【割と真面目】人狼ジャッジメントで仕事力を身につけよう!
2018/07/29
急にどうした?って感じですが、
最近僕がハマりにハマっているゲームの紹介です。
ゲーム自体の紹介はいろんなサイトでしてくださっているので
ここではゲームのことはさらっと触れて、
『人狼ジャッジメントが何故仕事力に結びつくのか?』
について書きたいと思います。
ネタじゃないです。大真面目です。
とりあえず読んでみてください。
人狼ゲームとは?
過去にはテレビでやっていたこともありますので
ご存知の方も多いと思いますが、
『人狼ゲーム』について簡単に解説をします。
確か、1920年ぐらいにできたゲームでして。
10名程度で遊ぶ推理要素のあるコミュニケーション系ゲームです。
詳しく解説するのが目的の記事でもないので
さらっと書きますが、
参加者にそれぞれ役職が割り当てられます。
(自分の役職はわかるけど、他人の役職はわからない)
市民側の役職は・・・
・市民→何も能力のない一般人
・占い師→任意の1名を占って人狼か否かを判断できる
・霊能者→前日に処刑された対象が人狼か否かを判断できる
・狩人→人狼の襲撃から(自分以外の)一人だけ指定して守ることができる
人狼側の役職は・・・
・人狼→夜の時間に1名襲撃し、殺害できる
・狂人→能力は市民と一緒だが、人狼陣営が勝つと勝利になる
市民陣営側、人狼陣営側で
最後に生き残った陣営が勝利となります。
(実際は役職50個ぐらいありますが上記のが基本です)
例えば9人でゲームをする場合は
・市民3名
・占い師1名
・霊能者1名
・狂人1名
・人狼2名
のようなバランスでゲームをすることになります。
昼→夜→深夜
のサイクルでゲームを進めていきます。
昼の時間では全員で話し合って、
その日に誰を処刑するかを決めます。
市民側はこの処刑で人狼もしくは狂人を排除したい。
人狼側はなるべくそれを避けたい。
なので、役職を隠しながら会話で
誘導をしていきます。
夜になると人狼同士で話し合って
(狂人は参加できない、というか誰が人狼かわからない)
誰か一人を襲撃します。
また、占い師は誰か一人を占って
人狼か否かを確認します。
狩人は誰が襲撃されるかを予想して
一人守る対象を決めます。
これらは他の人間には全く見えないところで
行われる作業です。
そして、深夜にその各行動による結果が出ます。
また昼を迎えて・・・
というサイクルを繰り返し、
勝利を目指していくって内容ですね。
こう書くと簡単そうに見えるのですが、
実際は色々な思惑が入り組みますので
非常に難しいです。
例えば、狂人はとにかく場を混乱させて
人狼有利に動くのが仕事ですので、
初日に『自分は占い師です』と
嘘の申告をします。
すると、本物の占い師が『いや、自分が占い師だよ!』
と出てきますので、もうこれでどっちが狂人か、
周りにはわからなくなります。
こうなると占い結果は信用できなくなりますので、
周りはどちらかが偽物と仮定して
推理を進めます。
また、狩人は市民陣営を守れる強力な能力を持っていますが、
自分が狩人だとバレると確実に人狼に襲撃されるので
バレないように立ち回らないといけません。
ただ、あまりにも目立たないようにしていると、
人狼だと勘違いされて、市民陣営に処刑されてしまったりします。
人狼は嘘をつきつつ、市民に紛れて
最後まで生き残るのがミッションですが、
嘘をついているので話せば話すほど
論理的に破綻してしまうリスクがあります。
しかしそれだけに、会話が少ない人は無条件に
人狼だと疑われてしまいますので、
そうならないようにうまく立ち回らないといけない。
それぞれにそれぞれのやるべき仕事があり、
それらすべてがかなり複雑で難しい。
だからこそエキサイティングする本当に面白いゲームです。
特に、論理力が求められるゲームでして、
自分の目線だけではなく、
〇〇さんからはどう見えているんだろう?
だったらどういう会話に誘導すべきなんだろう?
と、第三者視点で考えることが必須なので
ものすごく頭を使うし、演技力が必要です。
ざっくりな説明ですけど、
面白そうな感じはしますよね?
人狼ジャッジメントとは?
面白いゲームなんですけど、
一つ致命的な問題があるんですよ。
それが『人数がある程度必要』ということです。
先ほどの9名でゲームをやる場合、
それにゲームマスターと呼ばれる、
色々な情報を管理する人間を足して
10名いないとゲームとして成り立ちません。
それで、僕って友達少ないじゃないですか?
なので、まずそんなに人が集まる場所に
いくことがないんですよ。
昔はボードゲーム屋さんに行って
プレイしたりもしていたのですが、
最近はそれもできなくなっていて。
ゲーム自体は好きなんですけど、
なかなか敷居が高い。
で、そうなるとネットでやったらどうなの?
って話なのですが、
それはそれでうまくネットでそのゲームを
管理できているところがなくて、
調べてやってみるけど、ストレス溜まるだけだなぁ。
という感じで、ネットで人狼ゲームやることも
諦めていました。
が、この前たまたま『人狼ジャッジメント』が
広告で流れてきたときに、
「あれ?これだったら普通にできそう」
と感じてすぐにプレイしてみたんですね。
そしたら案の定、スムーズに進行していて
特に不満なく遊べました。
それからは、毎日のゲームの時間は
ずっと人狼ジャッジメントやっています。
(スマホアプリです)
プレイ画面としてはこんな感じ
これ、広告記事じゃないので、
リンクは貼りません。
が、超オススメなので、
ぜひダウンロードして遊んでみてください^^
(ただ、慣れるまでは専門用語とか飛び交っていて
面食らうと思います。
勉強して楽しくなるまで何回かストレス感じる必要があります)
何がプラスになるのか?
