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転売において意識すべき大事な要素【マインド編】

2019/06/27

 

 

最近ですね、副業で投資を勉強しているのですが、
これがまぁわけわかめなんですよ。

 

何がどうなってどうなっているのかほとんどわからない。
肌感覚としてはこんな感じでなんとか継続することで
(しかも数年スパン)
やっと何か見えてくる類のやつだなと思っているので
掛け金を大きくすることもなく、ぼちぼち継続しています。

 

そんで。

投資系の情報収集とかするじゃないですか。
そうすると色んな方々が色んな発信をしているのですけど
そのどれが純粋な情報かわからないんですよ。
何かを販売するためのポジショントークだったりということも多く
疑心暗鬼になってしまう感じ。

もはやどの情報を信じれば良いのか全くわからず、
そもそも今自分がやっていることがどの位置のことなのかも
いまいちわからず、五里霧中で前に進んでいるんですね。

 

そこで思ったんですよ。

 

きっと、物販始めたばかりの方も同じ気持ちなんだろうなって。
根本に不安があって、色んな情報が落ちているけれども
どれが本当かわからなくて、迷っている。

今自分がやっていることが本当に正しいのかわからなくて悶えている。

 

僕はすでに物販に関してはベテランですので、
やりゃあ結果出るのもわかっているし、
そこに不安を覚えることはないのですが、
まだこれからの人はそりゃそう考えるだろうな。って
投資を勉強していて改めて思ったんですね。

 

ってなわけで、今まで以上に、嘘のない情報をわかりやすく、
自信を持ってぶれることなく、発信していかないとな。
と気を引き締めました。

 

と、言うことで、
近いことは今までも書いてきましたが、
改めて転売をする上で大事なことをまとめてみようと思います。

 

【マインド編】【テクニック編】に分けてお届けしますが、
両方とも、どちらかというと内面的な要素が強めです。
上記の『不安で何が正解かわからない状態』の方に向けて書いていますので
そんなバランスになっています。

 

今回は【マインド編】!
ぜひ何かの参考にしていただけると嬉しいです!!

 

 

 

面倒臭いところに利益が眠っている

 

 

どんな手法でもまずはここを意識してください。

 

転売における利益の源泉は

『顧客ができないことをやる』

ことです。

 

例えば輸入転売なら、海外から商品を輸送する『怖さ』を
こちらが肩代わりすることでその代金をいただいている。
英語だから煩わしいという『面倒臭さ』を代行することで
代行料をもらっている。
単品で輸入したら高い送料をまとめて仕入れることで
圧縮してその差益をいただいている。

 

そもそもの転売の成り立ちが、
『顧客ができないことをやる』
にあるわけです。
(限定品とかを行列に並んで買うのもその類)

 

 

それと同時に、今度は競合のことを考えてみると、
『競合がやらないこと』も利益の源泉になります。

 

『顧客ができないことをやる』が転売の原則だと書きましたが
『顧客ができないこと』を多くの人間がやってしまうと、
本来もらえるはずだった手間賃が価格競争によって
どんどん目減りしてしまいます。

そりゃそうですよね。
顧客目線から見たら自分のできないことをやってくれる人が
増えるということは、その中から選んで良いことになりますし
『できないことをしてくれる』ことに対するスペシャリティも
少なくなりますからね。

 

そして、転売において販売者が行うことの中に
『特別なスキルが求められるもの』ってほとんどありません。
極端に言えば、誰でもできることをやっているだけです。

だからこそ、みんな何も考えずに転売をしていると
思いっきり価格破壊が起こるわけです。

 

なので、競合が『面倒臭い』と感じるであろう部分はチャンスです。

 

基本的に、販売者は作業の効率化を常に考えます。
面倒臭い部分とは、効率が悪い部分に他なりませんから
販売者としてはなるべく避けたい作業なのです。

場合によっては人に振るなどして解決することもありますが、
半数以上はその面倒臭い部分を排除することで解決に向かいます。

 

ということはですよ、
『面倒臭い』部分を積極的に取り入れていけば、
その分競合とのバッティングが減るわけです。
同時に転売の原理原則にも一致している。

 

このことを少しでも頭の中に入れておくだけで
様々な場面で聡明な判断ができるようになります。

 

 

リサーチにおいても面倒臭いルートで見つけた商品ほど
期待値は高くなりますし、
手法にしても面倒臭ければ面倒臭いほど、長持ちします。

 

どうしても最初からシステマチックに行きたくなりがちですが、
そこでうまく行こうとしたら『面倒臭いことを率先してやる』
以外の要素で競合に勝たないと埋もれて負けてしまいます。
じゃあそれ以外の要素、例えば資金力とか組織とかセンスとか持ってますか?
持っていれば良いのですけど普通はないじゃないですか。

 

