投資の怖さで思い出した、輸入ビジネスを始めたときの気持ち
2017/02/22
去年の末ぐらいから株式投資をしているのですが
その中で、色々と他のビジネスに活きるであろう
たくさんの経験ができています。
今回は、そんな中でも『怖さ』に関する経験について
記事にしてみようと思います。
物販を始めて間もない方にほど、
読んでいただきたい内容ですので、宜しくお願いいたします。
投資の怖さ
投資といってもたくさんの種類がありますが、
今軸として行なっているのが株式投資の中でも
『スイングトレード』と呼ばれるものです。
本格的に始めたのは去年の11月ぐらいで、
着実に資金を増やすことはできているのですが、
やはり、やっていてしんどいなと思うこともありますし、
ビジネスの経験がなかったらここで潰れていたな。
と思う瞬間も何度もありました。
今年の頭ぐらいにも、
一瞬で20万ぐらい損をする瞬間がありまして、
当時資金が150万から180万ぐらいに増えていたときだったのですが
それが一気に160万弱ぐらいまで減ってしまい、
それまでは比較的好調で、ある意味「これはいけるんじゃないか」と
思っていた矢先でしたから、相当凹んだのを覚えています。
3ヶ月色々と勉強して、やっと増えた30万の利益が、
本当に一瞬で2/3ほどになってしまうわけです。
しかも、ルールを破ったとか、変なことをしてしまったというわけでもなく、
ちゃんとやるべきことをやっての結果だったので、
相当変な気持ちになりました。
『この手法は正しくなかったのか?』
『このまま続けて良いものか』
『そもそも株で利益を上げようという考えが間違っていたのか』
冷静に考えれば、たった一回大きな損をしただけです。
その可能性は充分にあることを承知していたはずです。
また、別に始めたときよりも資金が減ったわけでもありません。
まだ一応プラスなのです。
でも、精神的には大きな負担がありまして、
その日と次の日ぐらいは、かなり落ち込んだりしていました。
そういえば、過去にも同じ経験が・・・
で、そのときに「あ・・・」と思ったのですが、
そういう気持ちって、ここしばらくは感じていませんでしたが
昔によく感じていたものだなって思い出したんです。
そうです。
輸入を始めたときのことですね。
5年前、独学で輸入ビジネスを始めた頃、
右も左もわからずに、とにかく必死で仕入れをして
なんとか結果を出そうともがいていました。
当然、上手くいく日もあれば、そうじゃない日もあります。
利益がちゃんと出た日なんかはとても気分が良く
「これで食っていけるかもしれない!」
「起業したことは間違いじゃなかった!」
とかなり前向きなのですが、
次の日に赤字が出ようものなら
「このビジネスはやっぱりダメなのかも」
「会社員のままの方が良かったんじゃないか」
と、急転直下、かなり精神的に落ち込みました。
今考えると、良い日もあれば悪い日もある。
これは当たり前のことですし、
ビジネスなんだから細かい結果に一喜一憂しても
なんの意味もない。ということはわかっているのですが
当時は、その一個一個の結果が、
地獄のような感触だったというか、
それに支配されているような状態になっていました。
とにかく、悪い結果が出ると不安で、どうしようどうしようと。
で、そういうときはなかなか行動ができないので、
サボり気味になってしまい、状況がよくなるとまた頑張るのだけど
サボっている分があるので、また悪い結果がやってくる。
この繰り返しだったような気がします。
当時は、もうビジネスが動き出していて、
お金もなかったですから中途半端に辞めることもできず、
ここで結果が出なかったら死ぬしかない。
って状態だったので、なんとか頑張れたわけですが。
あれがまだ余裕がある状態だったら、
果たして続けられていたか、と考えると正直自信はないですね。
投資の怖さも越えるべき壁
そういう経験をこれまでに嫌という程してきましたし、
その度に乗り越えてきた成功体験がありますので、
投資で大きく損をしても、その経験の元
「でも大丈夫、冷静にやり続けよう」
とポジティブに捉えることができるのですが、
これが、何も経験していない状態で起きたとしたら
その結果を受けて怖くなってやめてしまうか、
失敗を取り戻したいと熱くなってもっと損をし、
強制的に退場したか、どちらかだったと思います。
一瞬で20万円損をする可能性があるということは、
その逆もありうるということだし、
そもそも、まだ数ヶ月しかやっていないペーペーが
ちょっとした結果だけ見て良い悪いを判断できるはずがない。
なんでもそうなのですが、
その分野で結果を出すために一番大事なのことは
『退場せずにその分野に居続けること』です。
