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Amazonリサーチ方法 セラーリサーチ

2017/09/17

 

 

この記事では『セラーリサーチ』について
解説をしていきたいと思います。

 

Amazonの単純転売でそれなりの成果を上げている方は
まず取り組んでいるこのセラーリサーチ。

意味も含めて解説しますので
ぜひまるっと理解してください^^

 

 

 

セラーリサーチのメリット

 

 

Amazonの基本的なリサーチ方法は
キーワードリサーチです。

 

キーワードリサーチを極めれば、
月に100万円ぐらいの仕入れをすることも
十分に可能です。

 

しかし、キーワードリサーチの場合は、
調べる語句に工夫を凝らすことはできても
基本的には競合セラーと『見ている場所』が同じです。

そのため、仕入れ商品が競合しやすいですし、
何よりも毎月毎月同じ量のリサーチを続けなくてはなりません。

 

ビジネスを長く続けることを考えたときに
『労力が減らない』ということはかなりの致命傷です。

そのため、何かしらの方法で、労力をだんだんと減らしていかないといけない。
そのためには『ストック』を作る必要があるのですが、
その『ストック』を作ることができるのがセラーリサーチです。

 

具体的な方法は後ほど解説しますが、
セラーリサーチをすることによって、
リサーチするべき『セラーのリスト』がどんどん溜まっていきます。

 

そのリストを持っていれば持っているほど
効率的にリサーチができることになりますし
当然リサーチの時間の短縮につながります。

 

この『セラーリストを貯める』という工程が
セラーリサーチの1番の肝であり、メリットです。

 

考え方としては

『リサーチの外注を無料で雇う』

というイメージでしょうか?

 

実際、外注化をする際にはリサーチも外注さんにやってもらって・・・
と仕組みを作っていくのですが、
よく考えてみると、Amazonの競合セラーって
自分と同じようにリサーチをしている人じゃないですか。
ですからその人が扱っている商品ってリサーチをして見つけたものですよね?
(すっごく当たり前なのですが)
だったら、そのデータを拝借して、自分も仕入れられるか確認しようじゃないか!
これがセラーリサーチです。

 

そして、その『擬似的な』外注さんがどんどん増えていけば
どう考えても作業は楽になりますよね?

 

このストックを作ることが何よりも重要なのです。

ということで、そのやり方について具体的に説明をします。

 

 

 

セラーリサーチのやり方

 

 

やり方と言っても、キーワードリサーチを覚えた人ならば
なんら難しいことはないんですけどね。

 

例えば、キーワードリサーチをして、
以下の商品が仕入れられたとしましょう。

 

 

Amazon___輸入レゴマインクラフト_LEGO_Minecraft_The_End_Portal_21124__並行輸入品____ブロック___おもちゃ_通販

 

 

本来は、ここで商品を仕入れて終わりなのですが
ここからセラーリサーチに派生させていきます。

 

まず『新品の出品』をクリックして、出品者一覧のページを見ます。

 

 

Amazon_co_jp__こちらもどうぞ__輸入レゴマインクラフト_LEGO_Minecraft_The_End_Portal_21124__並行輸入品_

 

 

ズラーっと出品者が表示されます。
この画面で、出品者のアカウント名のリンクをクリックすると
その出品者の出品商品一覧を確認できます。

 

 

Amazon_co_jp出品者プロフィール:AMRTA

 

 

AMRTA___Amazon_co_jp_

 

 

このページをひたすらリサーチするわけです。
簡単に言えば、これがセラーリサーチです。

 

※必ず注意していただきたいことがあります。
上記のようなセラーのページから商品ページを見た場合
『そのセラーしかいないページ』として
商品ページが表示されます。
そのままリサーチをしてしまうと、そのセラーの値付けしか見れないので
高値でリサーチをしてしまうことになります。
他にもっと安いセラーがいた場合はリサーチ失敗です。
ですから、必ずセラーアカウント→商品ページと進んだ後に
ASINなどでAmazonで再検索をし、他のセラーもちゃんと競合している
セラーページを表示させてリサーチするようにしてください。

 

 

 

 

セラーをストックする

 

 

解説した通りの方法でセラーリサーチをしていくと
時々『良いセラー』に出会えることがあります。

 

その度にそのセラーをExcelなどにリストアップしておくことで
しばらくしてからまたそのセラーを見ることで
効率よく商品を仕入れることができます。

ですので、セラーリサーチの本当の目的は
利益の出る商品を見つける。ことではなくて
良いセラーを見つける。ことなのです。

 

では、良いセラーとはどんなセラーでしょうか?
いくつか判断ポイントがありますので説明します。

 

 

利益の出る商品をたくさん扱っている

 

基本はこれです。
そのセラーをリサーチした際にどの程度利益の出る商品を
見つけることができるか?
これが一番の基準となります。

 

いくらセラーをリストアップしても
リサーチしても商品が見つからないセラーであれば
それはストックになり得ません。

 

