時短セミナー書き起こし

食事瞑想で人生の幸福度を2%上げよう【時短セミナー書き起こし】

2020/01/29

 

お疲れ様です。
としぞーです。

 

今回の動画では『食事瞑想』について取り上げます。
聴き慣れない言葉ですが、最近じわじわ流行り出している食事瞑想。

基本的な説明と、個人的に考える取り入れかたについて解説します。
うまくハマれば毎日の満足度、ひいては人生の満足度が
数%上がることになります。
ぜひ参考にしてください。

 

 

食事瞑想 別名 マインドフルネスイーティング とは

 

 

すごく噛み砕いて説明をすると、
食事瞑想とは『超集中して食事を取ること』です。

 

元々はマインドフルネス瞑想の第一人者である
マサチューセッツ工科大学のジョン・カバット・ジン教授が提唱した食事法で

 

正しく実践することによって

 

食事量の減少によるダイエット効果
食事量減少による食費の節約
食事時の幸福感向上
血糖値の急上昇の回避
集中力向上や精神安定などの瞑想由来の効果

 

が得られると言われています。

 

 

実際にアメリカの国立衛生研究所の研究でも
食事瞑想が過食などの肥満につながる習慣に対して
良い影響が出ることが証明されており

Googleはじめ、多くの企業も取り入れている瞑想法です。

 

 

効果が出る具体的な仕組み

 

食事を取るとレプチンというホルモンが分泌され、
レプチンが他のホルモンと結びついて結果的にドーパミンが放出されます。
レプチンが少ないとお腹がすいた気分になりますし、
レプチンが放出されると満腹感を感じます。

 

 

実はこのレプチンは食べる量に比例するのではなくて、
ざっくりいうと満足度に比例して放出されることがわかっています。
そのため、咀嚼回数や、食事に向かう姿勢によって、
食べる量に依存しないでも同等、もしくはそれ以上のレプチンが放出され
結果少量の食事で先ほどあげた効果が得られるのです。

 

 

食事瞑想の『正しい』やり方

 

食事中は食事以外のことを行わない
姿勢を正し食事に集中する
必ず一つの食材ずつ食べる
五感すべてで味わう
なるべく時間をかけて咀嚼し堪能する

 

 

食事瞑想の厳密なやり方を調べると、色々と決まり事が多いことに驚きます。
時短動画では説明しきれませんので、ご興味がある方は各自お調べになってください。
正しい工程で行うことで、きっと高い満足度を得ることができるでしょう。

 

しかし。

 

忙しい現代人はこんなことなかなかやってられないわけですよ。
正しい工程で食事瞑想をすると平気で1時間とかかかります。
毎食そんなことをしていたら時間がいくらあっても足りないですよね。

 

ダイエットなどでも、初日からいきなり10キロ走れと言われたら
挫折してしまうわけで、こういうのは
なるべくレベルの低いところから導入するのが鉄則です。

 

そこで、僕自身は食事瞑想の意図だけを汲み取って、
もっとインスタントに食事を楽しむことをオススメしたい。

 

つまり、瞑想効果は期待せずに、
『食事での満足度を少しだけ上げる』
ことにフォーカスすることから始めれば良い。という考え方です。

 

 

ポイントは3つ

 

1、食べる前に今から何を食べるのか、どんな味なのかを想像する

2、感謝の心を持って『いただきます』としっかり唱える

3、無心で食べる

 

まずこの辺りから始めることをオススメします。

 

 

しっかりと食事に集中する意識。実はこれだけで食事の満足度は格段に上がります。
食べる方法とか速度は考えなくて良いと思っています。
邪道かもしれませんが、丼物などは書き込んだ方が明らかにうまいですからね。
ただ、雑に書き込むのではなくて、超集中して掻き込む。
もはや何言っているかわからないですが笑

 

人生の中でも食事は大きな割合を占めるイベントです。
一日三食と考えると一年で1000回以上食事するのです。

 

残り人生が30年だとしたら3万回も食事するのです。

 

 

その一回一回の食事が少しずつでも充実したものになれば、
人生の幸福度が数%上がる可能性は高いと思いませんか。

 

そもそも、意識の変化の話ですから、
チャレンジするのにコストがかかりません。

 

ですので、まずはインスタントな方法で、
食事に意識を向けるとこれだけ満足度が上がるんだ。

ということを実感していただき、
もしもっと興味が湧いたら本当の食事瞑想にぜひチャレンジしてみてください。

 

 

-時短セミナー書き起こし