やめてしまったり、参加するのを休んでしまった段階で
その分野で結果を出すことから大きく遠ざかります。
潰れない程度に参加し続け、浮上のきっかけをじっくり待つ。
そして、そのきっかけが現れたら一気に波に乗る。
これが一つの分野で結果を出す最良の考え方だと思って居ます。
色々なビジネスを経験してきて、
なんとなくそういった感覚を掴めたからこそ
投資においても、うまくいくかもしれない。
という根拠のない自信があったりします。
輸入ビジネスも同じなんです
輸入ビジネスに関してもそれと全く同じことが言えます。
結果が出ないときもあります。
特には痛い損害が出ることもあるでしょう。
でも、それはみんなが経験することで、
自分だけに降りかかっている不運ではありません。
普通に起こり得ることで、当たり前のことなんです。
そんなときに、一番やってはいけないのが『諦めること』。
次にやってはいけないのが『行動しないこと』です。
それをしてしまうことで、もっと結果が悪い方向に向かいます。
一度やると決めたビジネスならば(輸入じゃなくても)
ある程度の期間はやり続けなくてはいけません。
そして、退場せずにその分野に関わり続けていれば、
必ずどこかで伸びるきっかけが待っています。
それを信じて頑張り続けた人に結果がついてくるのです。
ビジネスで成功するために一番大事なのは
『悪い結果が出たときに、どれだけ前を向けるか』
だと思います。
確かに、悪い結果が出たときはしんどい気持ちになります。
それを今回久々に思い出しました笑
でも、それに負けてたら、何をやっても結果は出ません。
そこに立ち向かう気持ちは絶対に必要だと思います。
やっぱり輸入ビジネスは登竜門だ
輸入ビジネスをすることで、ビジネスのイロハが勉強できる。
ということは前々から思っているのですが、
今回書いたような意味でも、輸入ビジネスはやはり
その後大きな結果を出すための登竜門的な存在だと改めて思いました。
どんなチャレンジにも『怖さ』とか『不安』は存在します。
いろんなビジネスを経験してきて思うことは、
輸入ビジネスの『怖さ』や『不安』はそのほかのものと比べても
かなり小さいほうだということです。
まぁ、当人にとってみればそのときの『怖さ』や『不安』が
マックスだと感じるとは思いますが、
広い視点で相対的に比べると、かなり小さいほうだと思います。
投機のように、元本が0になってしまうリスクはないですし
人生が左右されるようなあまりにも大きな額を投資する
ビジネスモデルでもありませんからね。
かなり軽い方の『怖さ』や『不安』なのです。
だからと言って、輸入で感じる怖さなんて大したことないですから
そんなの気にしてたらダメですよ。
と書きたいわけではありません。
前述の通り、当人にとってはその場で感じる『怖さ』や『不安』が
何よりも大きく感じるわけで、それに頑張って立ち向かわなければいけない。
という構図は変わらないわけですから。
ですが、不安なときにもなんとか行動を続けて、
少しでも結果を出すことができれば、
そこでとても価値のある成功体験を得ることができます。
『失敗や損をすることがあっても、めげずに続ければ
結果はこうやってついてくるんだ』
という成功体験です。
そして、それを何度も繰り返すことで、
輸入ビジネスの後に、もっとリスキーなビジネスにチャレンジした際に
怖さを乗り切るマインドが身についていると思うんですよね。
その成功体験無くして、大きなビジネスや、
投資系のビジネスで結果を出すのは無理なんじゃないかって
最近考えています。
(その分野の才能がある人は除く)
そういう意味で、まずはリスクの少ない輸入のようなビジネスで
しっかりと酸いも甘いも経験しておくと。
これはその後の展開に、大きな恩恵を与えてくれる、
素晴らしい行動だと思うんですよね。
輸入以外でも、今、何かのビジネスを行っていて、
試行錯誤しながら頑張っているけど、
結果に一喜一憂しつつ『怖さ』や『不安』と戦っている。
という方ってたくさんいらっしゃると思います。
でも、その戦うという行為は、単純にその分野で結果を出すだけでなく、
その後の新たなチャレンジや、あらゆることにプラスになる、
かなり有意義な戦いなんだ。と捉えることができれば、
なんとか頑張れそうな気がしませんか?
今後、もしかしたら日本人のほとんどが
何かしらのビジネスをしていないと
生活が立ち行かない時代が来るかもしれません。
そんなときに、そういう経験をすでにクリアしていて
強くなった自分でいることができたら、
それは何にも代えがたい大きなアドバンテージになると思いますね!
まぁ、小難しい話になりましたが、
一言で言うと
大変だと思いますが、頑張りましょうね!
と言うことです!笑