基準としてはまず最低でもそのセラーのページから
2商品以上利益の取れる商品が見つかること。
これが最低ラインです。

僕の感覚では5商品以上見つけるようなセラーだと
かなり良い感じだなと思います。

 

 

自分と近いレベルである

 

セラーリサーチをちゃんとやるとわかると思うのですが
いっくらリサーチをしても全く利益が出る商品に出会わない、
そんなセラーもいます。

 

出品数はそこそこあって、売れ行きもある商品ばかり扱っているのに
AmazonやeBayを見ると全く話にならない仕入値で、
むしろこのセラーは本当に利益を出せているのだろうか?
そう思ってしまうことが多いはずです。

 

そうなってしまう原因はいくつかあります。

 

1つ目は『自分のリサーチスキルがまだ追いついていない』こと。

当然ですが、リサーチが上手になれば
それまでよりも安い価格で商品を仕入れることができます。
初心者であればあるほどそこまで深くリサーチできませんので
見ているセラーが仮にちゃんと利益を出せていたとしても
こちらから見ると全く利益が取れないように見えます。

例えば、eBayのオークションでの刈り取りをしていたり
ネットショップから仕入れをしていたりしているセラーの商品を
Amazonで仕入れようと思っても、そりゃ利益が出ないわけです。

 

2つ目は『ビジネスモデルが違う』こと。

リサーチをしているセラーが『交渉』などを中心に行っている場合、
これも転売のリサーチでは太刀打ちすることができません。

そのため、セラーリサーチでは単純転売を行なっている
セラーを見つけることがとても重要です。

 

つまり、

『単純転売を行なっていて、かつ自分とレベルがそこまで
離れていないセラー』

が当面の『良いセラー』ということになります。

 

 

扱っている商品数が多い

 

扱っている商品数が多いセラーはその分
商品の入れ替わりも早い傾向があります。

そのため、今日そのセラーをリサーチして
2週間後にもう一度リサーチをした際に
新しい商品がドカンと増えていたりするんですね。

商品数が少ないセラーですと、そのサイクルが遅いので
定期的に見るといってもその頻度はかなり少なくなってしまいます。
一人のセラーから多くの恩恵を受けるためには
そのセラーの扱っている商品数、ひいては納品頻度が重要になります。

 

 

 

このように、いくつかの判断基準で持ってセラーを選別します。

 

まずは『良いセラー』『良くないセラー』を判断します。
『良くないセラー』はその時点でリストアップする必要がありません。
(この辺りはそのセラーから2.3商品利益が出る商品を見つけられれば
『良いセラー』と判断して良いでしょう)

 

その上で今度は『良いセラー』の中でもカテゴリー分けをします。
どのぐらい商品数を抱えていて、納品頻度はどの程度か?
その辺りを総合的に判断してランクをつけていくのです。

 

ちなみに、僕がセラーリサーチをがっつりやっていたときは
以下のようにランク分けをしていました。

Sランク 毎日でも見たい超優良セラー
Aランク 週一で見たい優良セラー
Bランク 数週間に一度確認すべきセラー
Cランク 忘れた頃に確認する予定のセラー

これを、リサーチしながら少しずつストックしていくのです。

 

僕は当時、全部でセラーのストックを200-300ほど抱えていました。
200万ぐらいの仕入れならば、セラーのページを巡回しているだけで
まかなえてしまえていましたね。

このリサーチ方法にずいぶん助けられたのは言うまでもないです。

 

 

 

セラーリサーチってせこくない?

 

 

他の人が一生懸命リサーチをして見つけた商品を
盗み見るような形でリサーチするのがセラーリサーチです。

人によっては『せこい』と思ってしまうかもしれません。

 

結論から言いましょう。

 
とってもせこいです!
せこくて卑劣な手法です!笑

 

 

しかし、ビジネスは戦いです。
特に始めたばかりの頃は『綺麗な稼ぎ方』を意識しすぎると
結果が出るのがだいぶ遅くなります。

 

ビジネスという戦場において、日々戦いが起こっていて
その中ではひどい手法や、汚いやり口も使われます。
それらと比べたらセラーリサーチはせこいかもしれないけど
全然レベルが違います。可愛いものです。

ですから、あんまりその辺りは気にせずに
取り組んで良い手法だと思います。

 

それに、初心者時代にそうやって頑張って
Amazonで稼げるようになるじゃないですか?

 

そうすると今度は『セラーリサーチされる側』になります。
当然ですよね。

そうしたらそのときは堂々と

「ええぞ。やれやれ。」

と胸を貸してあげれば良いと思うのです。

 

そして自分はさらに上のビジネスモデルを作っていく。
そう考えると逆に健全な流れのようにも思えてきますね。

 

 

ですから、どんどんセラーリサーチをしましょう。
そして、なるべくはやく結果を出し、ストックを作り
そのストックのおかげで余った時間で
さらに次のビジネスモデルを育てていきましょう。

 

僕らが稼いで、Amazonの市場規模を底上げすることが
次に参入してくるセラーのためになりますからね。

 

 

 

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