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転売で10万円達成するまでに乗り越えるべき5つの壁

2020/01/29

 

 

新しい時短セミナー動画をアップしました。

 

『転売で10万円達成するまでに乗り越えるべき5つの壁』

 

例によってテキスト版を投稿しますので、
ぜひ参考にしてください^^

 

今までに500名以上の方のスタートアップを支援させていただいてきて、
様々な方から様々なご相談をいただいてきたのですが、
これだけたくさんの方を見ていると、ご相談内容なんかも
かなり偏ってきて、パターン化することができるようになります。

ということで、今までの相談内容を総合して、
転売で10万を目指すにあたって、ぶち当たりやすい壁5つについて
解説していこうと思います^^

 

 

 

壁1 時給極小時代

 

 

転売を始めたばかりの頃は、作業あたりの時給が極めて低いです。

 

数時間リサーチをして全く仕入れができなかったなんてことも、
普通に発生します。

そんな中で時給を計算してみると(あくまでも概算ですが)
時給100円になってしまったなんてこともよくありますよね。

 

スタート当初に時給で価値を図るのが間違っているとわかっていても
こうして時給の低さを目の当たりにすると、
どうしても心に来るものがあります。

特に、副業でビジネスをされている方ですと、
すぐ横に比較できる本業がありますから、
より、時給の低さが際立ってしまうと思います。

 

今では僕自身は自分の時給を5000円以上は取ろうと思って
動けるようになりましたが、
転売を始めた当時は時給無なんてこともザラにありました。
アルバイトをしていたので、尚更不安でしたね。
アルバイトもっとした方が稼げるじゃんみたいな。

しかし、その考えは本当によくない。

 

そもそも雇われとビジネスプレイヤーでは性質が全く違うので
時給という尺度で両者を比べるのはナンセンスです。

 

同時に、何か新しいチャレンジをする際に初動で時給が低くなるのは
むしろ当たり前で、そうじゃないならそのビジネスは異常に
美味しいビジネスということになり、参入者過多ですぐに飽和してしまいます。

 

まだビジネスを始めてまもない段階では、
時給なんて低いのが当たり前だと認識して、
なんなら一応計算上時給がプラスになっていることを
ポジティブに捉えて乗り切って欲しい壁ですね。

 

 

 

壁2 値下がりのストレス

 

 

転売と値下がりはセットです。

 

自分で商品価値を高めることが著しく難しいビジネスモデルですから、
どうしても市場の原理の影響を一番に受けてしまいます。
転売である以上、値下がりを避けることはできません。

 

これはどんなに転売を極めた人でも一緒です。
むしろ転売を極めた人って値下がりを0にできる人じゃなくて
値下がりによるストレスを0にできている人のことだと思います。

 

しかし、そうは言っても値下がりって強烈なストレスです。

 

お金の呪縛はかなり強いですし、その中でも
『お金を失うこと』に関しては人間相当ストレスを感じるわけで。

そのため、値下がりによるストレスが、転売から撤退する
直接的な原因になることも少なくないと感じています。

 

なので、値下がりに関して、何か別の価値観を持つことが重要です。

 

具体的には値下がりを

『チャンス』

だと思っていただきたい。

 

値下がりをする。ってどういうことかというと、
リサーチ時に想定していた現象と、
実際に起きた現象の間に何かのギャップがあったってことじゃないですか。

 

そのギャップを情報として知っていれば前もって値下がりを予想できたはずなので
予測できなかったということは、何か知らない情報が
そこに眠っている。ということなのです。

 

ならば、値下がりが起きた際に、その原因究明をすれば、
まだ知らない値下がりのトリガーに気づける可能性があるわけです。

 

そして、その情報を次の仕入れに使用していけば、
必然的に値下がりに遭遇する頻度は少なくなります。
(0にはならないですけどね。)

 

値下がりに対して、単にネガティブな感情だけ持って、
アクションを起こさないことが、
さらなる値下がりを生むことに気づくべきです。

 

