効率アップ

なかなかやる気が出ないときに無理矢理作業をする方法

2016/09/04

あると思います。

やらなければいけないことがあるのに
なかなか気乗りがしないでやらずじまいなこと。

人間なんで、当然です。

よく『それは気合いが足りないだけ』っていう人いますが
気合いっていうのも難しくてうまい具合に
自分の内部環境と外部環境が整っていないと
なかなかそういうフロー状態にはなりません。

そういうこと言っている人は、
ただ、口だけでものをいっているか、
自分がすごいフロー状態に入っているから
一般の人間がどういう心理状態を持っているのかを
理解できていない人だと思います。
(分かっててあえて言う場合もありますけどね)

で、でも、やらないことには何も始まらないわけで、
それはどう転んでも確かです。

ということで、なかなか行動が伴わない
モヤモヤゾーンのときに出来るだけ
作業をやるようにする必殺技をご紹介します。

ツァイガルニク効果というものがあります。
これはドイツのゲシュタルト心理学者の
クルト・レヴィンという人が提唱したものですが

『目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、
完了課題についての記憶に比べて想起されやすい』

という実験結果をもとに

『人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、
達成できた事柄よりもよく覚えている』

という心理的現象を導き出しました。

ものすごく噛み砕いて言うと

『やっている途中のものは終わらせたくなる』

と解釈できる現象です。

この効果をうまく利用すると、
何も考えずに行動しているときよりも
作業の進み具合が早くなります。

例えば何か取りかからないといけない課題があったときに
その課題を構成する要素の中で『一番楽なこと』から
取り組んでいくといいんです。

そうすることによって、やっているうちに
『その作業を終わらせないと気持ち悪い』
という心理効果が働き、結局最後までやっちゃったりするわけです。

ということで、どうしても作業に取りかかる気が起きないときは
頑張ってその中で一番簡単な作業をやってみましょう。
難しい作業は取りあえず後回しにしてみてください。
意外と、難しい方まで終わらせたくなる気分になることもあります。

やってみてそれでもやる気が出なかったら、
寝ましょう(笑)

 

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