ビジネスマインド

ビジネスが継続できない、長続きしない理由

2016/09/06

何度も言いますが、同じことをずっと続けていて
上達しない人なんて1人もいません。

もちろん、成長のスピードには個人差がありますが
少なからず成長はしていくものです。

なのに、途中で諦めてor飽きて、ビジネスを
辞めてしまう。

そんな経験は多くの人にあると思います。

で、その理由は色々とあるんですが
その中の1つに、

 『情報がありすぎるから』

という理由があると思うんですよね。

ちょっと話はそれますが、
僕はかなりのゲーム好きです。

今でも一日2〜3時間ぐらいは
ゲームをやる時間をとっています。

で、すごく思うんですけど、
昔に比べてゲームが長続きしなくなったんですよね。

それは大人になって新たな感動に鈍感になったことや
ゲーム自体のクオリティが下がってきたことも原因なのですが
僕が一番思うのは

 攻略法がネットにいくらでもある。

ということなんですよね。

僕が少年のときは、まだネットが普及していなかったですし
攻略本を買うお金もなかったので、
全部自力かもしくは友人との情報交換で
ゲームを攻略していったわけです。

その分、時間もかかったし、
労力も注いだのだけれども、

だからこそ今になっても
その一場面一場面が思い出になってるし、
『ゲームを攻略する』という
スキルが身に付いているわけです。

で、じゃあ今ってどうなのかと言うと
ちょっとゲームの進行に悩むと、
ネットを見ればいくらでも解決策が
転がっているんです。

簡単に解決できちゃいますし、
それだけでなく、

『どうせ攻略法アップされてるから、
 完璧に攻略してやろう』

と、進行を1〜10まで調べて、
完璧にこなそうとします。

これです。
これがいけなくって、
これやっちゃうとめちゃくちゃすぐ飽きるんですよ。

自我が全く反映されてないですよね。

ただ単純に『作業』になってしまい、
作業なんで当然すぐに嫌になるんですよ。
でもそれを続けなきゃいけない場合は
『苦行』になって・・・

この繰り返しで、どんどん飽きるのが
早くなっていくんです。

情報が手に入れやすくなって
心が不幸せになった部分ですよね。

これは、ゲーム以外でも良くある話です。

映画にしろ、食事にしろ、多くの人は
レビューを見たりしてからどこに行くか
決めますよね。

これも超不幸せですよね。

失敗を最小限にするために、
感動の余地すら削ってしまっている行為です。

まぁ、ちょっとテーマが違うので
この話はここら辺にして。

そういう状況がビジネスにも当てはまりますよね。
自分がやりたくて始めたビジネスなのに
気づいたら誰かが発信している情報を
そのままなぞっているだけ。

『これ、自分がやりたかったことか?』

みたいな。

同時に、情報が多くあるばかりに
すべての情報を収集して

『完璧にやってやろう』

なんて思ったり、

何かチャレンジするときに

「○○ 失敗」

とかで検索して、失敗談沢山知って
チャレンジを辞めたり。

こんな風なことが積み重なると
やっぱり目的を見失って、
長続きはしないですよね。

ゲームだって本来楽しみたいから買ったはずなのに
いつの間にか如何に効率よくクリアするか。
みたいな考えに変わって作業になる。

なんか謎じゃないですか?(笑

ちょっと散らばった文章になりましたが、
要は、

『自分で考える余地をつくらないと続かない』

ってことが言いたいのです。

簡単なようで難しいですよね。
僕もそれをできるように努力しないといけないなぁ。

 

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