今日の出来事

インドカレー屋さんが異常に多い理由から読み解く原因と結果のギャップの話


 

 

この前TMPの交流会にて、ひょんな流れで

『インドカレー屋ってなんであんな多いのか?』

との話になりまして、
その場でググったら面白い理由がわかりました。

 

今回はその面白い理由と、
そこから派生して物事への原因究明の
コツに関して書こうと思います^_^

 

 

 

インドカレー屋さんはここ10年で4倍に

 

 

インドカレー屋さんはここ10年で約4倍近く増えているみたいです。

 

タウンページデータベースにはこんなグラフが。

 

 

 

 

インドカレー屋さんとは言え、そのほとんどの店舗で
働く人たちはネパール人がスリランカ人であることは
結構有名だと思いますが、
それにしても異常なぐらい店舗が増えているんですよね。
(ちなみに日本のインドカレー屋さんでは
『ナン』が出てくると思いますが、
インドで基本的に食べられているのでもっと薄い『チャパティ』
という全粒粉を薄く焼いたやつを食べます)

 

僕の地元にも何店舗かインドカレー屋さんがあり、
最近新しくオープンした店舗もあります。

 

結構好きなのでたまに食べに行くのですが、
延々とナンをおかわりできたり、
マンゴーラッシーをおまけしてくれたりと
めっちゃ良心的なお店にも関わらず、
いつもお客さんが入っていません・・・
(いや物凄く良いお店なんだけど)

その割には店舗数の伸びは順調だってデータを見ると
どうも何か原因があるとしか思えません。

 

 

 

コスト安、トレンド、味…

 

 

インドカレー屋さんが爆発的に増えている理由が
『ビジネスモデル』にあるとするならば、
その要因にはどんなものが挙げられるでしょうか?

 

まず思いつくのは『味』自体ですよね。

確かにインドカレーって日本のカレーとはまるで違うベクトルの味なので
日本のカレー(ココイチとかゴーゴーカレーとか)とは
差別化ができていると思われます。
個人的にもすごく好きな種類の味です。

 

更に言えば、ここ最近はエスニック料理のお店の需要は伸びていて
ちょっと前だとパクチー専門店が大流行りしていましたし
トレンド的にも追い風なのかもしれません。
ヨガとかも流行ってますし。

 

また、通常の飲食店経営となると
例えばラーメン屋さんの場合、初期投資が2000万〜2500万かかると言われますが
インドカレー屋さんの場合は平均で1000万ほどで開業ができるらしく、
コスト的にもお店を持ちやすいと言えます。

 

 

とは言え、ですよ。

 

こうした要因はいくつも考えられはしますが、
それでもじゃあ10年で店舗が4倍になるかって言ったら
そこまでの要因ではない気がしますよね。

しかも前述した通り、実際のお店は
どうもお客さんで賑わっているようには思えないわけです。

 

きっと他にも店舗が増える要因があるのではないか?
そう考えるのが普通ですよね。

 

 

 

ブローカーの存在

 

 

そこで

『インドカレー屋 沢山 理由』

などと検索をしてみると様々な情報が出てくるんです。

 

その中で一番しっくりきた要因が

『ブローカー』

の存在です。

 

インド系に限ったことではないですが、
日本での生活の権利を得たい外国人は相当数存在します。

何かしらの形でビザを取得しないといけないわけですが
その斡旋をする『ブローカー』が存在するのです。

 

大体、100万〜200万円の仲介手数料を取り、
その見返りとして日本でのビザ取得をサポートします。

そして、ビザ取得をする上で、インドカレー屋を開店する。
という方法が理にかなっているんですよね。

 

先ほども書きましたが『ナン』ってあるじゃないですか。
ナンを焼く窯のことを『タンドール』と言うのですが、
そのタンドールを店舗に導入すると、
1台につき4人まで就労ビザが発行される。
との決まりがあるのです。(法務局が許可を出しています)

 

この方法を若干工夫すると

 

カレー屋経営者(タンドール購入)

↓ ↑
ビザの権利  報酬
↓ ↑

ブローカー

↓ ↑
ビザの権利  斡旋手数料
↓ ↑

日本に住みたいアジア系の人

 

こんな構図が完成して、
カレー屋経営者はビザの権利を渡した報酬でローリスクで開業できる
ブローカーは普通に儲かる
日本に住みたいアジア系の人は住めて嬉しい。

 

