ビジネスマインド

機械に人間が勝てなくなる時代

2016/08/16

今、結構話題になっていますが、
囲碁のトッププレイヤーの棋士が、
Googleの作ったアルファ碁というAIに
5戦勝負で負け越してしまいました。

チェスやオセロなどのマス目が少ないボードゲームは
数年前にコンピューターが人間を超えました。
将棋は『取った駒を使う』という要素があるので
しばらく持ちこたえましたが、最近はほぼコンピューターの方が
強くなっています。

一方、囲碁は例えば将棋の9×9=81のマス目のおよそ4倍、
19×19=361のマス目がありますので
その分演算処理が膨大なため、コンピューターが人間に勝つのは
10年先だ。と言われていました。

そのため、今回の結果はかなりセンセーショナルな話題で、
思ったよりも盛り上がっているんだと思います。

ポイントとなる単語は

『ディープラーニング』

です。

簡単に言うと、数ある定石(過去に開発された手)を
データベースに登録しまくって、
それを試合に活かす従来の方法ではなく、

コンピューター内で超高速でAI同士で試合をし、
自分の中で定石を作っていってしまう。
そういうことができるようになったのが、
AIの大きな進歩だと思われます。

この方法を他の分野にも活かすことによって
『AIが勝手に学習をする』という
すこし恐ろしい便利さにより、
人間を超えるケースが多々出てくるのではないでしょうか?

すこし前に、『10年先になくなっている仕事』
という予測が話題になりましたが、
今回の囲碁のケースと同じように、
10年先と言わず、もしかしたら来月には
コンピューターが圧倒的に人間を超える分野が
誕生するかもしれません。

それぐらい、コンピューターの進歩は加速度的なのです。

というか、Googleが本気出せば、
あらゆるジャンルをコンピューターで代用できるのでは・・・
とすこし怖くなってしまいます。

当然、それらの変化はビジネスにも大きな影響があります。
こうやって記事を書くのだって、もしかしたら機械に
取って代わられるようになるかもしれないし、

物販のあらゆる要素も、本来機械で代用できるものだったりします。

あいつら本当に成長が早いので、
動向をしっかりとチェックしつつ、
日々研鑽を重ねていかないといけないですね!

 

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