販売機会損失とリスクを考えて在庫コントロールをしよう【Amazon単純転売】
2017/10/21
物販ビジネスをしている限り、切っても切り離せないもの。
それが『在庫コントロール』です。
交渉のように、大量の在庫を抱えるビジネスモデルもそうなのですが
単純転売でもこの『在庫コントロール』がとても大事です。
むしろ、これさえ上手にできれば販売戦略の
半分ぐらいはクリアしていることになります。
ということで、
今回は単純転売における『在庫コントロール』について
解説をしてみたいと思います^^
最初は必ず少数から
単純転売の一番のメリットは、
『横展開によるリスクの分散』
です。
多品種の商品を扱えるビジネスモデルなので、
一つの商品の数字が悪くても
他の商品でカバーすることができます。
逆にデメリットは
『大量購入によるディスカウントが効きづらい』
です。
絶対に無理とは言いませんが、
多くの場合、5個10個商品を購入したところで
仕入値を安くすることはできません。
以上のことから、単純転売をやる場合においては
『その商品を初めて仕入れる際には
必ず小ロットから仕入れをする』
ことが求められます。
最初の仕入れは『利益を出すため』というよりかは
『テストで仕入れる』ぐらいの感覚でいると良いと思います。
そこで、利益が出たらリピート仕入れをするし、
出なければ切って、次の商品を仕入れる。
この繰り返しが上手くいく鉄則です。
この辺りは個人の裁量の領域ですが、
僕は最初の仕入れは必ず『1個だけ』仕入れるのが良いと考えています。
『テスト』の意味合いで考えると、
2個以上仕入れることにあまり意味がなく、
さらに前述した通り複数仕入れても安くならないからです。
まずは1つだけ仕入れてみてテストをする。
その結果によって在庫補充をしていくわけですね。
断言しても良いですが、美味しい商品を見つけたとして
その商品を美味しいからって一番最初から10個20個仕入れると
ほぼ100%何かしらの失敗をします。
(初心者時代はなおさらです)
ですから、できれば最初は少数から仕入れましょう。
そして、その商品が利益を出してくれた瞬間から
『在庫コントロール』が始まります。
在庫コントロール ルールを決めてやるver
僕が長いこと採用していた方法です。
かなりアナログなのですが、
リスクは一番少なくすることができます。
販売機会は損失しがちですが、
なるべく最小限のリスクでビジネスをしたい人にオススメです。
過去にブログでまとめましたので
参考にされてください^^
在庫コントロール Amazonのデータを使うver
Amazonの出品コーチの機能を利用して
在庫補充をする方法です。
個数などは若干多めになりますが、
販売機会を限りなく減らすことができます。
では、やり方を見ていきましょう。
まず、セラーセントラルの『レポート』タブ内の
『Amazon出品コーチ』をクリックします。
おそらく、デフォルトの画面が
『在庫補充推奨』の画面になっているかと思います。
(そうじゃない場合は左メニューの『在庫補充』をクリック)
この画面で、在庫が切れやすい、切れそう、補充が必要な商品を
確認することができます。
現在の在庫数、平均の売れるスピード、在庫切れになるまでの日数などを
確認して在庫補充の参考にしましょう。
このレポートは交渉などをしている方にもかなり有効なので
ぜひ使い方を覚えておいてくださいね^^
今まで使ったことがない方も、ぜひ確認してください。
「え、この商品在庫切れてるのに補充するの忘れてた!」
みたいな商品が結構あると思います。
在庫コントロールは欲との戦い
いかがでしたでしょうか?
毎月、仕入れノルマを掲げてリサーチをしていると
『仕入れたい欲』が出てきてしまいます。
本来物販をしているのは『利益を最大限に出すため』なのに
いつのまにか『仕入値をクリアするため』に
仕入れをしている自分がいたりするのです。
すると、5個ぐらいのリピート仕入れが適正在庫なのに
20個も30個も買ってしまうこともしばしば。
当然、縦積み傾向になりますので資金の回収は遅れ
数字がジリ貧になっていきます。
これでは本末転倒です。
ですから、欲をできるだけ捨てて、
『適正な在庫量はどのぐらいか?』を常に考え
そこに真摯に対応することが重要なのです。
(これできていない人多いですよー)
それができるだけで、かなり結果が変わります。
ぜひ参考にしてくださいね!