問題改善の方法2 要素を固定していく
2016/08/25
前回に引き続き
『問題改善』
というところに焦点を当てて
記事を書いてみたいと思います。
今回は
『要素を固定する』
について。
前回は問題をシンプルに捉えることが
一番重要。
とお伝えしましたね。
今回はその『シンプルに考える』
ための方法といいますか、
考え方のお話です。
問題が起きた時に、
その問題に関わる要素がたくさんあると思います。
その要素を全部把握して、
『問題に関わっていない』要素を
一つずつ排除していく作業ですね。
これがうまくできると、
初めてやることなんかが極めてスムーズに
流れていきます。
この作業の上手い下手は
機械関連の接続作業などを見ると
ものすごく良くわかります。
例えば、はじめてDVDプレイヤーを
テレビに接続するとします。
問題解決が苦手な人は、
全体で物事を考えようとしますので
一通り接続をしてみて、
それが失敗に終わった時に、
「何が原因なんだ!」
「もうわからん!」
となってしまいます。
ですが、問題解決が得意な人は
一つずつ確実に『合っていること』
を列挙していきます。
コードはここに入るで間違いないな。
テレビ線もここで間違いない。
コンセントもちゃんと刺さっている。
じゃあ考えられる原因は
◯◯か△△にありそう。
という感じで、改善の余地がない部分を
どんどん作っていって、
最終的に原因を見つけ出します。
パソコンで、なぜかひらがな入力ができなくなって
それを治せない人がいるじゃないですか。
(うちの奥さんもそうです)
でもああいうのって、一つずつゆっくりと
検証していけば絶対に解決できますよね。
それをいっぺんにやろうとしちゃうから
あらゆるところをいじりまくって
フリーズしちゃうんです(笑)
これは能力とかではなくて、
考えかたの問題ですので
意識するだけでちゃんとできるようになります。
こうやってしっかりと問題を
細分化して考え、
一つずつクリアにしていけることを
『要領がいい』
と言うんだと思いますね^^