効率アップ

物販の結果に大きく影響する数字管理への捉え方について

2016/08/17

物販をやっていく以上

『数字管理』

は永遠の課題です。

 

数字をしっかりと管理できなければ、
自分のビジネスの状態を把握することができないし
今後の戦略を練ることすらできません。

 

ですが、簡単そうに見えてこの数字管理というものは
意外と奥が深いというか難しいんですよね。

ここが失敗の種になってしまい、
うまくいかない人を何人も見てきました。

 

今日はそんな数字管理の

『適正作業量』

について書いてみたいと思います。

 

まず、数字管理を『やらなすぎる』パターン。

 

いわゆるどんぶり勘定状態ですね。
僕からすると、どうしてお金をかけているものを
そんなにどんぶり勘定でできるのか?
と不安になってしまいますが、
この状態の人って思っているよりも多いです。

ほとんど、個別の数字などは管理しておらず
全体の動向でなんとなく状況を判断している。

なので、儲かっている儲かっていないを
極端に言うと『気配』で判断しているので
間違えることが多くなります。

 

お問い合わせなどを頂いて

『売上、利益などの数字を教えてください』

などと聞いた際に

「細かくは管理していないんですけど、
利益は多分10万以上は出てます」

というような答えが返ってくることもあります。

 

この状態では、まず間違いなく成功できません。
実際にそういうパターンの際に、細かく数字を出してもらうと
10万利益が出ていると思っていたものが、
実際は赤字だった。

なんてこともよくあるんですよね。

 

『気配』って主観的なものですから、
結構自分の都合の良いように解釈しがちです。
それだけでビジネスの判断をするのは
危険以外の何物でもありません。

 

 

逆に『やりすぎている』パターンもあります。

 

とにかく、数字を細かく追及していく。
悪いことではないのですが、
それによって数字管理にばかり時間が取られて
肝心のリサーチがちゃんとできていない。
働きすぎてしまっている。
みたいなことになっている状態もこれまた多いです。

1円単位で数字を管理しても実は意味がないです。

 

大きな企業のように、細部の1円の違いが
全体の数千万につながるようなモデルは別ですが
個人でやっている以上、その単位まで管理しても
特に良いことはありません。

あくまでも数字管理に関しては、
『ビジネスの状態を判断する材料』
でしかないわけです。

その役割を果たしていれば、それ以上はいりません。

 

申告などの1円単位の管理が必要な資料は
他の方法で簡単に作れますからね。
日々の数値管理でやることではありません。

 

と、このようにやりすぎていたり、やらなすぎていたりで
大きな損をしているケースが多く見受けられます。

『適正量』

というものをしっかりと意識して、
必要な分だけの数値管理ができるように
色々と考えることが大事ですね。

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