ビジネスマインド

努力の方向性について

2016/08/21

努力したけど結果が出なかった。

これは、嘘です。

努力すれば必ず結果は出ます。
しかし問題は、その結果がどんな形で
出るかなのです。

結果というのは『成功』のことではありません。
結果というのは今と違う何かを得ることです。
その何かのことを『結果』と言います。

努力をしたのだけれども、
昔と何も変わっていない。

ということはないはずです。

例えば、野球の素振りを毎日1000回
したとしましょう。

それでも、最後までレギュラーになれなかった。
それは努力が結果につながらなかったわけではありません。

確実に素振りをしたことによって、
スイングは早くなっているだろうし
筋力は向上しているはずです。

結果は出ているのですが
『レギュラーになりたい』という『望み』は
叶わなかったということです。

ここが実は非常に重要なのです。

努力が大事だと言われます。
同時に努力は報われると言われます。

ですが、努力によって結果が出るのは確実ですが
それが自分の求めていた『望み』と違う結果なら
その努力は報われていないことになります。

努力の大切さは説かれるけれども、
努力の方向についてはあまり触れられないのです。

これは、多分教育に問題があって、
そのせいで努力の仕方が下手な人が多いです。

その努力で結果が出てもプラスにならないことを
必死で頑張ってしまったり、
それで望みが叶わないから、
努力自体を『意味のないもの』と思ってしまったり。

努力は才能だと言いますが、
それは本当にそうだと思います。

努力できることが才能。
というよりかは、
努力の仕方を工夫できる才能。
という感じでしょうか。

受験に合格するために

過去問をこなしまくる人もいれば
教科書を暗記しようとする人もいるでしょう。
もしかしたら、
カンニングに力を入れる人もいるかも。

人によって、努力の方向性はバラバラです。
単に努力をすれば大丈夫。
というのはさすがに甘えだと思います。

努力の方向性もしっかり考え、
効率的に努力をするための『努力』

も、実は非常に大事だということです。

そして、
方向性のあっている努力は
限りなく100%報われる。
と言っていいと思います^^

 

-ビジネスマインド