ポジティブな感情を持つのは難しくても、
値下がりに対して真摯に向き合って、
次の仕入れのクオリティを上げるアクションを起こせると
結果が出るスピードが速くなります。

 

 

 

壁3 終わりの見えないエンドレス作業

 

 

転売に限らず、ビジネスにおいて重要な要素の一つに

『ストック』

という考え方があります。

 

今やっている作業が、単にこの瞬間の利益を産み出すだけでなく、
将来的な積み重ねになっていることをそう呼ぶのですが、
ストックがないビジネスはアルバイトと同じように、
延々と労働収入を繰り返して、同じ時給単価で働くことになりますので、
できれば避けたいものです。

 

転売において一番わかりやすいストックがリピート仕入れです。

 

新規で仕入れた商品がしっかりと利益を伴って売れてくれて、
まだその商品を同じ値段で仕入れられる状況においては、
新規で商品を探す労力なく、商品の仕入れができますよね。

例えば、1月に100個の商品を仕入れて、
2月に100個全て売れてそのうち20個がリピート仕入できたと。

するとその20個に関してはほとんど労力なしで仕入れができていますから、
2月にも新規開拓を100個したとすると、1月と同じ労力で
120個の仕入れができていることになります。

 

こうしてストックを積み上げていくことで、仕入れのベースが底上げされ
楽に大きな仕入れができるようになり、時給単価も上がる。
これはすごくイメージしやすいと思います。

 

しかし、実際の転売においてはそこまでスムーズにリピート仕入れが増えることは稀で
本当に少しずつ小さなストックを積み上げていくことになりがちです。
もちろん、その小さな積み重ねが何よりも重要なのですが、
中には途中でリピートできなくなってしまう商品もあったりして、
その瞬間だけを見ると前述した

『延々と労働収入を繰り返して、同じ時給単価で働く』

状態になっていると錯覚してしまうことが少なくないです。

 

そう感じてしまうと、そりゃモチベーション下がりますよね。

 

ですから、ここについても捉え方を少し工夫売上して欲しいです。

 

転売における最大のストックはリピート仕入れではなくて
『リサーチスキルの向上』です。

 

転売始めたばかりの頃に

「3時間やっても見つかりませんでした。不安です。」
「これ本当に利益の出る商品あるんですか?」
「10万は仕入れられましたけど、これ以上はきついです」

とか弱気になっていた方が、
ある程度の時間を経て普通に稼げるようになった際、
忘年会とかで転売初心者の方の同様の不安に対して

「いやいや、10万稼ぐのなんて本当に簡単でなんでもないから
不安に思うことなんて一個もないですよ!」

とどの口が状態で相談に答えている光景を
もう幾度となく目にしてきました笑
(良い意味で言ってます)

 

当時のその方と、今のその方で何が変わったのか?と考えると、
もちろんマインド的な要素も大きいですが、
こと転売に関していえばリサーチスキルの変化がでかいですよね。

 

かくいう僕も、転売開始当初は本当に苦戦しましたが、
今新しく転売で10万稼げって言われたら、
何も考えずに速攻で稼ぐことができます。
リサーチスキルがあるからです。

 

そして、リサーチスキルがストックしているから、
今転売を実践すると、時給計算で少なく見積もっても
3000円とかは普通に達成できるのです。

 

このように、転売のリサーチをすること自体が、
実は隠れたストックになっています。

 

スキルのストックなので、極めて目視しづらいのが
問題なのですが、
ぜひ認識として『この作業はスキルのストックになっているんだ』
という捉え方を持ってこの壁をクリアしてください。

 

 

 

壁4 綺麗に見える隣の芝

 

 

ビジネスって外から見ると美しく見えるんですけど
実際に中に入ってみると外から見た際には見えなかった
大変なことや辛いことがあったりして、そんなに綺麗ではないです。

 

この外から見た印象と、中にいる際の感覚の関係性は
いつも同じような形をしていますので、
必然的に何かのビジネスの中にいる際に他のビジネスを外から見ると
どうしてもそのビジネスが魅力的に見えてしまいます。

そうなるようになっているんです。

 

