結果が出る目標設定のコツ
2017/09/30
今年も始まったばかりということで、
今年の目標を色々と考えている方も多いと思います。
ということで、この記事では
『結果が出る目標設定のコツ』
という題材を取り上げたいと思います。
目標はただ決めてもあまり意味がありません。
しっかりと結果に繋がる設定の仕方をする必要があります。
そんなヒントになり得る内容ですので、
ぜひご参考にされてください^^
目標と目的を一致させる
目標を設定する上で、一番大事なのが
『意味を持たせる』
ことです。
なんとなく決めた目標には、
大した意味がありませんので、
結局なぁなぁにしてしまったり、
簡単に妥協してしまったりします。
目標を設定する以上、
その目標を達成することによって
目指しているもの、状態に
近づくことができる必要があります。
その先にある『目指しているもの』が
魅力的であればあるほど、
頑張ろうという気持ちになれるわけです。
例えば、月に10万稼ぐことをひとまずの目標とした場合。
そのために、今月いくらの仕入れをするとか
今月はこれにチャレンジするとか、
今月はこれを勉強するとか。
そういう目標が立つわけですが、
月に10万円稼ぐということ自体は
実際にはなんのメリットもないわけですので
そこだけを考えていると、
なかなかモチベーションには繋がりづらいです。
本来、10万円稼ぐことが目的なのではなく、
ほとんどの方はそれによってこうなりたいとか、
その次はこうなりたいとか、
もっと深層的な欲求があるはずです。
その目的と、短期の目標がちゃんとリンクするというか
同じ直線上に乗っていないと、
その目標は良い目標とは言い難いのです。
だから、目標というのは逆算で設定しなくてはいけなくて、
一番大きなところから、だんだんと細部に落とし込んでいく必要があります。
まずは超長期的に将来どうなりたい。
というところからスタートして、
じゃあ1年後にはこうなっていないといけない。
そうすると半年後はこうなる必要がある。
ということは今月はこれをしておかないと。
であれば今日はこれをやらないといけないな。
という感じで、設定をしていく必要があります。
こういった形で目標設定をしていれば
今日のノルマが単なるノルマではなくて
『自分が得するためのノルマ』だということが
明確に認識できた状態で作業ができるはずです。
なんとなく、毎日のノルマをこなしていて
『これになんの意味があるんだろう?』
みたいに心のどこかで感じてしまうことが
あると思います。
そういうときは、もっと長いスパンで、
目標や目的を考え直してみると
良いと思います。
頑張れば達成できる目標を設定する
目標のレベルが低すぎると、
すぐに達成できてしまうため、
途中でペースを落としてしまったり、
緩んでしまったりするのであまりよくありません。
反対に目標のレベルが高すぎると今度は
達成が困難なため、途中で諦めてしまう原因になります。
目標設定においては、この微妙な塩梅がすごく重要で
成果を出している方はみんな、このバランスの取り方がとても上手です。
言葉で言えば簡単なのですが、
頑張れば達成できる目標をちゃんと設定することって
意外に難しいんですよね。
まず大前提として、
『正しく自分の能力を把握しているか?』
が必要になります。
自分が1ヶ月頑張ったらこれぐらいできる。
ということを如何に具体的に予測できるか。
これが曖昧だと、そもそも
『頑張れば達成できる』ラインが
どの辺りにあるのかわからないため
正しく目標設定ができません。
まずは自分の能力や置かれている環境を正しく把握すること。
(これは意識していればだんだんわかってきます)
その上で、
『自分が1ヶ月頑張ったらこれぐらいできる。』
の1.2倍ぐらいを目安に目標設定をすると
ちょうど良いと思います。
1.2倍というと誤差に感じるかもしれませんが、
実際に目標に落とし込んでみると、
結構大変な数字や行動になると思います。
普通にやったらこれぐらいいく。というラインではなく
すごく頑張ったらこのぐらいまでできる。
の1.2倍ですからね。
例えば、先月かなり頑張って物販の仕入れが50万できた。
ということは、今月の目標は60万。になるわけで、
なかなか恐怖を感じる数字だと思います。
僕の経験上、今できる最大の努力で達成した数字や事柄の
1.2倍であれば、再度頑張れば達成できます。
2倍とかになると流石に場合によっては無理なので、
1.2倍ぐらいがちょうどいい塩梅ですね。
逆にいうと、このぐらいの速度で成長していかないと
(仕入れ値だけじゃなくていろんな部分で)
もう今の時代、長く結果を出すことは難しいと思います。
特に、ビジネスを始めたばかりの頃は、
