輸入ビジネス小ネタ

商標権侵害詐欺?念のためシェアします。

2017/11/30

 

 

 

ネットで拾った情報なんですけどね、
僕らの仕事的には恐ろしい詐欺を見つけました。

 

場合によっては引っかかってしまうことが
あると思いますので、
念のためシェアをしておきますね!

 

 

 

ある日急に郵便受けに・・・

 

 

5ch(元2ch)のまとめサイトから拾った情報なので
真偽のほどは謎なのですが、
仮にこの情報が嘘だとしても、
このような詐欺をすることは可能なので
シェアをすることにしたのですが、

 

その手法は、まずある日急に以下のようなハガキが
自宅に届きます。

 

 

sagi1

 

 

びっくりしますよね笑

 

そして慌ててなんのことやらと
問い合わせ先に電話をしてみると
架空請求詐欺を行なっているところに
繋がるという仕組みです。

 

おそらくですが、
そこで個人情報を洗いざらい掴まれて
その後何かしらのアクションがあるか、
もしくはダイレクトに賠償金などの
請求をしてくるかのどちらかでしょう。

 

本当によく考えるなぁ、
という感じですが、
これは完全に詐欺ですので
もし同じケースがあった場合は
十分に気をつけてください。

 

 

 

本来のターゲットは同人系?

 

 

推測の域を出ませんが、
おそらくこの詐欺の本来のターゲットは

『同人系』

だと思います。

 

商標権侵害に心当たりがない人に
このハガキが届いても
あまり反応はないでしょうから

『少しでも心当たりがある』

ということが重要なわけですね。

 

昨今、人気アニメや漫画のスピンオフ作品を
個人的に制作して、
それをコミケなどで販売する方が
非常に多くなっています。
(中には1日で数百万売り上げる人も)

同人が流行る=その作品が盛り上がる。
なので、メーカー側も容認している文化なのですが
訴えられたら負けますよね。
商標権を明らかに侵害していますから。

 

さらに、販売だけでなく、
SNSなどでそのような作品をUPすることで
支持を得ている人もいます。

 

また、違法ダウンロードなども
ここ最近認知されるようになりましたから
このようなハガキが届くと

「あ、もしかして・・・」

と思う方が非常に多くなっているんですよね。

 

 

多分、その辺りをターゲットにした
犯行なのだと思います。

 

 

が!

 

たまたまなのですが、
その手法が『転売セラー』にも
よく効いてしまうと笑

 

ちゃんと真っ当に販売をしていたとしても
上記のようなハガキが届いたら

「何かミスがあったのだろうか?」

と確認したくなっちゃうじゃないですか。

100%大丈夫なんてことはないですからね。

 

ですから、多分みなさんのところに
こういったハガキが届いたら
ほとんどの人は少なくとも
電話しちゃうと思うんです。

 

でも、これは届いた瞬間に
詐欺と断定できる理由がありますので
そこだけは覚えておいてください。

 

 

 

訴訟案件はハガキでは届かない

 

 

基本的に、訴訟案件って封書で届きます。
(もっというと書留で届きます)

 

ハガキなどで送ってしまうと
『本人が確かに受け取った』
という確定ができませんから
受け取った相手が「受け取っていない」
と宣言するといちいち訴訟がストップします。

そういうことがないように、
絶対に封書でしかも書留で届くんですね。

 

ですから、ハガキって時点で
これはもう詐欺確定。

 

更に言えば、いきなり
『最終告知』
も普通に考えてあり得ないですよね。

それまでのやり取りはないんかい!と。

 

ですから、よく考えると
おかしいと気づけるはずなのですが
それでも色々な要素が重なると
引っかかってしまうのが詐欺です。

十分に気をつけた方が良いですね。

 

余談になりますが、
詐欺じゃなくて実際に
『商標権の侵害』
の内容証明が届いた!
という案件を何件か知っています。

 

そういう場合に
「これも詐欺でしょ」
と弾いてしまうと大変なことになるので
封書で届いたものに関しては
ちゃんとチェックするようにしましょう笑

 

今回のケースも、
連絡をする前に電話番号を検索したことで
架空請求業者だということが
発覚したみたいですし。

 

電話番号の検索、大事です・・・

 

 

 

-輸入ビジネス小ネタ