綺麗なトリプルWINが完成します。
(とはいえ、最近はビザ斡旋の仲介手数料が値下がりしているようで
支払われる報酬も少なく、タンドールを導入後、すぐに転売してしまう
ケースも少なくないようです。ってかその転売もブローカーが仲介するので
恐ろしい世界です)

 

調べてみると、同じような仕組みが中華料理店などでも
存在するみたいで、普通に生きていたら知り得ない、
色々な裏があるんだなぁと月並みな印象を持ちます。
(確かに異常に安い中華料理屋さんって本当に多いですよね)

 

これって、逆に考えると日本人が海外に移住したい場合に
同じようなブローカーがいて、忖度してもらえることがあるように
特別なことでもなんでもないんですよね。

 

だから、これについてどうこう言うつもりも気持ちも毛頭ないのですが
単に、知らないことってたくさんあるよなぁと思うわけです。

 

 

 

原因と結果のギャップを意識する

 

 

で、本題。

 

ビジネスをしていても、プライベートを生きていても、
日常で何かの事柄に関して『原因』を探すことってあると思います。

 

新しいビジネスにチャレンジするときに、
なんでこのビジネスは成り立っているのか?
と考えることもあるでしょうし、

何か失敗をした時には何がダメだったか突き止めようとしますよね。

 

もっと具体的なところでは、
商品リサーチの際に『なんでこの商品は利益が取れるんだろう?』
と考えることもあるでしょうし、考えなきゃダメですよね。

 

 

そんなときに重要なのが

『原因と結果にギャップがあるか?』

という考え方です。

 

原因と結果は最終的には必ず=で結ぶことが出来ます。
ですからそこに過不足があった場合は何かしらの
見落としや、知識不足があるはずなのです、
その『差』のことを僕は『原因と結果のギャップ』と呼んでいます。

 

例えば先ほどのインドカレー屋さんの話だったら、

 

【結果】インドカレー屋さんが10年で4倍に増えている

【原因】コストが安い、美味しい、トレンド

 

こうやって要素を洗い出すことができるのですが、
どうもこれだけでは両者を=で結ぶことができないんですよ。

 

明らかに原因が足りてない。
多分、こう書くとみんなそんな気がすると思います。

 

この『足りていない』部分が『ギャップ』であり、
このギャップを埋める『さらなる原因』がどこかに確実に存在します。

 

今回の場合は調べたらすっきりと納得できる原因が見つかったわけですね。

 

【結果】インドカレー屋さんが10年で4倍に増えている

【原因】コストが安い、美味しい、トレンド
ビザ取得のためのブローカーの存在
(ビザ取得にはインドカレー屋開業が非常に効率良い)

 

こうなると=で結んでも問題なさそうに思います。

 

このような形で、何かの原因を探る際には
ギャップに注目して考えてみるとうまくいくことが多いです。

 

 

普段から意識しているだけでかなり違いますので、
ぜひ参考にしてください。

 

みなさんこういう業界でビジネスをしたり、しようとしていたりすると思うので
今後『美味しい話』などに誘われることもあるかと思います。

 

そんなときも『ギャップ』を意識すると冷静に判断できるはずです。

 

つまり『美味しい話』が『美味しい話』のまま存在することは
『ギャップ理論』においてありえないのです。
美味しい話とは言い換えると『結果に対して原因(特にマイナスの)が足りていない』
から美味しく感じるわけであって、であるならば必ず
まだ気づいていない追加の原因があると考えられるからです。

失敗するときは大体その『見えていなかった原因』により足を掬われます。

 

美味しい話はしっかりと吟味して
『美味しくはないけど良い話』ぐらいに落とし込んでから
チャレンジの可否を決めると良いと思います。

 

 

すっごく簡単にまとめるならば
『うーん。なんかしっくりこないなぁ』
がすごく大事で、そう感じるときは他にまだ見落としていることあるよと。

だから、普段からその違和感に反応できる意識が大事だし、
ちゃんと意識していると『おかしいぞ』って思える回数が増えて
それが失敗しづらい体質を作るよ!って話です。

 

これ結構大事なことです。
ぜひ心の奥底にしまっておいてください^^

 

音声版もあります!
よろしければぜひ!

 




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