今やっているビジネスがしんどければしんどいほど、
より他のビジネスが輝いて見えるわけですね。

 

しかしながら、当たり前ですがその綺麗に見えているビジネスも
中に入ってみれば、外から見たほど綺麗ではないことがわかるはずです。

 

こうして、延々とビジネスを取っ替え引っ替えしてしまう状態は
普通に考えて良い状態とは言えないですよね。

 

とは言え、見えちゃうんだからしょうがない。
どう頑張っても隣のビジネスは綺麗に見えるんです。
(ビジネスの経験が豊富になると、中がどうなっているかわかるので
そういうことは少なくなってくるのですが、
その経験がない初期段階ほど、そう見えてしまうのはしょうがない)

 

ですから、ここについては捉え方を変えるとかでは解消のしようがありません。
なので、シャットダウンしましょう。

 

見ないようにするわけです。

 

具体的には過度にビジネス系の情報を見ない。
SNSにおいて自分がやっているビジネス以外の情報を発信している
アカウントをフォローしないとか、
自分がやっているビジネス以外の発信をしている情報発信者の
メールなどを受け取らないとか、
なるべく今自分が向き合っているビジネス以外のビジネス情報をシャットダウンして
目移りしないような環境を作りましょう。

特に最近は新しいビジネスの情報が、これでもかって溢れていますので
自分でその情報を取捨選択していくことが結構重要になっていますね。

 

 

 

壁5 増えない資金

 

 

お金をモノに変え、モノをまたお金に変えることで少しずつ資産を
増やしていくのが転売のビジネスモデルですが、
このようなモデルの場合、お金がモノに変わっている瞬間があるため、
見た目上の資金が増えにくい傾向にあります。

 

資金が増えない主な要因としては

 

仕入れを増やしているから
(モノにお金が移動している比率が多くなる)

固定費の割合が大きいから
(売上規模が小さいうちは固定費の割合が相対的に高くなる)

利益率が低いから
(リサーチスキルのストックがまだないから)

回収ペースが遅いから
(仕入れ失敗の数が最初ほど多いから)

 

などになるわけですが、
これらは経験が浅ければ浅いほど色濃く発言する現象ですから
特に転売を始めたばかりの頃は資金が増えません。
減るケースも普通にあります。(見た目上の話)

 

これ、ある程度ビジネスに慣れた方ならなんでもない状態なのですが、
ビジネスに慣れていないとものすごい恐怖だと思うんですよね。

 

僕の場合は転売開始当時、いきなりマイナスからのスタートで、
資金ないのにクレカで仕入れ300万とかやっていたので、
もはや資金が増えるとかそういう次元ではない暗黒の戦いでしたが
恐怖と隣あわせで毎日頑張っていたことを思い出します。

 

しかし、そこを不安視して仕入れを抑えたりするのは愚行です。
(本当にマイナスになっているなら話は別ですが)

 

本当は資産が増えているにもかかわらず
見た目上の感覚に囚われて、仕入れを抑えてしまえば
せっかくの規模拡大のチャンスをみすみす捨てていることになるからです。

 

ですから、上記の資金が増えない(ように見える)原因をしっかりと把握し、
資金は増えていないけど、資産は増えているという確信を持ち、
冷静に現状を見て投資額を決めていくことが重要です。

 

 

 

 

以上です。

 

いかがでしたでしょうか?

 

きっと、すでに10万をクリアされている方は
「そんな時期があったなぁ」
って思っていただけたと思います。

また、これからそこにチャレンジする方は
なんとなく壁がどこにあるのかイメージできたのではないでしょうか。

 

動画でも喋りましたが、
今回解説した0→10万の期間が一番しんどい期間かもしれません。

 

馴染みのない『ビジネス』って世界に参入して、
その世界の常識も知らないのに現れる敵の数々。

そりゃ戸惑うよな。って思います。

 

でも、ここをクリアしないと次はないです。
一番大事で一番大変な第一歩です。

 

 

このように現れるであろう壁を少しでもインプットしていただき、
それが継続の助けに少しでも慣れば幸いです^^

 

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