輸入ビジネス小ネタ

輸入ビジネス業界の分析 1 〜新規参入の脅威〜

2016/09/06


ビジネスにおいて、業界を知る事は不可欠です。

業界を知らないと、戦略を練る事が出来ません。

戦略とはそもそも、相手がいないと成り立たないものですから、
相手=業界を知らないと話にならないのです。

と、言う事で今回から数回にわけて、
輸入ビジネスの業界に関して分析していきたいと思います。

そこで、非常に便利な考え方が

『ポーター理論』

です。

経営戦略のバイブルと言われる

『競争の戦略』

の著者である、マイケル・E・ポーターが提唱している
理論の事ですが、

この理論がそもそも

『業界を知ってから戦略を練る』

という基本理念に沿って作られていますので
業界分析にはもってこいなものなのです。

ポーター理論の中でも

『ファイブフォース』

という業界を分析する上での5つの要素があります。

①新規参入の脅威

②業者間の敵対関係

③代替製品・サービスの脅威

④売り手の交渉力

⑤買い手の交渉力

の5つの要素から業界を分析しよう!

という考え方です。

 

今回は『新規参入の脅威』です。

自分のいる業界がどの程度潜在的な新規参入の脅威に
さらされているかを確認する項目です。

新規参入が多ければ、
その分競争が激化しますし、
少なければ当然ながら
競争は緩やかになります。

重要なポイントとしては

『参入障壁』と『既存業者の報復』です。

まずは『参入障壁』を見ていきましょう。

代表的な参入障壁は

・参入に大きなコストが掛かる。

・規模の経済(沢山在庫を抱えないとコストが安くならない)

・差別化された商品がある。

・流通チャネルの確保が難しい。

あたりでしょうか。

例えば飲食店等はそもそもお店を用意するのに
ある程度の資金が必要ですから、
参入障壁は高めです。

では輸入ビジネスではどうでしょうか。

・参入に大きなコストが掛かる。

→コストはほぼかからない。

・規模の経済(沢山在庫を抱えないとコストが安くならない)

→そもそも1つの商品を大量に売るビジネスではないので
あまり影響なし。

・差別化された商品がある。

→ない

・流通チャネルの確保が難しい。

→誰でも使える流通チャネルを使うので問題なし。
(ヤフオクとかAmazonですね。)

という具合に、見事に参入障壁がありません。

細かい事を言えば

・英語のサイトから商品を買う。

・転送会社の契約が必要。

・ある程度のパソコンのスキルが必要。

など、ありますが、些細な事です。

参入障壁とは呼べないでしょう。

もう一つの要素は『既存業者の報復』です。

これは具体的に言うと、
新規参入者が現れた時に、
過度な安売りや広告の大量投入等で
対抗してくる業者がいるか。

という事です。

要は新人が入ってきた時に

『つぶしてやる』

と動く業者がどの程度いるかってことです。

コンビニなんかだと、元あったコンビニをつぶす為に
近くにコンビに作ったりしているケースを良く見ますよね(笑)

結論から言うと、輸入ビジネスでは
その部分もあまりありません。

そもそも新規業者をつぶす為には
ある程度の資金力が必要です。

一時的なマイナスも覚悟で
攻撃するわけですから、
その余裕がないといけないわけです。

しかし輸入ビジネス業界を構成している
ほとんどの業者は

『個人ないし少人数の組織』

です。

その為、いちいち新人いびりをするメリットが
ないんですよね。

それに、新規参入者が現れても
少なくとも半分はそのうち勝手に消えますので
基本的にはみんなスルーしてます(笑)

以上の事から、輸入ビジネス業界は

『とても参入しやすい業界』

という事が言えます。

つまり『競争が激化しやすい』のです。

せどりとかに比べると参入障壁がありますから
せどりほど競争は激しくないですが、
基本的には競争の激しい業界です。

ただ、それと同時に、消えていく人も多いので
飽和する事はないんですけどね。
(この辺りはまたの機会に『撤退障壁』の話とともに
詳しく説明します)

参入しやすいのはデメリットばかりではなくて
これからビジネスを始める人に取っては
メリットにもなります。

今、個人で出来るビジネスという触れ込みで
情報商材とかになっているビジネスは
すべて参入しやすい業界ですよね。

その分、競争も激しいので、それ相応の
工夫も必要なんですけどね^^

次回は『業者間の敵対関係』について
解説していきます。

お楽しみに^^

 




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