時短セミナー書き起こし Amazon攻略

今更聞けないAmazonFBA納品時の梱包案件など

 

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お疲れ様です。としぞーです。

 

今回は今更聞けないシリーズということで、
Amazon納品時の梱包案件についてまとめようと思います。

 

 

実は先日、やらかしてしまいましてですね。

 

ある納品不備によってなんと手数料を2万円以上取られてしまいました。

対象の梱包案件は知っていたのですが、
このぐらい大丈夫だろうということで納品したところ、
厳しくチェックされてしまったんですね。

手数料がかかるだけであれば良いですが、
場合によっては納品の一時停止や権限取り上げもあり得ます。

 

納品案件の基本的な部分を再度確認していただき、
正しい納品ライフを送るための参考にしていただけると幸いです。

 

 

 

個別商品編

 

 

商品それぞれにバーコードラベルを貼る際には一定のルールがあります。

このルールを破ると、納品の受領が遅れるだけでなく、
場合によっては商品点数に応じてペナルティの手数料を払う必要があったり
もっとひどいと一度返送して再納品しなければなりません。

 

細かい部分も含めて禁止事項を確認していきましょう。

 

 

ラベルをセロハンテープなどで貼り付ける

 

みなさん、基本的には24面か40面のラベルシールを購入して
それに印字して商品に貼り付けていると思います。
万が一そのコストをケチって普通の紙に印刷して
セロハンテープなどで貼り付けて納品すると規約違反です。

 

 

バーコードを隠さない

 

元々商品に表示されているバーコードは全て隠さないといけません。
バーコードが一箇所しかない場合はその上からラベルを貼り付ければ良いだけですが
二箇所以上のバーコードがある場合は、
もう一箇所のバーコードをなんらかの形で隠さないといけません。

 

 

 

具体的には白紙のラベルシールで隠すとか、マジックで線を入れるとかです。

今回僕が怒られたのはこの規約違反です。

正直、もう何年もバーコードを隠していなくても何も言われることはありませんでした。
しかし今回すべての商品において指摘され、大量に手数料を請求されました。

結構やりがちなので、気をつけましょう。

 

 

曲面や角にラベル貼り付け

 

これは知らない人が多いと思います。

ラベルが読み取りづらいとそれだけで梱包案件違反になり得ます。

 

 

できるだけ平面にラベルを貼り付けるようにしましょう。
円形の商品の場合もなるべくバーコードが平面になるように
貼り付けることをオススメします。

 

 

ラベル貼り忘れ、貼り間違い

 

言わずもがなですが、貼り忘れや貼り間違いの数が多いと怒られます。
場合によっては改善策を提出する必要に迫られます。
剥がれやすすぎるラベルですと、輸送時の段ボールの中で
剥がれてしまったりして、それも貼り忘れとカウントされます。

 

 

数量差異

 

これもやってしまう人多いのではないでしょうか?

一生懸命納品作業をして、そろそろ終わるぞってときに
商品全てにラベルを貼ったはずなのに何故かラベルが余ってしまった。

こんなときに「まぁいいか」とそのまま納品することは辞めましょう。

必ず、数量を変更してください。

 

多くても少なくてもダメです。

数年前までは多少の差異であれば何も言われなかったのですが
最近は1個の違いだけでペナルティを与えられることもあります。
確かに、数量差異があると倉庫において商品が紛失したように
誤認してしまう可能性があるので、普通に迷惑ですね。
気をつけましょう。

 

 

 

 

段ボール編

 

 

納品時の段ボールに梱包案件違反があると、
受取拒否をされることがあります。

個別商品と同様にひどいものだと納品権限の停止まであり得ますので
規約をしっかりと押さえるようにしてください。

 

 

15㎏超過の場合は天面と側面に『重量超過』と記載する

 