だから、基本的に転売始めたばかりの頃は
『面倒臭い』ことを率先してやるべきです。
それがいちばんの近道。

 

だから、あなたが今やっている作業が面倒臭かったら
心から喜んでください。

「面倒臭いことできてるううう」

と。

 

僕自身も転売をするときは、積極的に

「面倒臭くてみんな避けたいところってどこだろう?」

と考え、率先してその作業をビジネスに取り入れます。

 

効率を考えすぎると一般化されてしまい、
むしろ利益がうまく出せない。
こうなるのが転売の面白いところです。

 

 

 

転売で稼いでいる人が実在することを確かめる

 

 

これ、ものすごく大事です。

 

結論から言えば、転売は長く続ければ誰でも『絶対に』
結果を出すことができるビジネスです。

しかし、その『長く続ける』こと自体が難しい。

 

当然、途中途中で失敗もするし、金銭的に損をすることもいくらでもあります。
そんな中で心が折れてしまったり、その手法を信じられなくなったりして
諦めてしまうかたも少なくありません。

 

だから何よりも『続ける』ことが重要で。

 

とは言え、

「何としても続けろオラーーーーー!!」

で続くなら苦労はありません。

 

どんなに気合を入れても続かない人がいるのが現状で、
ここについては何かしらのアプローチで補填をしないとならないのです。

 

その補填の方法の中でも最も強力なものの一つが

『実際に稼いでいる人の話を聞く』

ことです。

 

セミナーに出ても良いし、懇親会に出ても良いですから
自分と同じビジネスをしていて前を走っている方を見つけましょう。

『転売で稼いでいる人はいる』

と思っているだけなのと

『転売で稼いでいる人が今目の前にいる』

では、実感できる大きさが圧倒的に違います。

 

僕が転売を始めたばかりの頃は
情報発信者などを見て

「この人たちってそんなに頭良いようには見えないけど。
なら、自分がやって結果でないはずないやん。
絶対に結果出るはずやん。」

と謎の自信を持って取り組んでいました。

 

 

ただ、できれば『情報発信者』以外でそのような人を
見つけることをオススメします。

 

情報発信者は(僕もですけど)マネタイズ前提で発信をしていますので
その発信に脚色が加えられていることも少なくありません。
まぁ、それを心から信じることができれば問題ないのですが、
やはりなかなか全部を信じることって難しいじゃないですか?

 

なので、発信に利益が結びついていない野良プレーヤーを
見つけるのが一番良いです。

 

僕なんかは、情報発信者の汚いところとかを知りすぎちゃってるから
投資の情報収集をしていても誰も信じられませんw

 

 

でも、知り合いにそこそこ上手く行っている人がいて
そのような話を聞くと、途端に

「じゃあ自分にもできるはず」

って思えるんですよね。

 

そう思えるだけで挫折する確率が低くなる。
挫折しづらくなれば継続しやすくなる。
継続しやすくなれば、結果が出やすくなる。のです。

 

転売においても、作業をしてなかなか成果が出ないと

「もしかして、このビジネスって稼げないんじゃないか?
稼げるって言っている人、みんな嘘ついているんじゃないか?」

と思ってしまうことってあるんです。

 

そんなときに『実在の』結果を出しているプレイヤーを知っていれば
思いとどまることができると思うんですよね。

 

ですから、みんなどんどん人に会いに行こう!

 

 

 

なぜ赤字になったかを常に考える

 

 

元プロ野球監督の野村克也さんの言葉に

『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』

というものがあります。
(元は肥前国第9代平戸藩主松浦清の言葉)

 

よくわからないまま勝つことはあっても
よくわからないまま負けることはない。

 

つまり、負けには絶対に明確な理由がある。
そんな言葉ですね。

 

 

転売において、わかりやすい負けって『赤字』だと思うんです。
みんな嫌いですよね。赤字。

 

もし赤字になった商品があったら、なるべくすぐ忘れたい。

 

でも、赤字が出たときこそ、しっかりとそれを見つめましょう。

 

赤字になったことには絶対に明確な理由があります。
ということはその理由を発見することができれば
次回以降、同じ理由で赤字になることはなくなります。

数ある理由を一つずつ潰していけば最終的には赤字を根絶できる
可能性だってあるのです。

 

まぁ、根絶は無理だとしても減らすことは可能です。

 

一番やってはいけないのが、赤字から目をそらし、
同じ原因で何度も赤字を繰り返すことです。
赤字から目をそらすのは、将来の自分に嫌な気持ちを
先送りしている行動に他なりません。良いこと一つもなし。

 

ですから、赤字が出たときはぐっと我慢して
なんでそうなったのかを思いっきり検証する。
もし、原因が見つからないのなら原因を特定できる
知識と経験が足りていないので勉強しつつ考える。

 

理想は赤字や失敗に出会ったら

「やったあ!!原因一個潰せるぅ!!」

と嬉々として向かい合うことですが、
ここまで来れたら変態の仲間入りです。

 

 

 

なぜ利益が取れるかを常に考える

 

 

『面倒臭い』の項目でも書きましたが、
転売における利益には必ず『理由』があります。

 

その理由はそれぞれの商品に一つずつくっついているわけではなく
複数の理由が濃淡を帯びながら複合して利益を構成しています。

 

その『理由』をリサーチ時に必ず考えるようにしてください。

 

 

仮に利益率が30%で、月の売れ行きが30個、競合が1人。

の商品があったとします。

 

このような商品を見つけたあなた。
まずはどう考えますか?

