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先人から学ぶ、幸せになる方法(死ぬ瞬間の5つの後悔)

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お疲れ様です。

としぞーです。

 

今回は書評のようで書評じゃない記事です。

 

死ぬ瞬間の5つの後悔
と言う良著があるのですが、
本書で語られている5つの後悔から
幸せに生きるためのヒントをもらおう。

そういった内容の記事となります。

 

個人的にも、自分が幸福だったか?に関しては
過去の連続性からしか測ることができず
そのジャッジができるのは今このときだけだと考えています。

それまでの人生を振り返って今の自分がどう思うか。
それだけが幸せか否かを測る方法なんですよね。

 

でも、僕らの『今』には未来があります。
であれば今幸せだと思っていても、
それが今後継続するかは全く未知数であり
その先の評価に関しては未来の自分のジャッジに委ねるしかないのです。

 

そう考えたときに、その最たる瞬間は人生最後のときです。

 

死の間際に、自分の人生についてどう感じるか?
究極にはそれが全てとも言えるわけですね。

 

そう考えると、先人が死の間際にどんな想いで死んでいったのかは
非常に価値のある教材になると考えられます。

 

『死ぬ瞬間の5つの後悔』の著者は
オーストラリアのターミナルケア施設で長年働き
沢山の人たちを看取ってきた女性です。

 

長くても3ヶ月でこの世を去っていく患者たちは
死を目前にして一様に5つの後悔を口にしたと言います。

 

この本自体は自己啓発本とカテゴライズするよりも
著者の自伝的要素が強いので、
自己啓発として使うのには少し抵抗があるのですが
それでもこの5つの後悔には非常に重要な要素が詰まっているので
それらを確認することで何かのヒントにはなるかなと思ってます。

 

 

前置きが長くなりましたが、
実際に5つの後悔を見ていきましょう。

 

 

 

1、他人が期待した人生でなく、自分の人生を生きればよかった

 

 

自分らしく生きる。
これってものすごく難しいことです。

 

そもそも、自分らしくって定義が難しいですし、
定義できたとしてもそれを実行するには障害が多すぎます。

それでもこの後悔は多くの人が口にする言葉であり
それだけにかなり真理に近いのだと思います。

 

少し極端に意訳すると

「なんで自分自身の人生を生きる勇気が持てなかったんだ」

と言い換えることもできますよね。

 

つまり、勇気が出せなかったことについて
後悔しているのです。

 

自分らしい人生を生きるために勇気を出して
一歩踏み出してみる。
難しいけど、すごく重要なことです。

 

 

 

2、あんなに働かなくてもよかった

 

 

もしかしたらこれが一番ショッキングな後悔かもしれません。

 

働くのは生きるためだったり、誰かを幸せにするためだったりするはずですが
その行為自体を後悔してしまっているのです。

 

もちろん『働かなくてもよかった』わけではなく
余分に働きすぎてしまったと言っているのですから
その余剰分に後悔があるわけですね。

 

確かに、今食えるだけの働きができていても
未来のためとか、不安解消のためとかに余分に働くことは普通にあります。

 

多くの人は、その余分を他のことに回したほうがよかった。
と最後に後悔するのです。

 

ここでは語り尽くせないテーマですが、
確かに、世の中が成熟しすぎて、要らないものを要るように洗脳されて
それで余分に働いている事実は無視できないですね。

 

本当に重要なものは何なのかを見極める力は
これからの時代、より重要になるのでしょう。

 

 

 

3、もっと自分の気持ちを表現すればよかった

 

 

日本人は特に、この傾向が強いと思います。

 

言いたいことをグッと我慢して、その場を穏便におさめる。
確かに場合によっては大事なことですが、
本当にそこまでして場を穏やかにする必要はあるのでしょうか。

 

個人的には言いたいことはどんどん発言すべきだと思うし、
実際それをしても意外とおさまるところにおさまることも知っています。

 

それよりも個人的にはこの後悔って、
感謝の言葉とかの要素の方が強いと思っています。

 

友人に感謝をしっかりと伝える。
恋人に愛をしっかりと伝える。
家族に自分が幸せだってことを言葉にして伝える。

 

もしこれを怠ってきたら、確実に人生の最後に後悔する自信があります。
僕はこれが苦手かもしれないです。どうにか克服しないといけませんね。

 

 

 

4、もっと友達と連絡をとればよかった

 

 

結局、幸せって自分一人では実現できないものなんですよね。
だって、自分一人なら比べるものがないから
そもそも幸せとか不幸せって概念が生まれないですから。

 

人間は人との関わりで何かを感じる生き物です。

 

そう考えると、人生において、友人やパートナーや家族ってのは
幸せを構成する上で一番大事な要素だと言うことがわかります。
感情論ではなく、ロジックです。

 

あえて変な言い方をしますが、
余分な仕事をする無駄な時間があるんだったら
友達と遊んだり、恋人と愛を深めたり、家族と過ごしたりした方が
何倍も幸福に近づくのも、論理的に考えて正しいと思います。

 

 

 

5、もっと自分の幸せを追求すればよかった

 

 

今までの後悔と被るところはありますが、
要約すると

『幸せについてもっと真剣に考えれば良かった』

そのような後悔だと捉えることができます。

 

人生には幸せになるための選択肢と、それ以外の選択肢があります。
当然、それらを上手に選ぶこと自体難しいので、
結果的にどうなるかは神様も知らないわけですが、
その選択肢を能動的に選んでこなかった場合、
そこには機会損失的な後悔が生まれて当然だと思います。
「もっと真剣に幸せを追求したらもっと違った可能性があったかも」
こう思ってしまう以上、絶対に後悔を感じてしまいますからね。

 

大変困難ですが、願わくば
「幸せ追求し続けて疲れたわ。これ以上は無理www」
ぐらいの感覚で死にたいものです。

 

 

 

以上です。

 

これらの教訓は
人生の最後にはこんな風に思うんだ。と受け取ることもできますし
今の自分に当てはめることも可能です。

 

仮に明日死ぬとします。

 

その場合、今回ご紹介した5つの後悔は湧き出てくるでしょうか?
少し立ち止まって考えてみるのも良いと思います。

 

仮にそのような感覚があるのであれば、
どこかで意識して生き方を改革していかないと
きっと人生の最後までその生き方を繰り返すことになります。

人生の終わりはいつ来るかわからないわけですから、
常に後悔がない生き方をすることが、
そのまま人生の最後の充足度に影響します。

 

ここまで喋っておいてなんですが、
個人的には

「まぁこんな風に考えることもできるけど
あんまりとらわれないで一生懸命生きてりゃ良くね?」

って考える人間なので、
あくまでも些細なヒントぐらいで留めていただき
少しだけ生き方を考えるきっかけにしていただけたらと思ってます。

 

あんまり縛られちゃうとそれはそれで不幸なので。

 

今回の内容にご興味がありましたら
ぜひ死ぬ瞬間の5つの後悔を手に取っていただけると嬉しいです。

 

多分、期待している感じの本ではないと思いますが、
きっと何かしらの刺激を受けられるはずです。

 

 

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