物販ビジネスマインド

価格を上げるのが申し訳なくて困っています。

2016/08/23

物販をやっていると、
値下げをしなくてはいけない場面に出会うこともありますが
その逆に価格を吊り上げないといけないときもありますよね。

そして、その『価格を上げる』という行為に対して
罪悪感を感じてしまう方が一定数いらっしゃいます。

なんとなく気持ちはわからないでもないですが、
ビジネスにおいてそのマインドは致命傷ですので
なるべく早急に離脱した方がいいと思います。

『罪悪感を感じる』理由としては

・ぼったくっている気がする
・本来その商品にはそこまでの価格の価値はない
・クレームがきそう

などだと思います。

が、今更説明する必要はないと思いますが、
モノの取引においての大原則は需要と供給で、
需給のバランスによってモノの価値は変わるので、
そこに沿った値付けなら、なんら問題はないのです。

例えば、最近ホリエモンがその件で炎上していましたが
お盆付近は旅行にかかるお金(移動費、宿泊費)が
2倍以上に跳ね上がりますよね。

「そんな時期に旅行行くやつってバカだよね」

というつぶやきで彼は炎上していたわけですが、
その時期に旅行の需要が高くなるので、
当然部屋数などに限りのある宿泊施設は
ここぞとばかりに値段を吊り上げますよね。

需要と供給がそうなっているので
おかしなことではありませんし、
それに対して文句を言っている人って
あまり見ることがないですよね。

このように、あらゆるところで、
需要と供給に合わせて価格が変動しています。
もはやそれは戦略でもなんでもなく
当たり前のこととして行われているのです。

当たり前のこととして行われていることに
抵抗があり、スムーズにできないということは
これは完全に致命傷ですよね。

むしろ、需要が高まったときには価格を上げることで
早期の売り切れを防ぎ、高いお金を払っても欲しい、
本当にその商品を欲しているお客様のもとに
商品を提供することができるというメリットもあります。

もし、そこに抵抗のある方は、
できるだけすぐにその感覚を
改善していきましょう。

・・・

ただ、この前東京で宿を探したときに
唯一空いていたアパホテルが
4万円ぐらいに価格設定をしていたのには
イラッとしましたが(笑)

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