本題です。
僕は楽しいからやっているだけなのですが、
よく考えてみるとこのゲームって、
ビジネスで必要な能力を育てることができるゲームでもあります。
そこらへんの考察をして終わりたいと思います。
論理的思考力が身につく
物事を論理的に捉える力って重要です。
でも、なかなかその能力を鍛えることって
難しいのですが、このゲームでは
むしろ論理的思考力を使う場面ばかりなので
強制的にその能力が身につきます。
具体的には例えば自分が人狼だった場合。
嘘をつきつつ、人狼以外が消えていくように
会話を誘導していくのですが、
なんとなくでやっていると会話に破綻が出ます。
「あれ?それあなた目線だとおかしくない?」
と突っ込まれてしまうと一気に不利になります。
ですから、自分以外の誰か目線で自分を見た際に
この発言はどう見られるのだろう?
と考えながら発言をする必要があります。
これって、日常ではなかなかやらないですよね。
これがすごく重要。
同時に、市民側はそのような論理の破綻が
現れていないかを目ざとく探します。
この人が狼だったらどう考えてどう行動するんだろう?
とするとこの発言は怪しいよな。と。
そしてそれを周りに伝えるわけですが、
(処刑は民意で行われるので)
その際も論理的に説明しなければ、
むしろ怪しさが出てしまいます。
これらが絡み合って、進行していきますので
一瞬たりとも気が抜けないのです。
論理的思考力が身につくと、
何かのトラブルに見舞われた場合、
冷静に物事を分析して原因を究明したり
余計なことに思考を奪われなくてすみます。
交渉などにも強くなりますね。
脳の活性化
上記で書いたようなやりとりが『リアルタイム』で行われます。
これがメールでのやりとりだったら楽なのですが、
刻一刻と時間が過ぎていく中で意見をぶつけ合わないといけません。
意見がまとまらなくてアワアワしていると、
それだけで、「こいつ怪しいな」と認定されてしまいます。
スピードも大事にしつつ、その上でしっかりとした発言を
しなくてはいけませんので、
相当脳が活性化します。
ゲームを始めたばかりの頃は当たり前ですが
慣れていないので色々と苦戦します。
が、それを差し引いても他のプレイヤーが
なんでこんなに頭の回転早いんだろう?
ってびっくりすると思います。
僕もやってみて
「世の中にこんなに頭の良い人っていっぱいいたっけ?」
とびっくりしました笑
意外と普通にいきていると『考えること』って
放棄しがちです。
脳をちゃんと使う機会なんて実はそんなにないのです。
だから、このようなゲームで脳をがっつり使っておくと
普段も脳が動きやすくなります。
(ちなみに寝る前に集中して人狼ゲームやると
脳が活性化して寝られなくなります。)
叩かれ耐性
ゲームの性質的にもそうですが、
さらに、オンラインでのゲームということもあって
やりとりが激しいです。
荒らしみたいな人もいますが、それはおいておいても
怪しまれると思いっきり責められますし、
失敗したら普通に叩かれます。
また、それが怖くて慎重に行動していると
それだけで怪しまれて処刑されます。
自分が市民だった場合、無駄に怪しまれて
市民を処刑しちゃう助け舟を出していることになるので
これまた叩かれます。
なので、自分もどんどん強い意見を出していかないといけない。
これは僕の感覚ですが、
まだまだ日本人って自分の意見をどんどん発言できる人が少ないです。
もっと自己表現して良いのに。って思うこと
いっぱいあります。
自分の意見をしっかりと持ち、それを自信を持って伝える。
そんな練習にもなりますし、
また、第三者から叩かれることばかりになりますので
叩かれること自体に耐性がつきます。
今の時代、普通に生きていても
何かあると叩かれます。
ビジネスしていたら尚更です。
でも、それが怖くて縮こまったらそこで終わりじゃないですか。
ですから、叩かれることになれないといけない。
擬似的に叩いてもらえるこのゲームは
その練習としてはうってつけです。
最後に
いかがでしょうか?
もし興味がありましたら是非試してみてください^^
念のため、デメリットも紹介して終わります。
1、時間が大量に取られる
1プレイ30分ぐらいかかることもあります。
ハマると平気で2時間3時間過ぎますので
やり過ぎ注意です。
いくら勉強になるからとは言え、
やるべき仕事の時間がなくなるのはアウトですので
2、少しだけ攻撃的になっちゃう
長時間プレイしていると
自分そのものが攻撃的になっているのがわかります。
それをそのまま現実世界に持っていくと
多少痛い人になっちゃうので、そこは気をつけましょう。
3、今ちょっと流行り過ぎてる
最近、盛り上げっているみたいでプレーヤーが多いです。
ネットゲームなんでもそうなのですが、
盛り上がりの瞬間って薄いプレーヤーも集まるので
民度が低くなります。
単純に嫌がらせするために参加しているプレイヤーとかもいて
その場合、かなり萎えます。
しばらくはそういうこともあるかもしれません。
(特に日曜日はひどい笑)
まぁ、たくさん時間食うゲームなので、
紹介しづらいってのもありますが、
やってみてビビっときたらやり続けましょう。
いつか、読者さんと一緒にプレイしてみたいものです。