ビジネスマインド

悩みとの付き合い方について

 

お疲れ様です。
としぞーです。

 

最近ですね、このブログ記事といえば
動画のテキスト版と、クライアントさんの達成報告ぐらいしか
上がってこない存在になってしまっておりまして。

 

それはそれは味気ないものになってしまっているわけです。

 

んで、

僕が情報発信を始めたきっかけは間違いなくブログだったわけですし
そもそもテキストで発信をすること自体は好きなことなので
こりゃこのままにしておくのは忍びないなって思ったんですね。

 

ですから、今後は何かしらこうやって記事を更新していこうと考えています。

 

そして今まで以上にブログ記事は自分が書きたいことを
そのまま書くってことに集中していく予定ですので
ビジネスに直接関係のあることは少なめになる予定です(笑)

 

物販系のテクニックやノウハウは別途まとめてますので
そちらをご覧いただけると嬉しいです。

 


そんなわけで、今回はちょっと前にアップした音声ブログで喋った
『悩みについての処理の仕方』について書きつつ、
最近の僕自身の暮らしなんかも綴ってみようと思います。

 

 

その音声はこれ

 

 

ちなみに本当に直近の僕自身の暮らしは
まじで何の特徴もない平凡なものです。

 

Twitterでも呟きましたが

 

毎日規則的に生活しつつ、仕事もしっかりやって、
夜に一杯の金麦を飲んで泥のように眠る。

これを延々と繰り返しているだけです。
スッゲェ短調なんですけども、超絶幸福です。

 

少し前から、人間にとって一番幸せな瞬間って、
特別な体験をしたときじゃなくて【日常】なんじゃないかって思っていたのですが
多分それって当たってる気がします。

 

これからどうなるか分からないほど社会が変わりつつありますが
そんな中だからこそ気づけたことなんじゃないのかなって感じてます。

 

 

閑話休題。

 

 

先の音声で話した内容を端的にまとめると

『悩みの質を解決できるものに留めておくと心が楽になるで』

となります。

 

 

例えば僕自身のケースで言うと、
去年末から大幅に仕事を制限しているんですね。

 

第三子が1月に生まれたのですが、
これがおそらく最後の子供になるだろうし
ここは精一杯子育てするべきな気配がプンプンしていたので
仕事よりも家庭を優先する判断をしまして、
仕事を一旦大幅に畳むことを決定しました。

 

結構仕事が大好きな人間なので、
楽しいこと封印して、後から後悔するであろうやるべきことに
注力している。ってのが正しい表現かなと思います。

 

具体的にはその決定によって、毎月の収入が
(売り上げじゃなくて利益)
100万弱は下がった感じです。

 

元々、食えてれば良いやって考え方で仕事をしていましたから、
そのベースからさらに100万も利益が欠損するとなればどうなるか。

 

 

はい。

貯金を食いつぶしていくことになります。

 

1月〜3月ぐらいは本当に貯金がガンガン減りましたね。
育休ではあるのですけど、給料は保証されない。
これ、個人事業、一人法人の悲しいところです^^

 

4月あたりからは若干仕事量を増やすようにしていまして
徐々に回復傾向にありますが、
まだまだ貯金にはお世話になりそうな雰囲気です。

 

予定としてはこんな感じで年内は過ごしていこうかなと。

 

 

んで、こうやって普通の人がやらないことをやってみると
色々と気付けることが多いものなんですよね。

 

その中の一つ、大きな気づきだったのが今回のテーマである
『悩みの処理』って要素でした。

 

僕は元々、悩みは人間に備わった基本的性質である。
と考えていました。

つまり、悩みを完全に消し去ることなんて不可能で、
ある悩みを解決すると、必ず次の悩みが顔を出す。
そんな仕組みになっていると考えています。

 

これは人間が進化する上で必須の条件なんですよね。
悩みがないと向上しないじゃないですか。

肉を食いたいけどお腹壊すって悩みがあったから
火が生まれたんだろうし(知らんけど)

 

だから、悪いことじゃないんですよ。
悪いことじゃないんですけど、
悪い方に働くこともある。

 

それは何かって言うと、
悩みは解決すればするほど高度になる。ってことなんです。

 

低次元な悩みとしては

 

お腹がすいた
眠い
ムラムラする

 

とかですけど、これらって簡単に解決できるじゃないですか。
でも、これらを全て解決すると裏に隠れていた潜在的な悩みが顔を出します。

 

もっとおいしいご飯が食べたい
快適な睡眠が取りたい
モテたい

 

さらに頑張ってこれらをクリアすると
これまた裏に隠れていた悩みが顔を出します。

 

誰々さんとうまくいっていない
健康を害したらどうしよう
貯金が今のままでは安心できない

 

このような感じで、だんだんと悩みのハードルが上がり、
それを解決するためのコストと難易度が上がるわけです。

 

これはもはや自然の摂理だと思っています。

 

 

不謹慎な例えですが、
超お金持ちが普通に自殺したりするじゃないですか。
何でそんなことが起きえるのか?