元々の規模が小さいですから最低でも1.2倍ずつぐらい
変化をしていかないと全然成長が見込めません。
規模が大きくなってくればそれが1.1倍になっても
大きな変化になり得るのですが、
投資と同じで、原資が少なければ同じ利回りでも
増え方は微小なわけですから
始めたばかりのときほど、これを意識してください。
ご褒美を設定する
苦しいだけでは、長く続けることはできません。
飴と鞭という言葉がありますが、
苦しい思いをして頑張った暁には、
しっかりと美味しい思いをプレゼントすることが大事です。
僕は起業当初全然お金がなかったのですが、
当時は1ヶ月頑張ったご褒美に、
その日だけビールを自分にプレゼントしてました。
(普段は発泡酒オンリーだったので)
少し稼げるようになったら、
ビールは毎日飲めるようになりましたので、
今度は月末にご褒美として美味しい料理を食べにいくことにしました。
最近は美味しい料理をいつでも食べれるようになったので、
目標達成をしたご褒美は『Amazonで10万円分買い物をして良い権』
にしています笑
ビジネスで結果を出すために必要なのは継続です。
そして、ただ継続するだけではなく、
目標を継続してクリアすることが重要で、
それができていれば絶対に結果は出るし稼げます。
しかし、実際のところそれができる人が少ないわけです。
みんな目標設定はしているけど、
どこかで妥協したり諦めたりして反故にしてしまう。
ですから、厳しい目標を設定してそれをクリアすることは
そんなに簡単なことではないのです。
ご褒美を設定したからといって、確実にクリアできるわけでもありません。
しかしながら、目標を達成し続けることが
ビジネスで結果を出す唯一の方法なのには変わりがないですから、
達成のために1%でもプラスになる方法があれば
積極的に取り入れた方が良いのです。
別に、お金をかけるご褒美じゃなくても、
目標達成をしたら次の月の最初の休日は
何もしないでゴロゴロする。
とかでも良いと思うんですよね。
普段我慢していることを
そのときぐらいは開放して
メリハリをつけると、次も頑張れるはずです。
後にも先にも、起業当初にご褒美で飲んだビールよりも
美味しいビールを飲んだことはありません笑
1日でも守らなかったら意味がない
月間の仕入れ目標を設定するなどして、
それを日割りにしてノルマ的なものを作りますよね。
(毎日できない人は週割りとかになりますが)
また、数字などではなくて
『毎日○○する』とか行動の目標を設定したりもします。
僕も経験がありますが、
月が始まったときは一日のノルマはそんなに大きくないのですが
たまに忙しい日があったりでノルマを無視したりすると、
翌日には少し一日にやるべき分量が増えていて、
またそれをショートしたりして、月末にはどう考えても達成できない
状況になってしまっている。
こういうことってありますよね。
妥協って、本当に怖いです。
妥協することで、どんどん目標から遠ざかる、
仕事が山積みになる。ということ自体も怖いのですが、
それよりも数倍怖いのが
『妥協がクセになる』
ことです。
なんども妥協を繰り返していると、
そのうちに最初はあった罪悪感がなくなってきて、
妥協するのが当たり前になります。
こうなると最悪で、元の状態に戻すのに
かなりの時間を要します。
そして、妥協がクセになる原因は、たった一度の妥協から始まります。
ですから、たまたま今日妥協してやるべきことをやらなかったのは
明日の作業が大変になる。という小さな影響があるだけではなくて
将来的に妥協を享受してしまう自分になる可能性の引き金なのです。
ですから、そのように考えて、
基本的には一日たりとも妥協はしない方が良いです。
意地でも目標やルールは守る。
これ、すごく重要です。
これを続けていると逆に性格レベルで
『妥協することが生理的にできない自分』
に変化してくことができるので
そうなったら勝ったようなものです。
一日単位の話ですから、軽く見てしまいがちなのですが
経験上、やっぱり成果を出す人はこの辺りがしっかりしています。
ちゃんと自分で決めたこと、決められたことを遵守して行動します。
逆に、あまり成果が出ない方は、
すぐに決めたことを修正してしまったり、守らなかったり。
ということを繰り返してしまう傾向があります。
ですから、この辺りは『意地でも』守ることをお勧めします。
妥協がクセになると、本当にひどいことになりますからね。
このような感じで、たかが目標設定、されど目標設定というように
よく考えてみると奥が深い考え方です。
僕は『どんなビジネスをするか?』などの要素よりも、
この目標設定に対する考え方や捉え方の方が
よっぽど結果を出すために必要な要素だと思ってます。
少しでも参考になれば幸いです^^