賢いビジネス、経営の仕方
2016/08/30
ビジネスにはいくつか鉄則がありますが
その中の一つとして
『売上を先にたてる』
というものがあります。
当然っちゃあ当然ですが、
本当にこれを徹底できている人は少ないです。
例えば、最近はクーポンサイトなどで
前もって商品を大量受注しておいて、
そこから商品を製作して発送する。
という手法が流行っているみたいですが、
これもその手法に乗っ取っているわけです。
『売上』が確定している状態で『仕入れ』をするわけで
キャッシュフローが良くなるのが分かりますよね。
潤沢なキャッシュを持っていれば、
そこまで試行錯誤する必要は無いのですが、
そんな状態の人はそうそういないわけで。
(ある程度の規模の企業でも、
売上入金が2ヵ月止まると潰れると言われてますからね)
先ほどのクーポンサイトの例をもう少し発展させると
こんな方法も考えることができます。
■『クラウドファンディング』を使用した商品販売。
これもクーポンサイトと似ていますが、
クラウドファンディングというのは、
あるコンセプトを提示して、それに共感してくれる人から
出資金を募る。というものです。
出資者にはお金を返すのではなく、
そのお金で作った商品をプレゼントしたりすることで
返済をするわけです。
これも充分ビジネスとして成立しますよね。
しかも先に売上(売上と言っていいのか分かりませんが)が
入金されるわけで、超低リスクです。
もちろん、それ相応のアイディアとプレゼンが必要ですが
ここは今後もチャンス有りだと思います。
話は変わりますが、
ぼくが輸入の教材を作ったときもその考えを
多少反映させました。
教材のコンセプトが出来上がっていて、
まだ教材制作に着手していない段階で
ぼくは先行販売をすることにしました。
教材の定価の1/3ぐらいの金額で募集したところ
50名程度の方にご希望をいただけました。
金額にすると50万円ぐらいの売上が
その段階でたっていることになります。
その上で、予算を決めて制作に取り組んだわけです。
こうすれば、損をする可能性が一気に減りますし、
予算が組めることから、良質なサービスを
提供しやすくなるわけです。
ここには当然時間的な問題もあり、
すでに購入希望者が50名いるという
市場の調査も完了しているわけですから
そこに自分の時間をつぎ込むことに
整合性がでますよね。
時間も、支払いと同じように
消費するものですので、
なるべく無駄な消費は避けたいので
今回の記事のような考え方が必要なわけです。
賢い経営は、堅実な経営です。
シンプルな鉄則にどれだけ傾注できるかが重要なのですが
それが意外と難しいんですよね。
ですので、一つずつ意識をして、
ビジネスを揺るぎないものにできるように
日々の努力が必要だと思います^^