ビジネスマインド

法人3期目が終わります。

2016/08/11

よく言われる企業生存率ですが

1年後に60%、
3年後に38%、
5年後に15%、
10年後は5%。

なんて言われています。

 

これには飲食店などの
コストの高いビジネスも含まれていますので
我々がやっているよな個人ビジネスでは
もう少し数字が違う気もしますが、

逆に個人ビジネスだと、コストがかからないので
その分気楽に始める人も多く、
結局は同じぐらいの確率に収束するのかな?
なんて考えています。

 

で、僕は法人化して、そろそろ4年目を迎えます。
個人事業時代から数えると6年目になります。

そういう意味では、法人としては38%に、
個人としては15%に入ることができたわけです。

 

まずは一区切り、耐えることができたかな?
と、少しだけ自分を褒めたい気分です。

 

まぁ、あと5年で半分以上の確率で
潰れてしまうという数字があるわけですから
ここからも油断はできないですけどね。

 

ここまでビジネスをやってきて
はっきりと思うことがあります。

 

それは

『頑張っていれば大丈夫』

ということ。

 

頑張っていれば会社が潰れることはないです。
これは結構自信を持って言えます。

 

ただ、この『頑張る』というのは難しい言葉で、
単純に一生懸命体を動かすことが
頑張るということではありません。

 

例えば、受験に失敗して

『こんなに頑張ってきたのに!!
世の中は不公平だ!』

と思う人がいたとして。

 

確かに勉強は頑張ったのかもしれないけど、
その勉強の方法などを真剣に考えて
工夫したのか?と問われると、
それは特に考えていなかった。

というパターンって多いとおもいます。

 

このように頑張るとは、単に一生懸命作業をする。
ということでは決してなくて、
今置かれている状況、今やらなければいけないこと。
それらを必死で考え、工夫をして、
その上で一生懸命作業すること。

これを頑張る。と言います。

 

そういう意味で『頑張って』いれば
まず会社が潰れたり、個人で破綻してしまうことはないです。

 

誰にでも言えることですし、
もちろん僕にしてもそうです。

 

ビジネスはまだまだ続けていく予定ですので、
もし僕の会社が数年後に潰れたら
それは『頑張って』いなかった証拠です。

今のまま、頑張ることができていれば
絶対に最後まで利益が出る会社でいることができます。

 

最近、本屋さんがバンバン潰れていますが、
それでも『頑張って』いる本屋さんは売り上げを伸ばしています。

あんまりこういうことを書くと、
関係者の方に嫌な思いをされてしまうかもしれませんが
僕はそう思っています。

 

もう少し真剣に、置かれた状況を考えて、
次の手を打てば、潰れないで済んだ本屋さんも
たくさんあったように思えます。

(本屋さんが潰れた一番の原因は、
Amazonのせいだと言われていますが
それと同じぐらい、オーナーの高齢化も
原因だったと僕は分析しています。
高齢になれば『頑張る』ことがだんだん難しくなるので)

 

という感じで、頑張れば5年後も
ちゃんと法人として生きていられるような気はしています。

 

もし潰れていたら全力で笑ってください。
あいつは頑張らなかったんだなと。

そうならないように、これからも頑張らないといけないですね!

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