輸入ビジネスにおける守破離
2016/08/21
守破離と言う言葉があります。
もともとは、茶道や武道などの
師弟関係に使われていた言葉ですが、
最近はビジネス関連の本などにも
良く取り上げられています。
簡単に言えば
師匠に教えられたことを
守って→自分流にして→師匠から離れる
というプロセスのことです。
では、輸入ビジネスにおける守破離とは
どのような意味合いになるのでしょう。
この場合、誰かから教えられた。
というのは抜きにして考えてみます。
まず、守。
これは『一番基本的な方法でまずは稼ぐ』
フェーズに当たると僕は思います。
いわば、0~10万のレンジです。
始めたばっかりの頃から自分流にアレンジを加えて
リサーチをする人は、よっぽどの能力がないと成果が出ないです。
これは僕の経験上ほぼ確実にそうでした。
ですので、まずはがむしゃらに
『やれば少なくとも利益が出る方法』
を使用してとにかく作業をこなす。
これが守のフェーズです。
次に、破。
基本的な方法がしっかりと身についた後は
そこに自分なりの工夫をしていきます。
得意なことがうまくいかせるようなリサーチをしたり、
苦手なことはやらなくていいように外注をしたり。
これによって、効率がぐんと良くなります。
10~50万ぐらいの時期ですね。
最後に、離。
販売するプラットフォームや、
並行して行うビジネスなど。
一つのビジネスモデルから離れ、
様々なチャレンジを始める時期です。
50~の時期ですね。
このように、基本的にはみなさん順を追って
ビジネスを成長させている傾向にあります。
で、面白いなぁと思うのは、
上記の守破離の流れだと、
一番簡単そうなのは『守』のフェーズですよね。
で、下に行くほど難易度が高くなります。
ですが、一番多くの人がつまづくのが
『守』の部分なわけです。
基本的にはある程度テンプレ化された作業を
黙々と行うことができれば
成果が出るにもかかわらず、
それがなかなかできないのです。
逆に、守の部分をクリアすると、
破とか離の部分まで到達する人の割合は
結構多いのです。
なので、僕はまずその『守』を
大切にしているし、
コンサルでもそこをクリアすることを
一番に考えています。
なんとなくですが、
10万を達成してくれれば
後は勝手に伸びていく。
と、少し楽観的に考えている部分もあります。
(実際そのパターンが多いですし^^)
ですから特にこれから何かを始める人、
今始めたばかりの人、
始めたけど苦戦している人。
は、その『守』という概念を考えてみると
良いかもしれません。
今目の前にあるものをクリアすることで
もっと可能性があるフェーズに進むことができる。
そして、その守のフェーズは
難しいことをしなくても、
正しい作業を行っていれば必ずクリアできる。
そう考えると
もっと作業に身が入るはずです。
ぜひ参考にしてみてください^^