交渉などの際に固定観念で勝手に相場を決めない。
2016/08/25
よく、テレビなんかで大阪のおばちゃんが
ものすごい剣幕で商品の値引きをしているのを見ることがあります。
1万円の商品を
『2000円にして!!』
みたいな(笑)
それを見て引いてしまう人もいるかと思います。
ぼくもその一人です。
ぼくは生まれてこのかた、
物を買うときに値引き交渉をしたことがありません。
(ビジネスは別としてですね)
なんとなく、
それをすると相手にも迷惑がかかるだろうし
そんなことを考えてやりとりするぐらいなら
定価で買ったほうが気持ち良い。
と思ってしまうんですよね。
ただ、ビジネスにおいてはそれじゃあダメですよね。
しっかりと交渉していかないといけないわけです。
で、ありがちなのが、
交渉前に
『この金額はさすがに値引き無理だろうな』
と決めつけてしまうことです。
冷静に考えると、それを判断できるのは
販売者だけですので、
こちらが前もって
『これはやりすぎだな』
と判断できる要素はないわけです。
もしかしたら、1万円で商品を販売していても
原価が500円かもしれないじゃないですか。
であれば2000円で売っても利益が出るんです。
それを
『1万円だから原価は3000円ぐらいでしょ。
だから2000円じゃやりすぎだよなぁ』
と判断してしまうのはもったいないですよね。
ですので、交渉の際はそういう
固定観念は捨てて、
ニュートラルに突っ込んでいくことが重要です。
交渉の時だけ、大阪のおばちゃんが
憑依してくれればいいんですけどね(笑)