それこそが悩みはいつも誰にでも均等に現れるって証左だと思うんです。

 

中学生ぐらいの頃って、鼻にニキビができただけで
この世が終わったと思うわけじゃないですか。

大人から見れば、なんてことはないことだとしても
そのときの本人にとってはそれこそが世界の全てなわけで。

 

僕もですね。
過去に同級生の前でうんこ漏らしたことがあったんですけど、
それはもう世界が終了したと思いましたよ。
(これはまじで終了するやつですけど)

 

 

だから、この悩みのエスカレートに付き合い続けると、
どこかでリターンを負担が上回り、しんどいことになるのですよ。

 

なので、これについてはどこかで折り合いをつけないと
いけないと思ってるんですよね。

 

 

そこで、今回の実験です。

 

今回、物理的に収入が減ったことによって、
確実に収入関係の悩みが増えると予想していました。

そして、その悩みの量が増えることで、
それ以前に感じていた他の悩みの容量が減る(というか隠れる)
のではないかな?と思ったわけです。

 

結果、どうだったか。

 

 

これがその通りになったんですよ。

 

 

それまでは仕事の意義とか、人生で何を為すべきかとか、
意味はあるんだけど考えてもしょうがないことに悩んでいたりしたのですが
収入が減ってからは、このまま貯金食いつぶし続けて良いのかなとか
この固定費払いすぎだから水準落とした方が良いのではないかな?
とか現実的なことに悩むようになったんです。

 

これはすごい収穫です。

 

 

でも、前述した通り、何というか悩みの嫌な感じってあるじゃないですか。
暇があるとボワーって浮かんでくるあの感じ。
あれは今までと同じ量あるんですよ。
でもその種類が変わったってことです。

実はこれが大きいんです。

 

今の状況を端的に表すとこうなります。

『目の前にある悩みは頑張れば解決できる程度の低次元の悩みなのに
それを放置して過ごしている状態』

これが結構良い。

 

正直、お金の不安があるなら、それに対して行動すれば
翌月には全部解消できます。
そんなに難しいことではありません。

でもそれをしない。

 

するとどうなるかって話ですが、
目の前にある悩みは確かにいつもと同じ量で
いつもと同じ質の『嫌な感じ』を受けるんだけど
『その悩みはいつでも解決できる』という安心感があるから
心の持ちようが全然違う。って状態になります。

 

そのときそのときの感情を同列に比較することは不可能なのですけど、
感覚としては今の状態の方が相当良い精神状態だと感じています。
かなり幸福度高いです。貯金減ってるのに。

 

 

本来、人間なんて生きてりゃ十分なわけじゃないですか。
生きてて痛いところがなければそれがマックスなんすよ。その程度。

でも、人間に社会性が備わったことによって、
社会がそれを見えづらくするようになりました。
特に資本主義経済においてはプレイヤーの向上心が
資本主義を成り立たせる軸になっていますので
(生活水準が上がり続け、貨幣量が増え続けないと破綻する)
より、人間の目指すべき姿を強制的に上の方に設定するわけです。
もはやこれ洗脳ですからね。

 

何度も言いますが、悩みは向上心の影ですから、
あって良いものだし、解決を目指して良いものです。
ここは声を大にして言いたい。

 

でも、そこに向き合いすぎると、ある段階でしんどくなるのも事実で
それは各々折り合いをつける必要があると思うんですよね。

 

足るを知ると言うと、陳腐な表現になりますが、
まぁそんなところでしょう。

 

 

 

長くなりましたので終わりに向かいます。

 

これってビジネスにも全く同様に当てはまるんですよね。

 

10万稼いだ、次は30万だ。50万だ。100万、300万、1000万。
もちろん、上を目指すのは決定的に良いことではあるけれども
額が上がれば、それを達成するために必要な代償もつられて増えます。
どこかで折り合いをつけないといけないんですよ。

 

そして、

「よし!ここまでできたからこれでOK!』

と、折り合いをつけることはできません

 

常に『もう少しやった方が良いのでは』という疑念がセットでやってきます。
だから、折り合いをつけるとは気持ちの良いものではなくて、
少し変な気持ちになりつつ『でもここで止まっとこ』と
結構強烈な判断をしないといけないってことなんですよね。

 

悩みに関してもビジネスに関しても、
そのようにどこで折り合いをつけていくか。

 

特に今の世の中ではその判断が幸福な人生の鍵を
握っていると強く信じています。

 

 

 

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