
利益率が高い場合は投資額を抑えられる。
などですね。

 

一方デメリットとしては
メーカー仕入れではないのでアカウントリスクが若干ある。
横展開になるので商品管理に工夫が必要。
などです。

 

 

 

ポイント

 

 

以上の2つのルートが交渉系欧米輸入で100万を達成する
王道ルートと言って良いと思います。

 

これらのルートにおいて大事なポイントは

 

1、とにかく量で差別化を図る
2、交渉部分はなるべく外注化をする
3、余計なことは考えずにがむしゃらにやる
4、資金

 

の4つです。

 

 

メーカー交渉に関しても問屋リサーチに関しても
一番大事なのが量です。

 

とにかく量をこなして量で圧倒すること。

 

普通はメーカーに1000近い交渉するのなんて無理じゃないですか。
でもそれをやる。多くの人ができないからやる意味があるわけです。

問屋リサーチにおいても1000でも5000でも1万でも商品を見る。

 

そして、それをこなすために自分一人で頑張るのではなくて、
人に任せられることは積極的に任せていく。

特に交渉部分に関しては英語ができて契約に強い人に任せた方が
労力が削減できるだけでなく、成約率も高くなるわけですから
お願いしない理由がほとんどありません。

外注さんをうまく利用して、数をこなす体勢を作る。
これが何よりも重要です。

 

交渉系の欧米輸入って今や少し中途半端な場所に位置しています。
上を見れば総代理店ビジネス。横を見れば国内交渉、簡易OEM。
斜め前を見ればクラウドファンディング、自社ネットショップ。

もう目移りしすぎて気絶するぐらいいろんな誘惑がありますよね。
誘惑だったらまだ良いですが、いろんな情報があってその情報ごとに
ポジショントークがあるわけですから、
場合によっては
『今こんなことしてて良いのだろうか?』
と不安に思ってしまうこともあるでしょう。

 

でも大丈夫です。
良いです。
そんなことしていて良いです。

 

ビジネスを長く続けるためには色々なスキルが必要なことは事実ですが、
上部だけ身につけていっても何も意味がありません。
一つずつ着実に身にしていかないと、結局全て中途半端で終わってしまいます。

 

今魅力的に感じていることは別に来年やったって大丈夫です。
今しか美味しくないと感じることもあるかもしれませんが、
来年もまた別の美味しいビジネスが現れますし、
焦る必要なんてどこにもないですからね。

 

今やっていることがひと段落してから次に移って遅くないです。
むしろそれが最速です。

 

ですから、道中数多く現れる誘惑には屈せず、
今目の前にある作業を黙々とこなすことが重要です。

 

 

最後のポイントは資金です。

 

これは詳しく書かなくてもわかると思うので割愛しますが、
仕入れに必要な資金量の確保が必須です。
どうにかしましょう。

 

 

 

終わりに

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回紹介した2つのルートが、僕の経験上実際に100万を達成する方が
通っている道筋です。

 

そして、ポイントで解説した条件を満たしていればまず100万は達成できます。

 

冒頭に書いた通り、かなり極端に端折ってまとめましたが、
まず100万を達成する、という目標においては
このぐらいシンプルな方がむしろ良いと思います。

選択肢が多すぎると迷いますからね。

 

もちろん、中にはメーカー取引と問屋取引を半々でこなして
100万以上の利益を得ている方もいますが、
個人的にはどちらかに集中して取り組む方が成功率が高いと感じています。

 

そして、どちらを選ぶかはフィーリングで決めてOKです。
フィーリングって実は一番判断基準を含んだ決断方法だと思っているので。

 

具体的なところで言うと、転売が嫌いだった人はメーカールート。
転売が好きだった人は問屋ルートって判断でも良いですね。

 

動画と共に参考にしていただけると嬉しいです^^

 

 

-時短セミナー書き起こし, 物販ビジネスマインド