160サイズいっぱいに商品を詰め込むと大体重量は15㎏を超えます。

標準サイズの納品上限は30kgですから納品すること自体は問題ないのですが
15kgを超えていることを申告しないと規約違反です。

わかりやすい位置にマジックで記載しておくだけで良いので
必ず記載するようにしましょう。

15kgを測る道具を持っていない方は
怪しかったら一応重量超過の記載をしておくと良いです。

 

 

サイズ制限、重量制限

 

標準サイズの納品の場合、
大きさの限度が『三辺が50cm x 60cm x 50cmより小さい』
重さの限度が『30kg以内』
と決まっています。

 

 

これ以上のサイズで納品すると受取拒否される可能性がありますので
気をつけましょう。

経験上、今のところは60cm x 60cm x 40cmなどで
納品しても何も言われないのですが、
いつ指摘されてもおかしくないので守っておくのが無難です。

 

 

ダンボールのカスタム

 

段ボールを複数合体させて一つの段ボールにする。

 

蓋が閉まらなかったので蓋を加工してなんとかする。

 

空間ができてしまったのでその部分を折りたたんで
段ボールを小さくする。

 

これら全て規約違反です。

唯一、段ボールに元々折り畳みの機能があって、
その折り目でカスタムすることは許されているようです。

要は見た目が汚いとアウトってことです。

そもそも強度が弱くなりますので妥当な規約だと思います。
やりがちなので気をつけましょう。

 

 

ラベルは全て隠すこと

 

商品を仕入れたときに届いた段ボールをそのまま納品に使う方も少なくないです。

その際には元々の配送業者などのラベルが貼ってあると思いますが
これらは全部剥がすか、剥がさないなら隠すようにしましょう。

関係のないバーコードが露出しているということで
受取拒否になった例もあります。

 

 

使ってはいけない緩衝材

 

段ボールに隙間ができた際には緩衝材を使うと思います。
実はこの緩衝材にも規約があり使ってはいけないものが決まっています。

具体的には

『生分解性物質やコーンスターチで作られているものを含む、あらゆるタイプのバラ状発泡スチロール』

 

『シュレッダー済みのペーパー』

 

『ポリスチレン(Thermocol)チップ』

 

『クリンクル(しわ加工)ラップ』


なんでこれが含まれているのかは謎

 

などがそれに当たります。

 

 

逆に許可されている緩衝材は

 

『エアピロー』

 

『紙』

 

『ビニールロール』

 

『新聞紙』

 

『ポリスチレン(Thermocol)シート』


これもなんで含まれているかは謎

です。

間違えないように気をつけましょう。

 

 

異物混入

 

 

ダンボールの中に商品や緩衝材以外の異物が入っていると
大変なことになります。

ありがちなのが納品作業時に使っていたハサミやカッターですね。

これらが混入していると十中八九、納品機能が停止されます。

そしてかなり手の込んだ改善案を提出しないと復活されないので
大きな機会損失につながります。

納品ってながら作業しがちな工程ですけど、
集中してミスがないようにこなしましょう。

 

 

 

 

以上です。

 

ちょうど先週辺りにFBA小型・軽量商品プログラムの商品を
どの倉庫にも納品できるようになりました。
非常にありがたいことですがこれによってミスも増えるし
倉庫も厳しくチェックするようになりますので
より梱包案件に気をつける必要があると思います。

 

今回の内容の中にもし知らない規約があったのならば
それは直接活かしていただけると思いますし、
全部知っていたとしても改めて順守できているか確認してください。

 

ここ最近は倉庫でのチェックがどんどん厳しくなっています。
今まで大丈夫だったから。は通用しなくなっています。

 

梱包案件を指摘されて、手数料取られたり権限を停止されるのって
交通違反をしてお金取られたり免停になるのと同じぐらい
なんの実りもないコストの払い方です。

もうね。情けなくなりますよ。笑

 

モチベーションにも影響しかねないので、
毎回規約を順守し、気持ちよく納品しましょう!

 

 

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