 

ここで

「良い商品じゃん!ラッキー!」

と考える人はまだ転売に慣れていない人だと思います。

 

通常は

「いやいや、なんでこの条件の商品が競合に放置されてるんだよ。
絶対に何かあるでしょ」

と考えるのが妥当です。

 

もしかしたら輸入に制限がかかっている商品かも。
1人の競合が相乗りを排除するクレームセラーなのかも。
返品率がめちゃくちゃ高いのかも。
たまたま競合がいなくなって値上がりしているだけかも。

 

などなど、その背景にある理由を想像することができますよね。

 

 

そして、それらの要素を分析した上で

『なるほど。この理由だったらこれぐらいの利益取れるのがわかるわ』

と納得して初めて仕入れ判断をします。

 

 

実は、この部分がいわゆる『ビジネスセンス』と呼ばれる
能力の一部分でして、このセンスに長けている人は
上記のような判断をナチュラルに行うことができるので
リスクを未然に防いだり、チャンスを逃さなかったりします。

 

そして、このセンスは後天的に磨くことができるものでして、
その練習方法がまんま上記の『利益が出る理由を考える』ことだったりします。

普段から利益が出る理由を考えた上で仕入れを行なっていると、
前述した『赤字の際の検証』も上手になります。
検証する際に必要な知識や経験が身についているわけですからね。

 

しっかりとこの部分を意識して、
『出ている利益分の理由が見つからないと落ち着かない』
ぐらいの感覚まで持っていければきっと長く稼げます。

 

 

 

少なくとも一つの手法で100時間は頑張ろう

 

 

仮に誰でも最初からうまくいく手法があったとしたら、
その手法は競合が溢れすぎて使い物にならなくなります。

 

これを『情報商材のパラドックス』と勝手に呼んでいるのですが
確かに、最初からうまくいく手法ほど信用ならないものはありません。

 

もしかしたらそのような画期的なシステムがあるかもしれませんが
あったとしてもあなたの元には回ってきません。
回ってくる理由がないですからね。
作った人が独占して使えば良いわけだし。

 

ってなわけで、これは覚えておいてください。

『どんな洗練された手法でも、最初は結果が出ない』

むしろそうじゃないと成り立ちません。
そうであってほしいぐらいです。

 

転売にもリサーチの方法、ツール、仕入先、販売先、などなど
様々な組み合わせがあって、それらが手法として公開されています。

それをチョイスして取り組むことが多いと思いますが、
少なくとも『これ!』と決めたら100時間はやってください。

 

そうじゃないと何もわかりません。

 

最初の10時間なんて天才でもない限り失敗ばかりです。
その10時間で「これダメじゃん」と判断して次に行っていたら
無限ループです。延々とそれを繰り返すだけです。

 

本当は300時間ぐらいはやってほしいけど、
せめて100時間。これぐらいは本意気で取り組んでほしいです。

 

誰でも新しいことを始めるときは下手からスタートします。
でもそれで良いんです。
下手だから上手になるために努力するわけじゃないですか。
上手になれば結果出るんだから。
もちろん、向き不向きはあるのでそれはいずれ判断した方が良いんだけど
向き不向きを数時間では判断できませんからね。

 

 

冒頭に書いた通り、不安になっちゃうのもわかります。
(今の投資における僕もそうなんで)

 

でも、自分がこれと決めたものならばまずは信じないとダメ。
その上でしっかりと時間をかけて、100時間、200時間とやってみて
それでもどうしても合わない場合はそこで初めて考えましょう。

 

同時に、その勢いでやっていくことを考えると
『どんな手法で取り組むか?』については
かなりしっかりと考えた上で参入した方が良いですね。
さらっと入るとさらっと離脱しやすいですからね。

 

 

 

と、言うわけで、
転売において意識すべき大事な要素【マインド編】
をお送りしました。

ものすごく抽象的な話でしたのでピンと来ないかもしれませんが
すごく大事なこと書いています。

ぜひ、何かに悩んだときにまた見て欲しいです。

次回は、転売において意識すべき大事な要素【テクニック編】と題して
今回の話よりは若干具体的な要素をまとめます!
お楽しみに^^

 

 

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